前回投稿のタコベルでタコスをを食べた後、同じモールの四階に上がり、そこでアイスクリームを食べました。
ただのアイスではありません。そこはヴィーガンvegan 絶対菜食主義のベジタリアンレストランカフェで、肉魚だけでなく、卵や乳製品や蜂蜜といった動物由来の材料を、全く使いません。純植物由来のアイスクリームというものを、初めて食べました。私にとって、タイランドで初めてのヴィーガンレストランデビューとなりました。
店名: Veganerie ゥィーガネリー チットロム店
住所: Langsuanランスワン通りとSukhumvitスクンビット通りの交差点角。
高架鉄道BTSチットロム駅直結のショッピングモール Mercury Ville マーキュリーゥィル4階
お店の詳細については、バンコク在住ブロガーの皆様が多数投稿されてますので、そちらをご参照ください。
ヴィーガンでは、ごく限られた食材しか使えないため、飽きないようバリエーションを持たせるには、高い調理技術が必要です。生鮮食材ばかりを扱うので、お金も手間暇もかかります。長く続けるには、栄養学の知識も必要です。
私のはと言うと、自炊では赤身肉は登場頻度が低めですが、それ以外の動物性食品は気にせずに使っています。使わないと、うまみを出すのがとても難しい。なのでヴィーガンレストランは、私には出来ないテクニックを魅せてくれる場所になります。
明治生まれの私の祖母が作る料理は、農家のおばあの手作りであり、今にして思えば立派なゥィーガン料理でした。でも、今の時代は逆。ウィーガンは、時間もお金も知識もある富裕層にのみ許される贅沢です(笑)。
この店の客層は、ランスワン通り界隈在住のランスワネーゼばかりかと思いきや、着席してみると周囲は、普通に若い人のグループが目立ちます。駅直結の便利な立地だからでしょうか。バンコクのヤングのみなさん、意識高いなー。
メニューの中から、チーズケーキサンデーCheese cake sundae とブラックフォレストサンデーBlack forest sundae を選びました。各195バーツ(670円)。普段はデイリークイーンDQのモカアーモンドファッジ30バーツくらいしか食べない私にとっては、特別なハレの日のデザートです。
サンデーに使うアイスクリームは、ショーケースにある6種類の中から、2つを自分で選びます。
いや、もう、ゥィーガンとか関係なく、純粋に美味しい。
もし一般の市販のアイスクリームと並べて、ブラインドテストをしたとしても、私はこれを選ぶと思います。食味はしっかりコクがあり、滑らかクリーミーで旨い。もの足りなさとは無縁。食べた後のしつこい感がなく、後に変に引かないのが良いです。特に、大豆タンパクでのチーズケーキの再現性の高さは、驚嘆レベル。
量は多くありませんが、満足度高いです。がっつりタコスを食べた後なので、ちょうど良い感じ。
それにしても、バターと卵を使わずに、このこっくり感を出すには、相当な量の砂糖が使われているんだろうなぁー。でも、普段自宅では甘いものはほとんど食べないし、たまのバンコクへのお出かけのハレの日イベントなので、良いことにします(笑)。