ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

KLCCバトゥー洞窟インド人街訪問で大満足のKL滞在

ジョムティエン暮らしを始めてから、最も足を運んでいる外国の街は、クアラルンプールになります。今回の訪問で5度目。

 

3泊の予定で、足を運ぶのは余裕を持たせて、一日一か所のみとしました。

1. KLCC ペトロナスツインタワー

2. バトゥー洞窟寺院

3. KL中央駅東側のインド人街

 

KLに来たら、ここの記念写真というか、来た証拠写真を撮るのは、お約束。

事前ネット予約をしていたかったのですが、現地飛込みでは展望台入場は2時間待ちとのことで、今回はパス。

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KL中央駅から電車で北へ30分のバトゥー洞窟は、マレーシア最大のヒンズー教寺院。パワースポットとして、そこに居るだけで癒されます。4年ぶりの訪問でしたが、やっぱり良かったー。

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駅東側のインド人街では、カジュアルなインド一膳飯屋であれこれ選んで食事して、私服のひと時でした。これら3か所で、もう大満足。

 

 

一方、行き先を絞ったため、足を運ばないことにした有名スポットとしては、

 

1. 繁華街散策 - ブキッビンタン

2. KL駅周辺  - 博物館モスク商店街

3. モール散策 - ミッドバレー、マウントキアラ、イオン、イケア

 

やっぱりKLは、一週間くらいは滞在したいところです。

 

 

KL中央駅のファミマでソフトクリーム食べて、地元民気分

マラッカからバスで2時間、マレーシアの首都クアラルンプールに来ました。

 

KL Sentralクアラルンプール中央駅モノレール出口脇を出ると、ファミリーマートの大型店舗がありました。

店の入口自動ドアの隣には、20人以上が行列を作っています。コンビニの店頭で行列するなんて、いったい何だろう。気になる。

ただ、荷物をもっていて宿泊予定のホテルへ向かう途中だったので、そのまま通り過ぎました。

 

翌日再び前を通ると、今度はわずか3人程度の人が並んでいました。

好奇心から、列の最後についてみると、それはソフトクリーム販売窓口の行列でした。なーんだ。

でも昨日あれだけの行列になっていたんだから、大人気の味なんだろうな。これは食べてみねば。

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コンビニでソフトといえば、日本ではミニストップが有名でした。

あれと同じ感じなのかなと想像しつつ、自分の番が来たので「ソフトクリーム1個ください」と頼もうとしたら、列の後ろの人が、「先に店内のレジで支払ってから、ここで受け取るんですよ」と教えてくれました。

 

なーんだ、そういうシステムだったんですね。

さっそく店内に入ってみると、高い吹き抜けの天井で、とても広い。そしてかなりの混雑で、レジ待ちの行列が長い。それでもレジは多数ありテキパキしており、わりとすんなりソフトクリームの代金を支払えました。

 

再度窓口に並び、無事ソフトクリームゲット。

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コンピニなのに、店の前にはテラス席が10テーブルほどあります。店内で買った商品やソフトクリームを、皆さん食べています。イートインコーナーならぬイートアウトですね。もうほとんどレストラン感覚で、なかなかいい感じです。席について、買ったばかりのソフトをいただきます。

 

で、肝心のお味はというと、

 

ちょっとビミョーー

 

でした。

まずくはありません。先入観で、ミニストップ式牛乳味かと思っていたら、違いました。何かの芋みたいなフレーバーがまざっています。ワタクシ的には芋味は無いほうが良いと思うのですが、きっと当地ではこの味が受けるのでしょう。抹茶味も頼んだのですが、そちらは普通に美味しかったです。

 

テラス席は、イスラムのカラフルな布を頭にまとった女性やインド系の男性など、多民族の当地らしさが感じられ、地元民感覚が味わえて、良かったです。たぶんあの芋?フレーバーが、お客をリピートさせる癖のある味になっているのかもしれません。

 

 

タイ刑務所が舞台の映画 A Prayer Before Dawn  暁に祈れ を観てみたい

タイの刑務所を舞台にした面白い実録映画があると、米国人の友人Fさんから教えてもらいました。

 

