ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

12GoTransport 利用でシャム湾海上を斜め一直線に突っ切り、バンコク マッカサン駅からジョムティエンビーチへ最短移動

Huaweiタブレット端末M10を使い、グーグルマップアプリ上で、バンコク市内からジョムティエンビーチまでの路線検索をしました。

 

すると、驚愕の検索結果が出ました。

 

バンコク市内はエアポートリンク電車利用でMakkasan マッカサン駅まで移動し、その後はシャム湾を南東方向へ斜め一直線に突っ切って、一気にジョムティエンビーチSoi1の Jomtien Palm Beach Hotel ジョムティエンパームビーチホテル前まで、ダイレクトに移動します。

 

南仏ニーズ空港からモナコ モンテカルロへは、ヘリコプターが交通機関として運行されています。もしかしたら、それと同等のサービスが、当地に存在するなのでしょうか!?


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どうやらこのグーグル路線検索は、マッカサン駅からパタヤまで、12Go Transportl という会社が、トヨタハイエースワゴンのミニバン(ロットゥー)を走らせているのを、反映しているようです。

高速道路の経路をちゃんと表示しないなんて、紛らわしいにも程がある。(笑)


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HuaweiスマートフォンY7でも、同じ検索結果となりました。もしかしたら、Android端末は全てそうなるのかも!?

Huawei GT308 でスマートウォッチデビュー

ついにスマートウォッチデビューしました。

2年くらい前から購入を考えていたのですが、ようやく踏み切りました。

 

品名:    Huawei GT308    直径36ミリ  

価格:     5,999バーツ (20,500円)

購入店:    Huaweiショップ  ターミナル21パタヤ3階

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直径32ミリタイプや、ほぼ同機能でスリムなブレスレット形状もあったのですが、私は視認性を重視して、腕時計型36ミリタイプにしました。

購入後、店員さんが私のiPhoneに専用アプリをインストールし、手際よくサクサクッとセットアップしてくれました。

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百聞は一見にしかず。

毎日会社へ通勤する生活様式ではないので必需品とは言えないし、目が悪くて細かな数字の表示は見えないから使いこなせないだろうなー、と思っていました。しかし、全くの見当違いでした。

今や、電話番号での音声通話は、スマートフォンのさまざまな機能の一つに過ぎません。スマートウォッチも腕時計の形はしているけれど、中身は時計全くの別物。そう理屈としては知っていても、実勢に腕に巻いて丸1日経ってみて、ようやく納得しました。

 

普段は文字盤は無表示で、手首を軽くひねった時だけ、センサーが反応して5秒間のみ、時刻を表示します。これだけでもうなんか、未来感。文字盤は、クロノグラフや心拍計など15種類から選べ、いつでも気軽に変更できます。歩数、脈拍、現在地、高度、気圧を常時測定。歩く、走る、泳ぐ、自転車と、四つの運動履歴が記録可能。もし、ブルートゥースでリンクしているスマホの在処がわからなくなっても、警告アラーム音を発生させて、発見できる。

 

充電は、磁石式の丸いベースにのっけるだけ。丸1日装着していて、電池の消費量は8%ぐらい。なので、カタログ上の充電は2週間に1度というのは、概ね合っています。充電が面倒くさくないって、最高。

1日1回シャワーを浴びる際に充電しておけば、それで十分です。シャワー以外ほぼ24時間、ずっと腕につけています。

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スポーツジムでは、最大脈拍数が150を超えないよう、モニターできます。

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スマートウォッチ購入の最大の動機は、睡眠の改善です。

思ってたよりずっと高機能です。スマホでも、枕元に置いておくと睡眠を計測できるアプリはありますが、精度や内容が全く違います。

就寝時刻、睡眠時間、起床時刻はもちろんのこと、深い睡眠、浅い睡眠、レム睡眠がそれぞれ何時間で、どのように分布していたかまでを、連携するスマホ上に表示します。

自覚のあるなしに関わらず、夜中に何回目覚めたか、何時頃に何分間くらい目覚めていたかまで分かります。

 

睡眠は、総合スコアとして百点満点中、何点だったかを表示します。80点以上なら良好。私の場合は、概ね70点台です。睡眠スコアの数字と、実際に目覚た時のスッキリ感は、明確に比例します。

数字の良かった時と悪かった時を比べて、どんな振舞いや工夫をした場合に睡眠改善されるかを、知ることができます。

スコアに応じて、就寝前の水分の摂りすぎに注意しましょうとか、夜中に目覚めても時刻を見ないようにしましょうとか、具体的なアドバイスをくれます。

昨晩の睡眠はわずか6時間6分でした、などと表示されると、もっと寝なきゃなーという気になります。

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いやー、こんな優れモノなら、もっと早くに買えばよかったです。

現在20歳で、スマートウォッチを身につけて毎日自然に自己管理している人は、恐らく将来は確実に110歳まで生きられるのでしょう。そうでない人は、多分90歳止まり。情報革新について行くかどうかで、寿命の長さが決まる時代になってきているのかもしれません。

 

 

