ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

スワンナプーム空港に着いたら搭乗チェックインの前に、まずは付加価値税還付手続き

先月、シンガポールへ行った際、バンコクスワンナプーム空港で、免税ショッピングのVAT付加価値税払戻し手続きを初体験しました。

 

正確に言うと私ではなく、手続きをしたのは、連れの欧州人の友人Aでした。

Aはバンコク滞在の後にシンガポールへ向かうというので、私も同じフライトにした次第でした。

 

Aはバンコク市内でiPadを1台購入しており、その免税手続きの書面を持っていました。

空港にタクシーで到着してすぐ、スクートのチェンクインカウンターへ私が向かおうとすると、Aが制止します。免税手続きの方が先だとのこと。

 

税の払い戻しは、出国手続き後に行うものだと思っていたのですが、それだけでなく、事前に必ず確認のスタンプを押してもらわないといけないんだそう。知りませんでした。

 

出発ロビーの一番奥、チェックインカウンターWのさらに先に、その場所があります。遠っ。

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行ってみると、結構な長さの行列ができています。搭乗チェックインよりもこちらの方が優先だというのが、納得いきました。

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無事に確認スタンプを押してもらい、次に搭乗チェックインと出国手続きを済ませ、VAT払い戻しカウンターで1.050バーツの還付が受けられました。

 

事前確認のことを知らずに出国手続きしてしまい、VAT払い戻しカウンターで還付を受けられず憤慨する旅客が後を絶たないそうです。気を付けましょう。

 

 

VAT還付は、あくまでも購入した品を母国に持ち帰って使うからこそ、存在してる制度です。私はパスポートにロングステイビザのハンコが押されているので、還付を拒否されるリスクがあるのかと思って、今まで自分では免税申請をしたことがありません。まぁ、そんな細かなところまでチェックはされないのでしょうが。

 

住民税を払わずに住まわせてもらっているこの国で、そこまでセコく、免税でカネをケチらなくても良い気がします。私自身が免税手続きは利用することは今後もたぶん、無いとは思います。ただ、出国前の事前確認のことは、今回知り得て、良かったです。

 

おいしいトウモロコシは仕入れ先が重要

先々月、ホットクックを買って間もない頃、とある八百屋さんでトウモロコシ1本を買い求め、Steam蒸しモードで蒸してみました。

結果は、甘みも旨みもなく、歯ごたえプリプリ感もなく、ぜんぜん美味しくない。

ホットクックはトウモロコシ蒸しには向いていないのかなと思い、諦めました。

 

昨日ローカル市場で出掛けたところ、茹でトウモロコシの屋台がでていました。常設ではなく、たまに不定期に登場します。ふと屋台の傍らを見ると、地面に置いたポリバケツの中に、茹でる前のトウモロコシがごっそりと突っこんであります。なんとなく、新鮮で美味しそう。

 

ちょうと自分で野菜スープを作ろうかと思っていたので、具材の足しにしようと思い、買い求めました。1本15バーツ(50円)。蒸す前の生そのままだけといいの?的な顔をされましたが、売ってくれました。

 

持ち帰って、生の状態で粒を剥がそうと思ったのですが、ちょっと大変そう。そこで蒸してみることにしました。内鍋に100㏄の水を入れ、トウモロコシを置き、手動Steam蒸し10分。

 

甘みたっぷりでプリプリ食感の、美味しい蒸しトウモロコシになりました。前回とはぜんぜん違います。何なんだこの差は。(苦笑)

そのまま勢いでムシャムシャと、2/3本を一気食いしてしまいました。辛うじて1/3本分をスープ用に確保。

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たまたまなのかもしれませんが、専門店屋台ならではの厳選された素材だったからなのかもしれません。仕入れ先は重要。次回、屋台が出ているのに遭遇したら、また生トウモロコシをゲットしたいと思います。

 

炭酸水の空きパッケージで狂喜乱舞

ウチの飼い猫ガーフィールドは、なぜかコンビニ袋とじゃれるのが、大好き。

そんな彼を狂喜乱舞させるアイテムがありました。

 

炭酸水水の空きパッケージです。

 

ウチでは、お酒もソフトドリンクもまったく飲みません。食事の際にはよく、Soda Water 炭酸水を飲んでいます。325ml小瓶2ダース入りを、スーパーでまとめ買いしています。

 