タイトル:  A Prayer Before Dawn  暁に祈れ

監督: Jean-Stephane sauvaire ジャンステファン ソヴェール

制作: オランダ

上映: 2017年カンヌ映画祭出品、2018年夏に英米で小規模上映

原作: A Prayer Before Dawn: My Nightmare in Thailand's Prisons by Billy Moore

    ビリームーア著 暁の祈り‐タイ刑務所での悪夢 

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あらすじ: 

英国リバプール出身の若者 Billy Moore ビリームーアが、人生を切り開こうとタイにやってきた。しかし薬物使用・窃盗・銃器所持の罪で逮捕され、刑務所に3年間収監される。

そこは暴力が支配する、タイでも最悪レベルの刑務所。生き延びるため、ボクサーとして刑務所内ムエタイ大会で戦い、のし上がっていく。

日本語での詳細紹介と予告編はコチラ。

goo.gl

 

英BBCの監督インタビューによると、迫力を求めて当初はタイ国内の刑務所でのロケを試みようとしたが、当客から許可が下りず挫折。軍事政権の国なので、それはそうでしょう。

老朽化して使われなくなったばかりの刑務所があり、そこを使わせてもらうことで解決。匂いまで本物の刑務所の、リアリティが再現できたとのこと。

最後の千人の観衆が集まる試合では、どうしても本物の刑務所で撮る必要があり、そこだけフィリピンの実際の刑務所でロケしたそうな。

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いやー、この映画はぜひ観てみたい。

タイ生活数年ともなると、知人やその家族で、刑務所暮らしをしている・していた人と知り合う機会があります。塀の中での寝起きは、実に厳しいらしいと漏れ聞きします。実際のところ、どうなんでしょう。

この映画では、薬物中毒の英国貧困層の若者がタイに流れ着き、さらなる苦境へと陥っていきます。言葉がわからず、肌の色の違うハンディ付きのムショ暮らしは、いかばかりでしょう。

 

どこをどう見ても、軍事政権下のタイ国内での上映は100%ありえない映画です。

紙の本やDVDの輸入取り寄せは、リスク高過ぎ。日本での上映情報は、皆無の模様。

何か、観る良い方法は無いかな。

英語圏の国に出かけた際にでも、観るしかないかなー。

 

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コートヤードヘーレン@マラッカは、は次回リピートしたいお宿

マラッカでは二泊し、億万長者通りことㇶーレン通り沿いの町屋風ホテルに泊まりました。

 

名称: Hotel Courtyard @Heeren Boutique Hotel ホテルコートヤードヒーレンブティックホテル

住所: 91, Jalan Tun Tan Cheng Lock, Heeren Street, Melaka

宿泊費: 1万円/泊  朝食付き

Courtyard @ Heeren | Boutique Hotel in the Heart of Malacca, Malaysia

 

すべてにおいて、大満足のお宿でした。

宿探しで参考にしたのは、こちらのサイト。こちらで2番目に掲載されていたホテルでした。ありがとうございます。

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京都の町家のように、間口が狭くて、奥が超細長いレイアウトです。

入口ロビーに足を踏み入れると、プラナカン様式の趣たっぷりの雰囲気に感動します。

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ホテルは真新しくピカピカで、シックでセンス良し。スタップの皆さんは、いつも笑顔で愛想良く、きびきびと応対してくれます。お部屋は広くて静かで落ち着きがあり、バスルームもやたら広くて、清潔で機能的。とても寛げます。

 

超細長い敷地の制約上、各部屋には窓がありません。

しかし廊下の各所に広い天窓を設置し、吹き抜けに背の高い植栽を巧みに設置することで、バスルームと部屋には明るくおだやかな陽光がふんだんに入り、木々が目に入ります。庭に接しているかのような錯覚で、寛げます。極端に制限された立地条件下で、プライバシーと開放感を両立させているテクニックには、感心するばかりです。

 

朝食会場は、ホテル斜め向かいの別の建物で。

入口は民族ドレスを販売するブティックで、その奥がレストランになっています。こちらもシックな建物。

アラカルトで、コーヒー・トースト・オムレツなどがいただけます。その他に、炒飯や焼きそばも注文可能。焼きそばMeeを頼んだら、ボリュームたっぷりで超美味。和食とも中華ともタイ料理とも異なるマレー式焼きそばで、朝からエスニック気分を堪能出来て、満腹となりました。