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キンドル 英語洋書をギリ2倍速で耳読

アマゾンキンドル fire端末の読み上げ機能と、シャープ製ネックスピーカーの組み合わせで、本をひたすら耳読しています。

 

先週、リチャードワイズマン(著)・矢羽野薫(訳)の「運のいい人の法則」という本を、読もうとしました。運のいい人の法則を、科学的にまとめた本です。

 

Amazonで検索すると、2011年刊の本で、残念ながら紙の文庫本しか存在しません。

英語の原書は、Kindle版電子本が存在するので、仕方なくそちらで読むことにしました。

 

The Luck Factor:  The Scientific Study of the Lucky Mind (English Edition)   by Richard Wiseman

Amazon CAPTCHA

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普段、時間節約のため日本語の本は、fire端末の3倍速機能で音声読み上げしています。

さすがに、母国語ではない英語だと、3倍速では速過ぎて内容が聞き取れません。1.5倍速だと、リラックスしつつ内容を普通に聞き取れて、ちょうどいい感じです。日本語の3倍速と、おおよそ同じ感覚になります。

 

 第1章は、1.5倍速で耳読しました。

第2章は試しに、2倍速で聴いてみました。目を閉じて、集中して聞き耳を立てている状態では、ちゃんと聞き取れます。しかし、朝食の支度で手を動かしながらとか、トースターや電子レンジの稼働音が鳴っている状況下だと、なんとなく理解度が落ちます。

 

第3章は、再び1.5倍速に戻しました。聞き取れるものの、いややっぱり2倍速にも未練が残るなぁ、という気持ちがしてきました。

 

この本を読み進めていくと、所々で棒グラフのイラストと、その説明文が入ります。目でイラストを見ずに耳で聞いているだけだと、その箇所はなんのことやら状態で、モヤモヤして集中力が途切れてしまいます。

 

そこでは耳読は一旦中止し、fire端末画面上で、1ページ0.5秒のぺースでどんどんめくっていき、本を最初から最後まで、ざっと目で眺めてみました。

これは10年前に習った、フォトリーディング速読法の手法です。本の各ページを写真のようにイメージとして捉え、次々とざっと眺めることで、本の内容を深層意識に取り込みます。

 

フォトリーディングした後で耳読を再開すると、棒グラフ箇所でのモヤモヤ感を気にせずに、先へと聴き進められるようになりました。仔細へのこだわり感がなくなりました。

 

より抵抗なくリラックスして耳読できるようになったので、これなら再度、2倍速にチャレンジしても良いかと、思えるようになりました。

そこで第5章以降は、2倍速にしてみました。おぉ、聞き取れてない感がぐっと減りました。ギリギリ大丈夫です。

 

全226ページのこの本を、朝食時間を使って、3日間で読了できました。

洋書の耳読は初挑戦でしたが、思ったより抵抗感なく読み進められました。

速度さえ落とせば、洋書も日本語の本と同様に耳読できると判り、収穫でした。

今後は日本語の本も英語の本も、まずはフォトリーディングして抵抗感を少なくしてから、耳読に取り掛かりたいと思います。

 

 

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一晩ではなく20時間水に浸すと、ライティップ印の紅インゲン豆は柔らかくなる

毎週1回のペースで、ホットクックで豆を蒸しています。タンパク質摂取を目的としています。

豆は黄、赤、緑、黒の4種類を用意し、ローテーションしています。

 

赤は、ライティップ印の紅インゲン豆を使っています。

品名:  Raitip Red Kidney Beans  ไร่ทิพย์ ถั่วแดงหลวง ライティップ トゥアデーンルァーン

内容量: 500g

製造者: Thanya Farm Co., Ltd.

価格:  40バーツ(135円)

ไร่ทิพย์ : ประกอบธุรกิจการผลิต คัดแยกและบรรจุ ธัญพืช ถั่ว และเครื่องเทศต่างๆ : Raitip

 

どこのスーパーやローカル市場でも、簡単に手に入ります。より正確には、この豆は紅花インゲン Runner bean というらしいのですが、細かいことは気にしません(笑)。

 

ただ、問題があります。この赤豆がどうもうまく蒸せません。

蒸しあがりがイマイチふっくらとせず、固いままです。いちおうは食べられるけど、食感がダンボールのよう。蒸し時間を延長しても、うまくいきません。

 

それが、ひょんな事から解決しました。水に浸す時間を長くすればよかったのです。

 

豆を蒸す際には、予め一晩水に浸けておきます。

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赤豆はこれまで、一晩8時間浸けていました。それが今週たまたま、お昼12時に水に浸し、夜に蒸そうと思っていたら忘れてしまい、翌朝になってしまいました。

浸けた水の表面を見ると、微かに泡が立ってたりします。ヤバい。浸けすぎで傷んでしまったかもしれしれない。

 

恐る恐る1時間蒸してみると、結果は思いのほか良好でした。今までになく、甘くふっくらしています。大成功です。

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 他の色の豆はサイズが小さいので、浸水は8時間で良いようですが、この赤豆は大ぶりなので20時間が必要なようです。ようやく、素材本来の味を引き出せました。

 

これで、豆ライフがさらに楽しくなります。

 