その空いたパッケージを、外のポリ容器へ捨てに行く前、床にちょっと置きました。するとガーフィールドがすかさず察知して、やってきました。

段ポール台紙とビニールの間に入り込み、そりゃあもう大興奮。頭を突っ込んだまま前へ突進したり、出たり入ったり舐めまわしたりと、狂喜乱舞です。

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そんなに嬉しいか。ヨカッタ、ヨカッタ。あとは捨てるだけだったパッケージが、こんな風に役に立ってくれて、満足です。

 

約3週間ごとの、ガーフィールドがのお愉しみとなりそうです。

 

 

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Androidでの音声入力で句読点改行を入れるのに試行錯誤しています

今年の3月までは、音声入力をiOS+Remote Mouse の組み合わせて使っていました。今から考えても、最高でした。それが4月のiOS11.3.1バージョンアップ以降はなぜか、音声入力の認識が極めて鈍くなり、使用不可となってしまいました。

 

最高だった理由は、

1.  WiFi電波が少々弱くても、つながってさえいれば軽快に安定して入力できた。

古いiPad Air1でも、確実に使えた。

2.  メモでも、Wordでも、Google Document でも、対象を限定せず何にでも書き込めた。

3.  句読点、改行、記号が音声で確実に入力できた。

 

現在は、Androidスマホ+Simeji+Googleドキュメントの組み合わせで、音声入力の修行をしています。しゃべる内容を逐一文字にする能力は、SimejiもGoogleドキュメント優れています。一方で、デメリットとしては、

 

Simejiは音節の句切れを判定し、自動で句読点「、」「。」を入れられるとのことですが、私が自分でやってみた範囲では、ぜんぜんちゃんと入らなくて、使えない。

かぎかっこ「、かぎかっことじる」、疑問符?、なかぐろ・、といった記号が入らないのも、極めて不便。

 

かいぎょう改行と入れると、改行が無限に連打されてしまい、Google Documentを開いているパソコンがフリーズしてしまう。SimejiとGoogle Documentのコマンドがぶつかってしまうのが原因らしく、やむなくSimejiの句読点改行入力機能を、オフせざるを得なかった。

 

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Google Documentの音声入力も、句読点・改行・記号入力に対応しておらず、使えません。

 

iOSがダメになったので、Androidへ乗り換えようとしているのですが、かつてのiOSの使い勝手には、遠く及ばない印象です。

これは、普及価格帯のAndroidスマホを使っているからなのか、オクタコアの最新タブレットにすればマシになる問題なのかは、わかりません。

さらに私は目が悪いので、文書作成時にはタッチスクリーン式23インチ大画面モニターで、見る必要があります。なので、HDMI端子とUSB3.0端子を備えた端末を使う必要があります。

 

とにかく、ストレスなく正確に日本語音声入力ができ、大画面で文章の拡大縮小が自在にでき、手作業による修正が1割以下で済むのが、私にとっての必要要件です。

いろいろ試行錯誤を続けてみます。

 

カレー粉激辛問題が、市販のジャワカレー中辛のルーで解決

ホットクックのラタトゥイユモードで作るカレーライスがお気に入りです。

 

美味しいのですが、ひとつだけ難点があります。それは、カレー粉が

 

辛すぎる

 

です。タイで一般的なのはWaugh’s印を使ってみて、美味しいのだけど私には辛すぎて、食べると汗だくになってしまいます。激辛が標準の地元タイ人の皆さんにはちょうど良いのでしょうが、私にはハードル高いです。

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そこでサウスパタヤのインドスーパーへ行き、インドで一般的と思われるMDH印のカレー粉3種類を買ってみました。

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こちらも美味しいけど、やっぱり辛すぎー。

 

 

そこで庶民派大型スーパーTesco Lotus へ行き、ハウスジャワカレー中辛のカレールーを買い求めてみました。8皿分ひと箱150バーツ(500円)。

 

これでカレーを作ってみました。

具材総重量1.5キロとなり、調味の塩分計算は以下のようにしました。

 

・塩の量= 1.5kg x 0.6% = 9.0g

・無水カレーなので、カレールーは全量は使わず、 2分の1パック4皿分のみ投入。

・カレールー1皿分の塩分0.9グラムなので、0.9 × 4 = 3.6g

  9.0 – 3.6 = 5.4g の塩を、ルーに併せて投入。

 