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次回マラッカを再訪する機会があったら、またぜひこの宿に泊まりたいと思います。

 

 

ダイソーの三番煎じユビソオに感心

マラッカのチャイナタウンのジョンカーストリート Jonker Street を散策していたら、ダイソーの二番煎じこと、中国発のメイソウのお店がありました。

 

と思ってよくよく見たら、違っていました。

YUBISO ユビソオ 優質優品 

 

という名のお店でした。5リンギット(135円)均一ショップです。お店の様子は、メイソウ風のパクリ。看板は、メイソウというか、ユニクロそっくりです。

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ネットで確認したところ、ユビソオはマレーシアの会社のようです。

すでにクアラルンプールやペナンに出店しており、どうやらマラッカにも展開しているようです。

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メイソウは本家ダイソーを凌ぐオシャレさで、日本のプラザPlazaのような立ち位置をすでに確立済みです。ユビソオは、そこまでのオシャレさは出せていない模様。

 

それでもマレーシア各地にすでに展開しているということは、今後少なくともこの国においては、定着していくのかもしれません。三番煎じまでが登場するって、ある意味関心してしまいます。 

 

不二家のペコちゃんや日産初代スカイラインのように、著作権をガン無視して米国産品を丸々パクって、あたかも自国内のオリジナル品であるかのようなマーケティングを行い、定着させてしまった例は、日本には幾つもあります。

三番煎じのユビソオも、今後何らかのオリジナリティを付加しつつ、赤道直下の国で独自の進化を続けるのかもしれません。次回マレーシア訪問時には、ユビソオをまたチャックしたいと思います。

 

 

グーグルマップ上では、ユビソオ店舗の場所はこのカフェの隣になります。

 

マラッカのお食事処The Melting Pot で満足のいくニョニャ料理をいただきました

マラッカではチャイナタウンに宿を取りました。ここは他の海峡都市ペナンやシンガポールとは異なり、歴史の中に眠る静かな町です。昼間は通りに観光客の姿を多く見かけますが、日没以降はしーんと静まり返ります。洒落た感じのレストランは多数営業してはいますが、どこもお客の姿はまばらです。

 

そんな中、1軒だけ賑わっているお店がありました。

Jalan Han Jebat中ほどにあるThe Melting Potです。入ってみました。カジュアルですっきりした、感じの良い店内です。Traditional Nyonya Cuisine マレーと中華が組み合わさった、ニョニャと呼ばれる伝統的な料理がいただけます。豚肉とラードは不使用です。

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Pontech Chicken 16.9リンギット(450円)、Nyonya Pancake 12.8リンギット(340円)をいただきました。鶏肉はこってりインド風味噌煮込み、パンケーキはインド風さつま揚げといった趣きで、どちらも濃厚で美味。このお店を選んで、正解でした。

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揚げ豆腐も頼んだのですが、そちらはまぁ普通。

昨年2週間、北インドを旅行し、何度かベジタブルパンケーキを食べる機会がありました。しかし、ここのニョニャパンケーキは、歯ざわりサクサク感、味わいの複雑さ、食べ応え感、後味の軽さにおいて、それらをすべて凌駕していました。

 

 

翌晩も通りを一通り歩いてみましたが、やはり流行っていそうなのはこのお店だけ。そこで再度、入店しました。

Nyonya Pancakeが前日Gあまりにも美味しかったので、再度注文。それに、Fried Mee Mamak Style ママック焼きそば9.9リンギット(270円)、Ginger and Spring Onion Chicken Fillet鶏ササミ生姜炒め14.9リンギット(400円)を注文。どれも濃くて、納得のお味でした。

 

わーいパンケーキおいしー、などど盛り上がって食べていたら、会計後にお店の人が、昔懐かしいチェキで撮ってくれました。その場で小さな写真を手渡され、白い枠外にコメントを書いてねとのこと。

今後このお店に来たら、私が映った写真が店内の壁に貼られているかもしれません(笑)。

 

 

店名: The Melting Pot

住所: 62 Jalan Han Jebat

 

映画クレイジーリッチアジアンを観に行かなきゃ

米国人の友人Jさんに、シンガポールに行ってきたよと話しました。すると現在アメリカでは、シンガポールを舞台にした Crazy Rich Asians という映画が大ビットしていると、教えてくれました。