 

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チョイむきsmart に金属爪を取り付けたら、ミニマンゴーがきれいに剥けて手軽なおやつに

前回投稿で書いた手動フルーツ皮むき器 "チョイむきsmart" なのですが、実は十日間ほどで使わなくなってしまいました。りんごは綺麗に皮を剥けるので良いのですが、それ以外のフルーツがうまく剥けないのです。

 

オレンジ、キウイ、ミニマンゴーは、下半分まで剥けたところで、果実が下側のプラスチック製回転爪から外れてしまい、そこで止まってしまいます。4回に3回は失敗してしまいます。

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半分剥けた状態のオレンジの、残りの皮半分を包丁で剥くのは、大変です。果肉は崩れるわ、汁で手はべちゃべちゃになるわで、朝から気分がブルーになります。

一方、朝食りんごは、私は皮を剥かずにそのまま八つ切りにして、食べる派です。

りんごのコンポートは2ヶ月に1回しかくらいしか作らないので、りんごの皮を剥く機会が、実はあまりありません。

 

つまり、普段剥かずに食べる果物は綺麗に剥けるけど、剥いて食べたい果物はきれいに剥けないのです。それで徐々に使わなくなってしまいました。

 

約2ヶ月の放置後、ふと思いつきました。

この器械には交換用アタッチメントとして、柿むき専用の金属爪というのが付属しています。果実を支える下側の回転爪は、標準では白いプラスチック製です。柿を剥く際には、4本の釘が付いた金属爪に交換し、固い柿の実をしっかり固定できるようにします。

柿以外の果実も、この金属爪を使えばうまく剥けるのでは??

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アタッチメント交換の際には、ハンドルを収納して動かないようにした上で、回転爪を時計方向に回すと、取り外せます。取り扱い説明書を捨ててしまうと、この交換方法がわからなくなるので、要注意です。

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金属爪に取り替えて、早速ミニマンゴーを剥いてみました。果実がグラグラして外れることなく、最後まで綺麗に剥けました!

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指で持って、そのままかぶりつけます。皮を剥いた桃にかぶりつくような感覚です。

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マンゴーフェチの私にとって、これは画期的なブレークスルーです。

包丁もまな板も使わず、手も汚さず、いつでも気軽にマンゴーの皮を剥いて、食べられます。革命的とさえ言えます。これでマンゴーが、バナナに次いで気軽に食べられる、ヘルシーなおやつの仲間入りです。

本体サイズの都合上、皮が剥けるのは大きさ10センチぐらいまでのミニマンゴーだけになりますが、おやつとして食べるには十分です。

 

これで私の南国生活の質QOLが上がりそうです。

 

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ちょいむきスマートでリンゴをシャカシャカーーッとむいて、お手軽にコンポート作り

3月の日本一時帰省時に、手動フルーツ皮むき器をAmazonで購入し、タイの自宅へ持ち帰りました。

 

製品名: チョイむきsmart

製造者: ムロコーポレーション

価格:  4490円 

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このガジェットを知ったきっかけは、私のホットクック調理の師匠こと mikicoさんのブログからです。

amba.to

 

果実を上下二つの爪で挟み込みます。ハンドルを回すと下側の爪が反時計方向に回転して果実を廻します。同時に果実の表面をなぞりながら、刃先が下から上へと動いていき、皮をむいていきます。

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りんごがシャカシャカーーッと剥けて、オモチャ感覚で楽しいです。

するするーーっと剥けた皮は、何かに再利用できないか、考えてしまいます(笑)。

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これでりんご三個を次々と剥き、八つ切りにしてホットクックの内鍋に入れ、砂糖とワインを加えてスイッチオンすれば、45分後にはリンゴのコンポートの出来上がりです。

レストランクオリティーのデザートが、手間いらずでお手軽簡単にできます。素晴らしい&嬉しい。

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ローソン108のプリンとシュークリームは侮れない

バンコク市内BTSチットロム駅直結のショッピングモール マーキュリーヴィル Mercuty Villeを探索しました。近隣にモールが林立する中、ここは個性ある飲食店をズラリと取り揃えています。

 

スイーツに関しては、四階のヴィーガンレストランカフェ ヴィーガネリー Veganerie が出色でした。ただ、ヴィーガネリー以外の甘味処があるかと探したら、意外と見つかりません。

一階にはコンビニのローソン があり、ここなら少しはスイーツが置いてあるかと思って、見に行きました。

 

タイランドでコンビニといえば、1にセブンイレブン、2にファミリーマートです。飽和状態と思えるくらい、日本と同等かそれ以上に、あちこちにくまなく出店しています。

最後発のローソンは、独自の戦略を取っています。単独路面店は出さず、企業内や駅ナカやモール内といった、商業地域に特化しています。パタヤエリアには未進出で、ジョムティエンから最寄りのローソンは、レムチャバン港店になります。

 

なので、マーキュリーヴィルの建物内に入り、ローソンの看板が見えた際には、あっローソンだ!と目を奪われました。

店名はLawson100ではなく、108になっています。何が108なのか、なぜ108なのか、日本の消費税率が8%から10%に上がったらここの店名はローソン110に改名するのか、もしかして東急109の真似をしているのか、興味は尽きません(笑)。