これでバッチリできました。

市販のカレールーを使ったカレーライスとして、自分史上最高レベルでした。カレー粉を使った際の野菜のラタトゥイユカレー風味ではなく、ちゃんと日本式のライスカレーになりました。

 

野菜の滋味をカレールーが上書きしている感はありますが、まったく別の種類の料理として、これはこれでちゃんと成立しています。加えたルーは4皿分のみですが、全体にコクがありまろやかで、しっかり濃厚です。

 

市販のルーでこんなにおいしいカレーができるんだと、驚きました。カレールーひと箱の値段は、日本よりずっと高いのですが、せいぜいひと月にひと箱しか使わないだろうから、いいことにします。

 

辛さは私にはちょうど良く、辛みを舌に感じつつ、かつ汗だくにならずにおいしく頂けました。カレー粉激辛問題が解決できて、嬉しいです。

 

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朝起きたら、床に野鳥の亡骸が、、、、と思いきや

【閲覧注意】

 

 

朝起きてすぐ、寝ぼけまなこでリビングの床を見ると、なんと野鳥の死骸が転がっています。緑の両翼に、赤く染まった胴体。

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傍には、飼い猫のガーフィールドが、ドヤ顔でこちらを見ています。

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あっちゃー、やってくれたなーーー。

どこからか家の中に紛れ込んできた野鳥を、捕らえたのでしょう。獲物を飼い主の私に誇らしげに見せたくて、床の目立つところに置いたものと思われます。

 

かなわんなー。コンビニ袋でもそっとかぶせて、さっさと捨てなきゃ。朝っぱらからこんなバッチイ作業、勘弁してくれよーーー。

まずはいったん寝室に、メガネを取りに戻りました。きとんと視て、ちゃんと掃除しないといけないので。メガネをかけて改めて床を見ると、それは、

 

造花の蘭の花

 

でした。花瓶に挿してあったプラスチック製の造花の花束から、蘭の赤紫の花と緑の葉を、猫が引きちぎったものでした。

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最初メガネをかけてなくて、ぼんやりとしか見えてなくて、鳥の亡骸と勘違いしただけでした。朝っぱらから、無駄に脳内にアドレナリンを、マックスに充満させてしまいました。(苦笑)

あー、大事じゃなくて、よかった。

 

ビーチでお勧めのフットマッサージ嬢メリヤムちゃん

今日は今シーズン初めて、というかたぶん今年初めて、ビーチへ海水浴に来ました。

 

例年になく雨季が早く終わり、10月10日からすでに乾季のベストシーズン入りしています。

この週末は3連休で、乾季に入って最初の週末となりました。思いがけず絶好の海水浴日和となり、大勢のバンコク都民の皆さんがジョムティエンビーチに繰り出していました。道路が大渋滞となっていたので、私は家でおとなしく過ごしました。

 

3連休が終わり、今日は平日で空いているだろうということで、本当に久しぶりに海水浴場に来てみました。穏やかに晴れて、微風が心地よいです。

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ビーチに来たなら、外せないのはフットマッサージ。波打ち際のデッキチェアに寝そべったまま受けるマッサージは、格別です。ビーチには、水色のユニフォーム着用のマッサージ師さんたちが、大勢巡回しています。

 

その中でも私が贔屓にしているのは、メリヤム Maliem Bilsalem さん。ライセンス番号047および名前が胸に刺繍されたシャツを着ています。

小柄で朗らかで、キュートな女性です。卓越した足揉み技術の持ち主です。たまに私とは、早朝のビーチ太極拳エクササイズでご一緒する仲間でもあります。

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私は、自分が泳ぎたくて海水浴に出掛けることは、まずありません。連れの友人を同伴してビーチを案内するのが、目的です。

私が浜辺に来ると、メリヤムさんはどこからともなく現れて、声をかけてきます。彼女にとっては、私の姿を見かける=お客ゲット、だからです。私も彼女の腕前を信頼しているので、安心して連れの友人のフットマッサージをお願いします。

 

マッサージは、だいたいこんな感じで始まります。

 

メリヤム「30分コース、1時間コースのどちらになさいますか?」

客「おいくら?」

メ「30分200バーツ(660円)、1時間では300バーツ(990円)です。」

客「足だけのマッサージで1時間は長すぎるかな。30分でお願い」もしくは、

「高っ。街なかのマッサージ屋ならどこでも1時間200バーツなのに。じゃあ、30分でお願い」

 