Jさん自身は、特に普段はさほど映画ファンではないとのことですが、この映画に限ってはあまりに面白過ぎで、映画館へもう5回も足を運んで、繰り返し観たとのことでした。なんでもネット系での配信はしておらず、映画館のみでの封切りなんだそうです。

 

出演者全員が東洋人俳優のハリウッド映画で、シンガポールの超富裕層華人ファミリーを描いたラブコメティーです。

食事を食べ残す子どもに対し、母親が「ちゃんと残さずに食べなさい。アメリカでは、貧しくてちゃんと食事を食べられない子どもたちが大勢いるのよ」と諭すシーンなんかがあり、大爆笑の連続なんだそうです。

goo.gl

 

ちょっと、感慨深いものがあります。

「アジア=貧困」の印象が世界的に定着していた30年前とは、隔世の感があります。

現在のシンガポールならば、国のどこを切り取ってみても、完全な先進国です。北米や北部欧州のように、平日昼間に大人の男性でも足を踏み入れるのに躊躇するようなスラムは、存在しません。

 

同じ都市国家の香港は、ブルースリーを皮切りに約半世紀前から、アクション映画を通じて世界中に、文化情報発信をしてきました。それは、広東語という民族語と広東の民族文化が確立しているからこそでした。

それに対し、固有の民族語が存在しないシンガポールには、大きなハンディがあるように見えます。実際、映画に限らず何らかの文化情報発信で、シンガポールが世界の先頭に立つ場面は、これまであまり無かった気がします。

 

それがこの30年間の目覚ましい経済発展のおかげで、英語メディアでのこうした優れた文化作品が登場したのは、本当に画期的です。

経済だけでなく、文化大国としても、これから面白いコンテンツがどんどんシンガポールから発信されそうで、目が離せません。

 

この映画は 9月末から、日本でも邦題「クレイジーリッチ」として、封切りになっているようです。

タイでもすでに、劇場公開されているようです。観に行かなくては。

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マラッカのフットマッサージ旺陽は望外の感動

マラッカの旧市街には、ジョムティエンと同様に、沢山のマッサージ屋さんがあります。

ひと通りざっと、店構えおよび呼び込みの店員さんの感じから判断して、一番よさげなお店を選び、入ってみました。

 

店名: Wang Yang Foot Reflexology 旺陽綜合保健中心

料金: フットマッサージ 30分28リンギット(760円)、60分43リンギット(1,170円)

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いざ店内に足を踏み入れてみると、ジョムティエン基準で見て、かなり残念な状態でした。

店の中が乱雑、清潔感に欠け、店員さんたちはユニフォームではなく粗末な私服姿、店員同士でお喋り、足をもみながらスマホを見る、バックヤードが店内から丸見え、照明明るいまま、BGM無し、アロマのお香無し。

利用客に癒しの空間を提供しようという気概が、まるで感じられません。ジョムティエンだったら、お店は3か月ともたないでしょう。

 

ところが。

 

数名いる女性店員ではなく、1名だけいた男性店員に60分のフットマッサージをしてもらったところ、これが望外の大当たりでした。

 

足を触り始めて30秒ほどで、私の体の状態をピタリと言い当てました。おぉ、なんで判る⁉ さらに経絡に沿って、ツボを順次グイグイと押してきます。強度のマッサージです。

ジョムティエンのフットマッサージが、ただ気分を良くする癒しの娯楽なのに対し、こちらは中医の医療行為といった感じです。

私が痛がると、「ちょっとここは痛みを我慢してくださいねー」と言われました。医療機関の鍼灸院ならともかく、フットマッサージ屋でそんなセリフを言われたのは、初めてでした。

医療の専門技能経験をきちんと積んだ正規のマッサージ師さんほど、強揉みはしないものだと思っていましたが、ちょっと印象が変わりました。

 

お店自体は正直イマイチなのですが、この男性店員さんの揉みの巧みさは、すべてを打ち消して余りあります。

あまりに揉みが上手なので気をよくしていたら、耳元でそっと囁かれました。良いエッセンスオイルがあるので、オプションでつけませんかと。もぅ答えはイエスです(笑)。料金は43リンギットから60リンギットになりましたが、その価値はありました。