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店内のレジの真正面の位置に、スイーツコーナーはありました。日本でよく見かけた品もあれば、目新しいのもあります。その中から、以下5点を買い求めました。計159バーツ(540円)。

 

・メルティプリン 塩キャラメル味 Melty Pudding Shio Caramel  一瓶

・北海道ミルクのシュークリーム Hokkaido Milk Chux Cream 2個

・チョコレートバターブレッド Chocolate Butter Bread  2個

 

もう和製英語の直訳そのまんまで、英単語の綴りとしてはめっちゃ怪しげです。微笑みの国タイランド在住の西洋人の皆様におかれましては、温かい目で見守っていただければ幸いです(笑)。

 

日本もタイランドもスイーツについては発展途上国ではありますが、このプリンとシュークリームに関しては、先進国フランスやイタリアの方々にもおおすすめできるレベルかと思います。濃くて旨い。コンビニだからと侮れません。なので、アルファベットの綴り字間違いがパチモン感を演出してしまってるのが、実に惜しい。

この味とお値段で、しかも24時間買えてしまうのは、ほんとうにに大したものです。

 

バターブレッドに関しては、かなり乾いたスポンジにチョコレートを絡めてます。このテイストは明らかに、タイ人の好みに特化したローカル向け仕様になっています。

日本仕様を直輸入するだけではない企業努力が感じられ、好感が持てます。

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一般の商店では、室温保存が可能な安っすいバタークリームを使ったケーキが、まだまだ多数売られています。遠くない将来、日系コンビニがこの状況を変えるのかもしれません。

 

 

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ヴィーガネリーでベジタリアンアイスクリームデビュー

前回投稿のタコベルでタコスをを食べた後、同じモールの四階に上がり、そこでアイスクリームを食べました。

ただのアイスではありません。そこはヴィーガンvegan 絶対菜食主義のベジタリアンレストランカフェで、肉魚だけでなく、卵や乳製品や蜂蜜といった動物由来の材料を、全く使いません。純植物由来のアイスクリームというものを、初めて食べました。私にとって、タイランドで初めてのヴィーガンレストランデビューとなりました。

 

店名:    Veganerie ゥィーガネリー  チットロム店

住所:   Langsuanランスワン通りとSukhumvitスクンビット通りの交差点角。

            高架鉄道BTSチットロム駅直結のショッピングモール Mercury Ville マーキュリーゥィル4階

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お店の詳細については、バンコク在住ブロガーの皆様が多数投稿されてますので、そちらをご参照ください。

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ヴィーガンでは、ごく限られた食材しか使えないため、飽きないようバリエーションを持たせるには、高い調理技術が必要です。生鮮食材ばかりを扱うので、お金も手間暇もかかります。長く続けるには、栄養学の知識も必要です。

私のはと言うと、自炊では赤身肉は登場頻度が低めですが、それ以外の動物性食品は気にせずに使っています。使わないと、うまみを出すのがとても難しい。なのでヴィーガンレストランは、私には出来ないテクニックを魅せてくれる場所になります。

 

明治生まれの私の祖母が作る料理は、農家のおばあの手作りであり、今にして思えば立派なゥィーガン料理でした。でも、今の時代は逆。ウィーガンは、時間もお金も知識もある富裕層にのみ許される贅沢です(笑)。

この店の客層は、ランスワン通り界隈在住のランスワネーゼばかりかと思いきや、着席してみると周囲は、普通に若い人のグループが目立ちます。駅直結の便利な立地だからでしょうか。バンコクのヤングのみなさん、意識高いなー。

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メニューの中から、チーズケーキサンデーCheese cake sundae とブラックフォレストサンデーBlack forest sundae を選びました。各195バーツ(670円)。普段はデイリークイーンDQのモカアーモンドファッジ30バーツくらいしか食べない私にとっては、特別なハレの日のデザートです。

サンデーに使うアイスクリームは、ショーケースにある6種類の中から、2つを自分で選びます。

 

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いや、もう、ゥィーガンとか関係なく、純粋に美味しい。

もし一般の市販のアイスクリームと並べて、ブラインドテストをしたとしても、私はこれを選ぶと思います。食味はしっかりコクがあり、滑らかクリーミーで旨い。もの足りなさとは無縁。食べた後のしつこい感がなく、後に変に引かないのが良いです。特に、大豆タンパクでのチーズケーキの再現性の高さは、驚嘆レベル。

 

量は多くありませんが、満足度高いです。がっつりタコスを食べた後なので、ちょうど良い感じ。

それにしても、バターと卵を使わずに、このこっくり感を出すには、相当な量の砂糖が使われているんだろうなぁー。でも、普段自宅では甘いものはほとんど食べないし、たまのバンコクへのお出かけのハレの日イベントなので、良いことにします(笑)。

 

 

タコベルバンコク店へ行き、20年ぶりのタコス体験

私の三大お気に入り米系ファストフードといえば、

・バーガーキングBurger King のオニオンリングフライOnion ring

・ウェンディーズWendy's のチリビーンズChili beans 

・タコベルTaco Bell のビーンラップ Bean wrap

になります。

 