30分コースのなかば、15分が経過するころ、メリヤムさんはそっと囁きます。

 

「1時間コースに延長しますか?」

 

女性・男性を問わず、これまで見てきたかぎり、これに抗って延長を断った人はいません。あまりのマッサージの心地よさに、誰もが頷いてしまいます。(笑)

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メリヤムさんは人気嬢(?)です。12月から1月にかけての観光ピークシーズンは、要予約。一週間とか一か月単位で、毎日決まった時間帯に、長年の固定客たちがブロックで予約を入れてくるからです。

 

一方でオフシーズンは、顔を見かけたらたいていすぐに施術してもらえます。

もしもラマダンの期間中だったら、チップは大目に渡してあげてください。彼女はイスラム教徒です。暑い砂浜なのにもかかわらず、日中は飲食せずにお仕事に励んでますので。

 

カボチャではんくにんじんのポタージュスープを作ったら、蒸発しました

ホットクックの Pumpkin Soupかぼちゃのポタージュメニューで、かぼちゃの代わりに人参でスープを作ってみました。

 

材料: ニンジン3本約500gみじん切り、玉ねぎ1個みじん切り、具材重量の30%の水。

 

作り方: 自動メニューPumpkin Soupかぼちゃのポタージュ1-6でスタート。終了6分前に、具材重量の30%の牛乳および総重量の0.6%の塩を投入。以上。炊飯器のように、材料を入れて操作キーを押す以外、私は何も作業していません。

 

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人参はかぼちゃやジャガイモと違ってデンプン質が少ないから、トロミのあるポタージュにはならないんじゃないかなぁ、と心配していました。

しかし牛乳投入直前の状態を確認すると、意外とちゃんとトロみがついていました。ミキサーにかけなくてもいいくらいに、ニンジンは適度に砕かれています。

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うんまいです。スープ皿に蒸した大豆を追加すると食べ応えが増して、それだけでちゃんとした食事になります。玉ねぎスープを混ぜても、美味しい。かぼちゃやジャガイモで作った際以上に、にんじんポタージュスープは好評で、あっという間に蒸発しました。嬉しい。

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PDFデータ形式のKindle本を自動読み上げするには、どうしたら良いのでしょうか。

10年ほど前にフランスでベストセラーとなった本を、友人が勧めてくれました。

日本人紳士が登場する、とても機知に富んだ本だそうです。

 

フランス語タイトル:   L’elegance du hérisson レレガンスデュヘリソン

英語タイトル:  The elegance of the hedgehog ザエレガンスオブザヘッジホッグ

邦題:   優雅なハリネズミ

 

著者:   Murrelet Barbery  ミュレレバルベリ

 

アマゾンジャパンで確認すると、日本語版は紙の本、仏語版はオーディオCDしかありません。英語版ではKindle版があったので、早速ポチし、iPhoneにダウンロードしました。

https://goo.gl/4ht8jt

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私は目が悪くて紙の本が読めないので、本はいつもKindle電子本を買います。iPhoneで画面を二本指で下にスワイプし、自動読み上げ機能で、耳読します。

 

ところがこの本では、読み上げ機能が働きません。

データが文字テキストではなく、PDFになっています。古過ぎて出版社にテキストデータが残っておらず、古いベストセラー本が紙からPDF化されて、青空文庫として電子発刊される際に、見られるパターンです。

 

試しに任意の文章を選択反転させ、翻訳機能を使うと、日本語の音声読み上げにはなります。ただAIによる自動翻訳なので、日本語としてはまったく意味をなしていません。

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はてさて、どうしたものか。

 

PDF形式のKindle本を、ページめくりしつつそのまま読み上させるのに、何か良い方法はないでしょうかねー?