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マッサージ料金はジョムティエンの倍ですが、テクニックは5倍10倍と言っても良いくらい。少なくともこれまでタイで受けたフットマッサージのどこよりも、優れていました。いやー、世界は広いですね。

 

もしまたマラッカを訪れる機会があったら、またここにリピートしたいと思います。

 

 

歴史の街マラッカに来ました

シンガポールから直通バスで5時間、世界遺産の街マラッカ Malacca に来ました。
3年ぶり2度目の訪問です。
マレーにポルトガル・オランダ・英国・中国・インドが交差する、歴史の重みと風情があります。
風致地区は、時間の流れが止まっているかのようです。美しい。

 

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スラック確保のため、足を運ばなかったシンガポール観光地

シンガポールに3泊滞在しました。当地初訪問の友人を連れていたので、定番の観光スポットを巡りました。日程にスラック余裕を持たせるため、イベントは1日に1個のみとしました。

 

Day1:  チャイナタウン
Day2:  リトルインディア
Day3:  マリーナベイサンズ +ちょっとだけクラークキー


これ以外は、一切足を運びませんでした。パリや東京と同様に、シンガポールも3日やそこらで、全てを見て回れるわけがありません。
それに外国の街では、1時間外を歩きまわるだけでも、脳には処理しきれないほどの多くの刺激を受けます。
なので割り切って、1日に1か所だけをじっくり見るスタイルにしました。それでも、現地在住の友人との会食などを含め、なんだかんだと盛りだくさんな感じとなりました。

 


やることリストthings to do listよりも、やらないことリストthings not to do list を作る方が、行動の品質を高めるには大事だと考えます。


そこで、どれだけ名所をたくさん見て回ったかよりも、どこを回らなかったかの方がを、リストにしております。

 

ナイトサファリ:  15年前に1度行ったきりなので、行ってみたかった。ただ、昼間の行動が楽しすぎて、夜までエネルギーが残らなかった。

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ラッフルズホテル:  おのぼりさん的には外せないスポットだが、現在工事中らしいので、今回はあえて見送り。

 

繁華街散策:  ブギス・ドビーゴート・オーチャード


住宅街散策:  ホーランドヴィレッジ


セントーサ島:   ユニバーサルスタジオへは行ったことがないので

 


以上です。


滞在すればするほど、もっと見てみたいところ・行ってみたいところが、どんどん増えていくんですよね(笑)。やっぱり、滞在は1週間くらいは欲しいところです。

 

チャイナタウンのホテルはコンパクトながらも使い勝手がよかったです

今回はシンガポールに3泊したのですが、宿はチャイナタウン南端にあるホテルHotel1929 を利用しました。


名称:  Hotel 1929
住所:  50 Keong Saik Rd
宿泊費:  日本円で15,000円/泊
https://goo.gl/maps/jLeCxfbunE62


満足度の高いホテルでした。
場所は地下鉄アウトラムパーク駅とチャイナタウン駅の昼間です。どちらも徒歩約5分。なんだかんだと、駅の周りが賑やかなチャイナタウン駅を利用することの方が多かったです。
瀟洒なプラナカンの街並みにあるホテルで、界隈は風情があります。

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部屋はスーツケースがおけない位狭いです。ただ、東京以上に物価の高い街なので、そこは致し方のないところ。
ホテル自体はリフォームしたてで真新しく、機能的で使い勝手が本当によく工夫されています。
フロントにはカコーヒーメーカーがあってカプチーノがいつでも飲めて、500ミリリットルのペットボトルの水ももらいたい放題になっているのが、地味に嬉しい。
なお、部屋清掃係のお姉さん方は、みなさんタイ人の人たちでした。

 

 

小さなヒンズー教寺院参拝が、地味に良かった

シンガポール観光に欠かせないのが、壮麗で極彩色のヒンズー教寺院の見学です。
定番名所であるチャイナタウンのスリ・マリアマン寺院 Sri Mariamman Temple、リトルインディアのスリ・ヴィラマカリアマン寺院Sri Veeramakaliamman Temple へ行きました。 もちろん素晴らしかったです。


さらに、地味に意外と良かったのが、それらの近くにある小さなヒンズー寺院でした。


チャイナタウン南端の Sri Layan Sithi Vinayagar Temple
73 Keong Saik Rd, Singapore 
https://goo.gl/maps/QhZfaxp5aJA2