バーガーキングはタイランド全土に多数チェーン展開しており、時折お世話になっています。ウェンディーズは一時期、日本に展開しており、そこで賞味できていました。タコベルは、在日米軍基地内以外には無く、足を向ける機会がありません。

 

最近、バンコク市内へお出かけの際のマイブームは、チットロムのランスワンLangsuan 通り界隈の散策です。

通りをずっと北へ歩き、スクンビット通りとの交差点の角で、なんとタコベルを見かけました。タイに進出しているのですね。知りませんでした。

 

店名:  タコベルTaco Bell  バンコクチットロム店

住所:    高架鉄道BTSチットロム駅直結のショッピングモール Mercury Ville マーキュリーゥィル1階

オープン:    2019年1月

ここがタイランド第1号店で、あとサイアムパラゴン内に2号店があるようです。

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お店の詳細については、バンコク在住ブロガーの皆様が多数投稿されてますので、そちらをご参照ください。

 

タコベルのお店に足を踏み入れるのは、20年ぶりくらいでしょうか。昔むかし、米シカゴ郊外の店舗に行って以来かと思います。ちょっと感激。

メニューにビーンラップは見当たらなかったので、セットメニューの1番 Chicken wrap チキンラップと、2番Tacosタコス二個セットを、頼みました。鶏肉チキンが標準で、ビーフにすると割増料金になる設定に、へーーなるほどでした。なんとなく、ヒンズー教徒フレンドリー。

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やわらかいラップとクリスピーなタコス。パリパリのコーンチップとホクホクのフライドポテト。メニューの1番と2番は内容が対照的で、両方食べれて変化が楽しめました。ラップもタコスも、おかわりしたいくらい。とても満足。

飲み物のドリンクバーはダイエットコークに加え、ただの炭酸水があると嬉しいかも。

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ジョムティエンに帰ってきてから、周囲にタコベルで食べてきた話をしたら、英語系の皆さんの食いつきがめっちゃ良い(笑)。ジョムティエンはイタリア料理店激戦区ですが、中南米系のお店はほとんどありません。なので、ニュースバリューがあります。

あと意外と、大陸欧州系の人たちの食いつきも良い。スペインでは、タコベルは結構メジャーらしく、馴染みがあるようです。

次回チットロム駅に降り立つ機会があったら、またタコベルへ足を運ぶつもりです。

 

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大阪王将バンコクタニヤ店で餃子を賞味

日本に帰省すると、餃子の王将でガッツリ餃子を食べるのが好きです。

タイランドには進出していないチェーン店なので、日本での楽しみになっています。

 

と思っていたら、バンコク在住のお友達がInstagramに、王将で餃子を食べている写真をアップしていました。びっくり。

なんと、大阪王将がバンコクにすでに数店舗、展開しているんだそうです。これは見逃せない。早速行ってきました。

 

店名:    大阪王将バンコクタニヤ店

住所:    Thanyaタニヤ通りの脇の路地    BTSサラデーン駅徒歩3分

営業時間:    午前11時から深夜2時

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お店の詳細については、バンコク在住ブロガーの皆様が多数投稿されていますので、そちらをご参照ください。

 

280バーツのセットメニューの中から、餃子12個のAセット定食と、餃子6個とミニラーメンのCセットを頼みました。連れの友人は赤身肉が食べられないので、餃子は鶏肉をチョイス。豚か鶏かを選べるのは、イスラム教徒フレンドリーで良いです。私はもちろんポーク。

 

期待通りに、餃子がちゃんとおいしい。立地の良さを考えれば、コスパは悪くないです。嬉しい。タイランドの地で、この餃子を食べられるようになったとは、感慨深いです。

 

早めのランチで11時半に入店したのですが、その時点では、他にお客は誰もいませんでした。しかし、その後続々とお客が入ってきて、12時過ぎにはほぼ満席となりました。繁盛しています。店内は明るさと清潔感があり、日本人率はかなり高めに見えました。

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パタヤでは12年前にセントラルデパートが開店し、昨年はターミナル21がオープンしました。

タイランドで展開している日系飲食チェーン店は、ほぼ揃ってはいます。それでもなお、たまにバンコクに来て、少数でパイロット展開している店舗に来ると、テンションガン上がります(笑)。

 

あとタイに来てくれたら嬉しいのは、サイゼリアとスガキヤかなー。

 

 

 関連投稿:

あったらいいなの王将・大関・淀橋 - ヒデヨのジョムティエンビーチ便り

 

ロイヤルクリフコンドのプールサイドでシンプル贅沢な朝食を

パタヤ Pratumnak Hill プラタムナクヒルの顔と言えば、Royal Cliff ロイヤルクリフ。

ホテル、コンドミニアム、コンベンションセンターの3エリアから構成されています。

その中のコンドミニアムエリアのプールサイドで、朝食を食べてきました。

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コンドミニアムの付帯プールは、緑豊かで海に面したインフィニティプールとなっています。午前9時以降は、プールサイドのテーブル席で、飲食物の注文が可能。