 

この安さなら、LCCの座席ピッチの狭さは受容しちゃおう

9日間の日程で、シンガポールとマレーシアを訪れました。

 

往復ともにフライトはLCCを利用し、料金は計1万円でした。

往路: バンコクスワンナプーム発→シンガポール行き スクート 1990バーツ(6600円)

復路: クアラルンプール発→ウタパオ行き エアアジア 980バーツ(3300円)

 

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往きのシンガポール行きのスクートは、4時間の出発遅延をやらかしてくれました。ただ、遅延欠航あたりまえのLCCなので、そこはしょうがないところ。搭乗直前には、乗客全員に紙が手渡されました。ご加入いただいているかとは存じますが、遅延による損害は旅行保険で補償されます、との案内書でした。こうした紙を渡してくれるだけ、スクートはLCCの中では、かなりマシな方なのでしょう。

 

復路のウタパオ行きエアアジアは、フライト自体はスムーズだったものの、ウタパオ空港新ターミナルの運営体制がグズグズで、一昨日の投稿のように、がらんどうの空港で入国審査に1時間もかかってしまいました。

 

 

座席ピッチは、あいかわらず厳しいものがありました。

シンガポール行きのスクートは、おもいっきり膝が前の背もたれにぶつかりました。

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ウタパオ行きのエアアジアはさらに狭く、両膝を開かないと、物理的に座れません。

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どちらのフライトも、小柄な女性でないと、まともに座れない状態です。180㎝台の私には、きわめて厳しい(苦笑)。

ただスクートの機内では、隣に座っていた身長140㎝台と思われる小柄な女性は、余裕で足を組んでいました。日本人より体格が小柄なタイやマレーシアの人にとっては、許容範囲ということになるのかもしれません。LCCの会社的には、体格が2σから外れる利用客は、カバー範囲外扱いになるのでしょう。

 

 

まぁ、かと言って、3倍以上の料金を払ってナショナルフラッグキャリアーのシンガポール航空やタイ航空に搭乗しますかと言えば、答えはノーです。

4時間の出発遅延や1時間の入国審査待ちはさすがに勘弁願いたいですが、座席の狭さに関しては、航空券の安さを考えれば、しょうがないかなーと妥協できるレベルです。2時間までフライトまでなら、何とか耐えられる限度ですね。

 

ギリギリのところで客が逃げないポイントを、LCCは巧みに突いているように思われます。さすがのマーケティングです。素晴らしい。

ひさしぶりの黄色シャツの日

地元の朝市へ買物に行ったら、どのお店の人も黄色ポロシャツを着用していました。買い物客も、黄色いシャツを着ている人が目立ちます。

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今日10月13日は、故ブミポン国王陛下の2周忌で、国民の祝日です。前国王様は月曜のお生まれで、シンボルカラーは月曜を表す黄色。雑貨屋さん、八百屋さん、果物屋さん、みなさん黄色です。黄色の光景を見るのは、久しぶりになります。

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今日は一日、静かに過ごすことになります。

毎月第2土曜にバンコク市内で主催している私のラフターヨガのクラスも、本日は特別にお休みです。

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ウタパオ空港新ターミナルを初めて利用しましたが、利便性が大幅に下がっていました

クアラルンプールへの旅行を終え、Air Asia エアアジア AK840便 パタヤウタパオ空港行きに搭乗しました。

チケット代965バーツ(3,200円)と激安。出発のKLIA2 クアラルンプール国際空港LCC専用第2ターミナルは、賑やかでキレイで、効率的で楽しくて便利。定刻通りの出発で、順調なフライトでした。

 

ウタパオ空港 Utapao Rayong-Pattaya International Airport に到着し、機外に出てバスに乗ると、ほどなく降ろされたのは新ターミナルでした。

ついにボーディングブリッジまでが新設されたようです。

今年に入り新ターミナルがボチボチ使われ始めたらしいと噂に聞いていましたが、自分で利用するのは初めてです。期待が高まります。

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建屋に入ると、広い荷物受取り場が垣間見えます。ピッカピカです。

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そして入国審査のエリアにさしかかると、長い長い行列になっていました。

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なんじゃこりゃーーー。なにこの混雑。

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しかたなく、列の最後尾につきます。しかし、ぜんぜん列が前に進みません。

バンコクスワンナプーム空港も長い行列ができますが、多数の窓口でさばくので、行列はどんどん前に進みます。しかし、このウタパオの行列は、いつになったら入国審査を通過できるのか、まったく見通しがつきません。

 

これは明らかに、運用体制の不備の問題です。

出来たばかりの立派な建物で、入国審査のレーンは8つ設置されているのですが、職員がいてオープンしているのは3つだけ。複数のフライトの到着があった模様で、明らかに8つすべてを使わなければ、とても処理しきれない状態なのは明白です。