朝8時に行きました。近隣の地元信徒の皆さんが、お堂の周りをぐるぐるぐると歩いて廻っており、私もその列の中に加わらせてもらいました。他に観光客の姿はなく、小さいながらも敬虔で厳かな空気が流れていました。

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リトルインディア裏通の 
5 Chander Rd, Singapore 
https://goo.gl/maps/LvYuEZqAHMs


お昼休み閉館直前の11:45に入館しました。お坊様がいろいろ親切に解説してくださりフレンドリーで、最後にはザクロの実1個とバナナ2本をいただきました。ありがたや。

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初めてのミシュラン星付きレストラン体験

シンガポールへ旅行に行くと友人に言ったら、耳より情報を教えてくれました。
なんでも現地には、ミシュランガイド史上初めて、屋台で星を獲得したお店があるんだそうです。

お店の名前と住所教えてもらったら、なんと宿泊予定先のホテルから、徒歩5分の場所でした。


店名:  Hawker Chan
住所:  78 Smith St, Singapore
最寄り駅:  地下鉄チャイナタウン駅徒歩2分
営業時間:  午前10時から午後8時
看板メニュー:  Soy sauce chicken noodle 油鶏麺.  4.8シンガポールドル(400円)
https://goo.gl/maps/k8FyRBtfX8o

 

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当初は屋台村の中の1店舗だったそうです。それがミシュランの星獲得後、超大人気店となり、移転して現在は独立店舗となっています。ファーストフードの店舗構造となって、効率的なオペレーションになっています。


月曜の朝10時15分に入店し、注文カウンターでの待ち時間10分、席につき注文の品が出てくるまでの待ち時間10分くらいで、割とすんなり料理にありつけました。


香港の鵞鳥飯、タイのカオナーベーッはいろいろ食べてきましたが、この店舗の逸品はまさに特上です。肉がふっくら甘辛ジューシーで、言うことなしです。飯より麺の方が合います。


連れの友人は中華料理全般が苦手なのですが、ここの油鶏麺は最初のひと口を食べて「これは、良い」と言い、黙々とノンストップでひと皿完食してしまいました。中華料理嫌いがこれで結構払拭されたようで、望外の収穫でした。

 

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3年ぶりのシンガポールはお天気に恵まれサイコー

シンガポールに来ました。3年ぶりの訪問になります。
お約束のマリーナベイサンズ見物です。


クリーン&グリーンの景観もさることながら、綺麗に晴れ渡った青空が最高です。
シンガポールは年中多雨多湿のイメージですが、雨季ピークのタイ中部から来ると、お天気の良さに驚嘆です。イヤな感じの蒸し暑さはありません。
海辺のボードウォークを歩くのが、気持ちいいです。サングラスは必携。

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屋内の景観も目を楽しませてくれます。

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ホットクック購入から2か月が経ち、導入期から定着期へ。これからも楽しく修行していきます

ホットクックが我が家に来てから、約2か月が経ったので、状況をまとめてみます。

 

まずこの期間で、大きく変わった点を挙げてると:

 

・出来合いのおかずを、ローカル市場やスーパーで買わなくなった。

・ガスコンロを使ったのは、一度だけ。調理をすべてホットクックで行うようになった。

・野菜をたくさん食べるようになった。

・調味料を、ごく限られた種類しか使わなくなった。

・豆を蒸して常備して食べ、その分お米を食べる量が減った。

・あまったおかずを、フリーザーで凍らせて保存しなくなった。

 

何といっても、時間の束縛が大幅に減りました。

出来合いのお惣菜を買おうと思ったら、朝市なら6:30~8:00に、夕市なら16:30~17:30の時間帯に、必ず足を運ぶ必要があります。自炊により、その束縛がなくなりました。

 

ホットクック調理は、基本的に材料を切るだけなので、さほど意志力がすり減りません。

朝スポーツジムに行き、その帰りに市場に立ち寄って野菜や肉を買い、11AMに帰宅。そのまま台所へ行き、食材を切ってホットクックへ投入し、調理スタート。シャワーを浴びて一息ついたら、ちょうどお昼のおかずが出来上がりです。ジム帰りの疲弊した体でも、ホットクックのカンタン調理なら、する気になります。

 