メニューをもらい、カオトム雑炊 ข้าวต้ม Rice soup 80バーツ(270円)、コーヒー、水を注文しました。シンブルな朝ごはん。

 

注文のあとひと泳ぎし、プールから上がってくると、ちょうどカオトムが運ばれてきました。鶏の出汁が効いたスープで、具の豚ミートボールはジューシーで、美味。

ブルーのカップで提供されるコーヒーが、プールサイドの雰囲気にマッチしています。

ビーチ暮らしであっても、水着姿のまま朝食を食べるなんて、初めてです。気分がいいものです。

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気分がいい理由はもう一つ。広いプールは他に誰もおらず、ずっと貸切状態でした。贅沢。

マンションは4棟ありますが、通年でここに住んでる世帯はおそらく、全体の10%にも満たないのではないでしょうか。とにかく人が少ないです。

ロイヤルクリフのホテルは、パタヤでも指折りの人気五つ星ホテルで、そちらのプールサイドはいつも滞在客で大賑わいです。打って変わってコンドミニアム側は、ひたすら静寂。

午前10時ぐらいまでは、プール面積の半分がマンション建物の日陰になるので、眩しくなくて、過ごしやすいです。

 

ジョムティエン暮らしで、ここは最もシンプルかつ贅沢な朝食のスポットになります。

 

外国人宿泊滞在報告TM30の届け出には、膨大な書類を準備して、遅滞なくきちんと申請を

6月24日付のタイの英字紙 Bangkok Post バンコクポストに、すんごい記事が掲載されています。

bit.ly テロ防止を目的とし、タイランドではこの3月から、やってくる全ての外国人に対し、入国から24時間以内に、宿泊場所の届け出を入国管理局へ提出するようすることが、義務付けられました。TM30制度と呼ばれています。

 

ホテル宿泊の場合は、ホテル側がオンラインで入国管理局へ届け出ます。

友人宅泊や民泊が要注意です。外国人を宿泊させる家主が、入国管理局へ届け出る必要があります。違反すると最大2000バーツ(7000円)の罰金です。一般のタイ市民は、TM30制度の存在をまず知らないので、本当に要注意です。

実際の罰金支払い発生は、ビザの更新や延長手続きで入国管理局を訪れた外国人において、TM30の不備が発覚し、家主ではなく外国人自身が払わされる場合が多いようです。

 

私はてっきり、TM30は数ヶ月以内の短期来訪者のみが、対象だと思っていました。私のような1年有効のロングステイビザ保持者は、毎年ビザ更新時にアパート賃貸契約書の控えを提出しているので、関係ないと思っていました。

しかし、記事を読むとどうやらそうではなく、私を含め大部分の在留邦人が対象になるようです。仰天です。

 

TM30の対象外は、三つあります。

・外交官もしくはそれに準じたパスポートの保持者

・永住権保持者

・マンション区分登記タビヤンバーン保有者

 

つまり、賃貸住まいもしくは一戸建て住まいの人は、全て対象です。タイ人配偶者と国際結婚している人、正規の労働許可書を持っている企業駐在員や現地採用者およびその家族、ロングステイビザ保持者、学生ビザ保持者、みな毎回タイへ入国のたびにTM30提出が必要です。

自宅住所が、入国管理局から何10キロ離れていようが、関係ありません。入国後24時間以内に必ず出頭し、届出するする必要があります。

TM30の届け出が気軽にできるタイ語Androidアプリは存在するらしいのですが、実際にそれを使っている人を、私は聞いたことがありません。

 

最も大変なのは、戸建て住まいの人です。タイランドでは外国人の土地所有は認められていないので、戸建て住宅は法人名義となります。TM30の提出にあたっては、

.不動産所有権証書の写し

.売買契約書の写し

.会社の宣誓供述書

.タイ人法人代表の委任状

.委任状名義人の身分証明書

 

膨大で複雑で、ため息が出ます。

 

自分でマンション1室を購入した人も、うかうかしていてはいけません。

最寄りの入国管理局へ1度は出向き、自分がTM30の非対象者であることを確認しておく必要があります。

マンションを自分で買ったと言っても、登記がタイ人の配偶者やパートナー名義になっていれば、TM30は必要です。

マンションが日本人夫の登記となっていたとしても、その日本人妻はTM30提出が必要です。

 

対象があまりにも広範囲です。ホテル宿泊にしても、もしホテルフロントの人がうっかり申請を忘れていたら、アウトです。

バンコクポストの記事内容が全てキッチリ施行されるとしたら、もうタイにいる外国人は全員、いつでも誰でもどこででも、2000バーツ罰金のリスクがあると、考えておいた方が良さそうです。

 

とにもかくにも、TM30を遵守しましょう。

自分で意図していなかったとしても、もしもそうなった場合には、違反は違反なのですから、反省して神妙にしましょう。そして、この国に対する税金だと思って、きっちりと笑顔で支払いたいものです。

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ミャンマーのジーニアスコーヒーが美味しい

2月のヤンゴン旅行の際に、スーパーで買い求めて来たミャンマー産コーヒー豆を、この程ようやく開封しました。

淹れみたところ、ことのほか美味しい。

 

商品名:    Genius Shan Highlands Coffee  シャン高地産ジーニアスコーヒー

内容量:    500g

種別: アラビカ種

製造者:    Aung Nay Lin Htun Co., Ltd.