 

数か月前、ドンムアン空港で職員配置の不足により、入国審査が5時間に及んだと報道がありました。そのミニ版が起きているようです。

ドンムアンのような大空港ならともかく、小さくてなーんにもないウタパオで、意味のない大行列につかされるのは、苦痛以外の何物でもありません。

 

結局、たっぷり1時間ちょっとかかかって、ようやく入国審査を通過しました。もしこれが、タイ来訪が初めての外国人観光客だったなら、タイのイメージは最初から最悪でしょう。がらんどうのピカピカの空港ターミナルで、入国審査のエリアだけ人がすし詰めになっている様子は、実に奇異です。

 

ようやく到着ロビーに出ると、そこには出迎えを頼んでいた友人が、疲れた顔で待っていました。長時間待たせたことを、平謝りでした。

 

 

昨年、マカオ発ウタパオ行きエアアジア便に、搭乗しました。ちょっとした公民館程度の広さの、ウタパオ旧ターミナル利用でした。バスを降りて建物の一方のドアから入り、反対側に抜けて出迎えの友人に会うまで、所要時間わずか3分でした。

 

旧ターミナル通過所要時間 3分 → 新ターミナル所要時間1時間20分。

 

あまりにもひどい差です。せっかく最新鋭の大きなターミナルが完成したのに、運営体制がまったく追いついていません。

 

 

さらに追い打ちがありました。

 

空港を車で出ると、ウタパオ空港と幹線道路国道3号線を結ぶアクセス道路2㎞が、大渋滞でまったく動きません。交通事故でもあったのかと思ったらそうではなく、単に体制がマズいだけでした。

新ターミナルオープンで空港利用客の車が増えたのにもかかわらず、3号線とアクセス道路の交差点の青信号が短すぎて、車が前に進みません。しかもアクセス道路が工事で車線規制を行っており、渋滞に拍車がかかっています。

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都市部での道路渋滞ならそんなものかとも思いますが、道の両側に原っぱ以外なーんにもない田舎道で渋滞にはまるのは、気が滅入ります。渋滞を抜けた後はスムーズだったのですが、ジョムティエンの自宅に着くと、もう疲れ果ててしまいました。

 

根本的には、3号線とアクセス道路を立体交差にして、信号を無くす必要があるでしょう。だだこれから何年かかるのか、想像もつきません。せめて信号のないロータリーになればよいのでしょうが、タイではロータリーは一般的ではないので、難しいでしょう。

 

 

入国審査の待ち時間が読めないし、道路渋滞もあるということで、気軽に友人に車を出して迎えに来てくれと、頼みにくくなってしまいました。

 

ドンムアンと同様に、ウタパオも残念ながら、できれば避けたい空港へと、自分の中では格下げになってしまいました。新ターミナルになって、こんなに酷くなるとは、意外でした。

運営ソフト面の改善だけで、かなり良くなりそうには思います。何とか良い方向にいってくれればと、願います。

 

どうやらもう乾季に入ったようです。知らんけど。

10月10日水曜の朝起きたら、めずらしく晴天でした。

ビーチに行くと、空気感が違います。蒸し暑さは若干あるのですが、空の青さの透明度が増し、冬の乾季の空模様になっています。

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昨年の雨期明けは10月26日で、結構早いと思っていました。ところが今年はさらに早まったようです。

 

不自然ではない感じです。毎年雨季末期には、街路樹のプルメリアはすべての葉を落とします。昨年は葉が落ちきったのは10月末でしたが、今年はもうすでに落ちきっています。

例年は雨がそれほどでもない8月でも、今年は連日の雨模様でした。9月もこれでもかというくらいに降っていました。もう十二分に降ったと言えるでしょう。

 

どうやらもう雨季が明けて、ベストシーズンの乾季に入ったようです。たぶん。知らんけど(関西人風)。

 

 

関連投稿: 昨年の乾季入り

jomtien.hatenablog.com

 

 

ブーンサク師範 お誕生日おめでとうございます

ジョムティエン北部のDongtan Beachドンタンビーチの砂浜では、毎朝ブーンサク師範による無料太極拳エクササイズのクラスが行われています。

 

火曜に師範から携帯に連絡が入りました。もしジョムティエンに居るのなら、明日のクラスに参加してほしいとのこと。

師範は英語がひとっ言も話せず、私に電話してくるなんて珍しいです。理由を尋ねたのですがはっきりとは教えてくれず、私の語学不足もあって、適当に会話は終わらせました。まぁ、とにかく明日行けばいいんだろうと、深く考えてませんでした。

 

翌10月10日水曜の朝、砂浜に行ってみると、いつも通り30人くらいの参加者が来ており、いつも通りにエクササイズが始まっていました。とくに何も変わったところは見受けられません。

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師範は少々お年を召しているので、肩関節や股関節の可動範囲が少し狭くなってきてはいますが、お元気そのものです。

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9時前にエクササイズが終了しました。すると常連のロシア人のお姉さんが突然、歌いだしました。ハッピーバースデートゥーユーーー♪

 

この日は、ブーンサク師範の72歳のお誕生日でした。お祝いということで、皆で合唱し、普段より多めのチップを手渡しました。

 

そして私に声がかかりました。「カメラマンよろしく~~~」

 

これでやっと、前日に師範から電話が入った理由が分かりました。

このクラスでは、私は唯一の日本人男性=カメラとビデオに詳しくて撮影が上手、ということになっています。師範は、誕生日の記念写真を私にキレイに撮ってもらいたくて、私に電話してきた次第でした。電話口で理由をはっきりおっしゃらなかったのは、きっと照れていたんでしょう(笑)。

 

雨季が終わったかのような晴天で、皆さん笑顔の良い集合写真が撮れました。

師範には、いつまでもお元気で、ご指導いただきたいものです。

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シティセンターホテルは便利さ快適さコスパともに優れた宿

マラッカ滞在中に、クアラルンプールのホテルをネット予約しました。

移動に便利だろうと、KL Sentral クアラルンプール中央駅付近で場所指定して、ネット検索をかけてみました。すると、1泊1万円程度もしくは3000円前後のどちらかに、二極化していました。

マラッカでは1泊1万円の贅沢なお宿に泊まったことだし、何度も足を運んでいるKLでは、バジェットホテルに泊まることにしました。

 

予約し泊ったのは、こちらのホテル。

名称: City Central Hotel シティーセンターホテル

住所: 80 Jalan Tum Sambanthan, Kuala Lumpur

料金: 1泊128リンギット(3,500円)。朝食込み。

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コスパ優秀な、良いビジネスホテルでした。

 

1. 駅至近。駅出口からビルの軒下沿いを50mほど歩けば、雨天でも濡れずにホテルに着けます。

 

2. 買い物食事が便利。駅直結の最新ショッピングモールNUニューは、巨大でキレイでオシャレ。なんでも揃っていて超便利。駅隣接のインド人街は、どローカルで庶民的で、インド飯が旨い。

 

3. 館内が最新でピカピカ。建物自体は年季が入っていそうだけど、ホテルはきっちりリノベーションされていて真新しく、清潔で快適で機能的。これで1泊3,000円台とは、異存はまったくございません。

 

4. ホテルスタッフが愛想良い。フロント・客室係ともに気遣いと笑顔があり、プロ意識が感じられる。

 

なお、ネット予約の際には、なぜかクレジットカード番号の入力を求められませんでした。

チェックイン時に知ったのですが、このホテルは、カード払いは受け付けておらず、ニコニコ現金払いのみです。なので私は、3泊分389リンギットを、チェックイン翌日に現金で支払いました。チェックイン時のデポジット支払いは求められず、ビジネスホテルとしてシンプルなオペレーションをしている点に、好感が持てました。

 

 

チェックインし、最初に案内された部屋は、窓がありませんでした。

短期出張の1泊だけなら構わないのですが、今回は観光で3泊の予定。さすがに窓無しでは閉塞感でキツいので、窓ありの部屋をお願いしました。

すると次に案内されたのは、4階の駅ビルと幹線道路に面したお部屋。これが大正解でした。

窓からは、駅ビルと周辺の高層ビル群、それに青空が見えます。これだけで、気分良いです。

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幹線道路沿いではあるのですが、二重窓で騒音はなく、ぐっすり眠れました。

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良いホテルではありますが、敷地が細長いレイアウトで、窓付きの部屋数はごく少ないようです。

もし窓無しの部屋であれば、ホテルの評価は中の下どまりかなと思われます。もしここに泊まるのであれば、正面側の窓有りの部屋指定がお勧めです。