購入店:    スーパーMarket Place

住所:    Alan Pya Pagoda Street    ヤンゴンシャングリラホテル地下アーケード内

Genius Shan Highlands Coffee from Myanmar (Burma)

 

東南アジアでコーヒーの産地といえば、ベトナムかインドネシア。ハノイの街では、至る所に地元の人向けのコーヒーショップやお茶屋さんがあり、高い喫茶文化が見受けられます。一方、ヤンゴンでは、あまりそうした光景は見かけられず、コーヒー豆のレベルは高くないのかなと、なんとなく思っていました。

 

ところが、さにあらずでした。

あまり期待せず、当時とりあえず自分用のお土産として、テキトーに宿泊先近くのスーパーで、コーヒー豆を買いました。今月、ベトナムコーヒーの手持ちが無くなったので、それでミャンマーコーヒーを開封した次第です。

 

酸味は強くなく、深く柔らかい味わい。素晴らしき天才ジーニアスです。

製造者のホームページを見ると、2012年から始まった新興のコーヒー会社のようです。今後の発展にさらに期待です。

次回、ヤンゴンを訪れる機会があったら、またこの豆を買い求めたいと思います。

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三国志全8巻をついに耳読で読破しました

 Kindleファイヤ端末の音声読み上げ機能と、シャープ製ネックスピーカーの組み合わせでで、本を耳読するのが習慣化しました。

この3週間は、隙間時間の全てを充てて1冊の本に集中し、読了しました。

 

講談社刊 吉 川英治の「三国志」です。

Kindleの青空文庫で、全八巻が1冊99円にまとめられています。

https://amzn.to/2Xse3El

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きっかけは、4月に行った中国四川への旅行です。

成都に滞在し、観光名所となっている市内の武侯祠(ぶこうし) を訪れました。諸葛孔明や三国志の偉人達を祀っている場所です。

成都武侯祠 - Wikipedia


実は私は、これまで三国志は読んだことがなく、中国の歴史にもまるで無知でした。三国志や諸葛孔明という言葉は聞いたことはあったけど、諸葛孔明が三国志の中の主要人物だという認識さえ、持ち合わせていませんでした。

 

なので、武侯祠を見てまわっても、「へぇ、そぅ、ふーん」という薄ーい感想しか、持ち合わせませんでした。ただ、訪れている大勢の中国人観光客は、皆さんとても熱心に、そこかしこの像や調度品や書物に見入っていました。その熱心さが、印象的でした。

 

あの皆さんの熱心さがどこから来ているのかを知りたくて、それで三国志を読もうと思い立った次第でした。読了した今にして思えば、なんてもったいない成都訪問だったんだろうと思います。僅かばかりでも三国志の知識があれば、何十倍にも興味を持って、滞在楽しめたことと思います。とにかく、またいつかリターンマッチで、成都は訪れてみたいです。

 

三国志は、私にとって初めての超長編小説読破でした。今は達成感が半端ないです。自分で自分を褒めてあげたい(笑)。

読み進めるのが面白くて、すっかりハマってしまいました。

 

私は推理モノや探偵モノが苦手です。映画や2時間サスペンスドラマを観ていると、あらすじがこんがらがって分からなくなってしまうことが、しばしばです。

ストーリーのそこかしこに様々な伏線が敷かれ、最後にはそれら全てが統合されて、犯罪のタネあかしがされ、観客はその意外さに驚愕し拍手喝采します。しかし私にはそのオチがわからず、理解できずにポカンとしてしまうのです。おそらくは脳機能的に、何か弱い部分があるのだと思われます。

そんなわけで、長編の本を読むのは、全く得意ではありません。

 

三国志には、おびただしい数の中国古代の地名や人名が登場します。文語的な言い回しも頻出します。

目で文字を追う従来の読み方では、おそらく最初の数十ページで挫折していたと思われます。

しかし、ラジオドラマ感覚で耳読することにより、仔細にとらわれず、どんどん先に読み進めることができました。最新テクノロジーのおかげです。

 

人名については、主要人物の劉備玄徳、関羽、張飛、諸葛孔明、趙雲、曹操、呂布くらいを記憶し、後はこだわらないことにしました。20:80パレードの法則で、主要キャスト20%だけを覚えておく作戦です。

ただ、音声読み上げにつき、人名はともすると訓読みになってしまいます。孔明は全て「ひろあき」と、めっちゃ日本人的に読み上げられてしまいます。違和感大きすぎ(苦笑)。まぁ、そこは許容範囲とします。

 

音声読み上げだけだと、人名の漢字が頭に思い浮かばないことが多いです。例えば「ちょううん」の姓は「張」なのか「趙」なのか。名は「運」なのか「雲」なのか。

不明な場合でも、20回くらい以上繰り返し名前が出てきたところでようやく、Kindle画面を見て漢字を確かめるようにしました。

地名も同様に、20回以上頻出してから初めて、Kindle画面を見て漢字を確かめて、さらにググって現在の中国の地図上でどこになるかを、確認するようにしました。

とにかく正確さにはとらわれず、話の筋をきちんと追ったり、人物の相関図をきちんと把握しようとしたりせず、その場面ごとの面白さを感じて、物語全体の展開のリズムを感じるよう、心掛けました。

 

諸葛孔明以外は、どの登場人物も人間味豊かに描かれており、長所と短所を併せ持つ生身の人間として、生き生きと描かれているのが、魅力でした。劉備の真っ正直さと穏やかさ、関羽のの徹底した忠君ぶり、張飛の豪放快落さ。ヒール役の曹操にしても、時と場合により必ずしも冷酷無慈悲ではなく、心の葛藤や迷いがあり、ある意味魅力的な人物となっていて、どこかリアリティを感じさせます。

 

また読後には、これまで訪れたことのある中国の街を、改めて三国志的視点て思い起こす良い機会となりました。

 

成都:    今年四月中旬に訪れました。日中の最高気温は25度を超え、亜熱帯の陽気でした。

平坦な大地がはるかも彼方まで広がり、中国奥地の趣きは皆無です。スーパーやローカル市場では豊富な生鮮食材が並び、その種類の多さとサイズの大きさに驚かされました。水産物も豊富で、長江は海扱いなのだなと分かります。蜀の都は、食の都。

奥地というのは、あくまでも極東の島国日本からの視点。タイランドから見れば、まっすぐ地図を上に上がっていったところが成都になります。成都からすれば、北京もチェンマイも天竺インド東部も、ほぼ等距離。蜀こそが東洋世界の中心にふさわしい、と考えるのは自然でしょう。

 

重慶:    切り立った険しい断崖地形の上に、1000万人の大都市がよくも構築されているものだと、驚きを禁じ得ません。呉の水軍が長江を遡って蜀を攻めるのは、まったく不可能とお前思われるような、天然の要塞になっていると思えます。

 

昆明:    諸葛孔明の南蛮遠征は、現在のミャンマー国境近くまで進出したようです。今から1700年も前に、成都徒からはるばる雲南の地まで進軍するなどとは、途方もない距離です。スケールの大きさをに、圧倒される思いです。成都に比べればずっと奥地感があり、ここなら猛獣使いの南方系の武装部軍隊が出てきても、さもありなんとと思えます。

 

鄭州:    魏の都洛陽へは行ったことはありませんが、そのお隣の鄭州は訪れたことがあります。

車でずっと移動して、見渡す限り緑の大平原が続き、全ての土地が畑となっています。豊穣な土地柄です。人の手が細かくしっかりと入っているのが、米中西部の大平原とは異なります。今にして思えば、ザ・中原です。漢は果てしなく広大です。

 

三国志で知識を得たことで、今後中国へ旅行に出かけるのが、さらに楽しみになりました。

 

 

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チェインドライトでペストコントロール実施

家全体でまとめてG退治するには、日本ではバルサンのような燻蒸タイプの薬剤が使われます。ただ、タイランドのホームセンターや薬局では、そのタイプは見かけません。

当時のGは、日本のよりは体が小さくて色は薄く、攻撃性も低いです。出現頻度は、さほどではありません、それでも年に1度くらいは、きちんとまとめて駆除ペストコントロールしておきたいものです。

 

バルサンはなくとも、同等の薬剤スプレーがあると知人に教えてもらったので、早速使ってみました。

 

商品名:    Chaindrite เชนไดร้ท์  チェンドライト1   シロアリ.ゴキブリ.アリ駆除用

価格:    180バーツ (600円)

内容量:    600ml

購入店:    Bic-C Extra Pattaya   ビッグCエクストラパタヤ

https://www.sherwood.co.th/en/our-products/product-list/chaindrite-1/

 

スプレーは用途に応じて種類がありますが、イラストで左からシロアリtermites ปลวก ブルヮーク、ゴキブリcockroaches แมลงสาบ マレーンサープ、アリants มด モッ が描かれているのを、選ぶと良いです。

スプレーの説明書きには、地を這う甲虫に有効で、6週間の効能とあります。

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部屋全体の、床と壁の境界をぐるりとスプレーします。水回りの排水溝にも、念入りに。一缶で4部屋分くらい塗布できます。

先日、泊まりがけでバンコクへ行く用事があったので、出かける直前にスプレーしてみました。f:id:jomtien:20190622233012j:image

帰宅すると、仰向けになりご臨終のGが、数匹発見されました。バルサン並みの効果はあるようです。

部屋に残った匂いはさほど強くなく、気になりませんでした。スプレー液自体は透明で、特に跡がシミになることもありませんでした。

今後も年に1回はこのスプレーを使用したいと思います。

 

なお、このスプレーのことを調べようとネットをググったら、同社のシロアリ駆除専用スプレーの広告動画が、日本のネット界で今年4月ごろにバズっていたようです。

兄弟愛溢れる感動のストーリーです。(笑)

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