また、夕食を終え皿を洗い終わった際、まだ意志力が残っているので、豆を蒸したり、鶏ハムを作ったり、ゆで卵を作ったりと、常備菜を作る余裕があります。朝起きて、冷蔵庫の中に複数の常備菜があるのを見ると、心に余裕が持てます。

 

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じゃあホットクックを使いこなせているかというと、まだまだ修行中です。

 

調理の前には、毎回ネットでホットクックユーザーさんたちの情報を調べまくっています。

鉄版と呼ばれるレシピに従って作っても、それでもなお、お代わりしたくなる美味しさで出来あがるのは、4回に1回くらいです。

参考書持ち込み可の筆記試験で、正答率25%みたいなものです。簡単ではありません。

 

複数回数つくってみて、毎回自分で心から美味しいと思えて、かつ周囲にも美味しいと思ってもらえる料理としては、かぼちゃのポタージュがあります。このスープをいただくと、シャープ社の技術者さんは天才だと思えてきます。

 

ただ、このスープ以外はすべて、おしなべてどこかイマイチです。

 

ベジタリアンの方であれば、ある程度の評価はいただけそうです。

一方で、塩分・脂肪・砂糖・調味料たっぷりのチェーン店の牛丼や定食を食べ慣れている大多数の方々にとっては、正直味が無くて、食べ応えがなく、物足りないでしょう。

 

ホットクックが難しい点を、挙げてみます。

 

・密閉調理という原理上、水分を飛ばしながら炒める・焼く調理はできません。すべて蒸し煮になります。

フライパンで作るシャキシャキ歯ごたえの野菜炒めや、パラパラの炒飯はできません。飴色になるまで炒めた玉ねぎでつくるオニオンスープや、焼き餃子はつくれません。オムレツも目玉焼きも作れません。

 

・ひき肉とトマトで作るボロネーゼミートソースの調理コースがあります。水分を飛ばす煮詰めがないので、出来上がりはソースというよりは、ベチャベチャ煮です。これをパスタ用ソースと呼ぶには、ちょっと無理がありそうです。

 

・しょう油を使う和食系は、かぼちゃのしょうゆ煮以外は、ほぼ全滅状態。現在は、和食系を作るのは、優先順位を下げています。

 

・ブレイズと呼ばれる野菜の蒸し煮が絶品だと、日本のユーザーさんの投稿ではよく目にしますが、私のところでは物足りなく味のない品しかできません。これは、手に入る食材の違いによるのかもしれませんが。

 

 

基本的にホットクックでは、どんな食材を使い、どんな調味にしても、同じような食感味わいの、蒸し煮となります。物足りなさを補うため、付属レシピ集では、多種類の調味料を加える内容となっています。

 

ただ、調味料を加えるにあたり、問題があります。

 

ホットクックで無水調理を行うと、食材に含まれる水分が、鍋に染み出てきます。インパクトは無いものの、各食材が本来持つ、滋味あふれるじんわりした旨味です。

この旨味をいったん覚えると、コショウ‘ケチャップ・ごま油・固形スープの素といった調味料を加えたら、素材の旨味がすべて調味料に上書きされ、単調な味に感じられてしまいます。

 

なので、安易に調味料を追加したく無くなります。

安易に調味料を加えず、かつ物足りなさをどう克服するかが、今後の課題となります。

 

 

癖のあるホットクックではありますが、じゃあ使うのを止めて、以前のようなガス台とフライパンでの調理に戻るかといえは、それは

 

100%あり得ません。

 

先週、ホットクック購入以降で、はじめて1回だけガス台を使いました。

トマト・茄子・玉ねぎ・ズッキーニ・ニンニクを切って、テキトートマトソースをホットクックで作りつつ、並行して、ガス台の鍋で湯を沸かして、スパゲッティーを10分間茹でました。

 

麺を菜箸で湯がきつつ、そういえば菜箸を使うのも、ホットクックが来てから初めてだな。昔はいつも菜箸で料理していたのが、なんか嘘みたいだなー、と妙な感慨にふけりました。

 

麺が茹で上がる頃には、この麺茹で調理法は、無理ゲーだと感じました。

 

湯を沸かして麺が茹で上がるまで、台所の空気がガス火で暖められ、暑くて汗だくになってしまいました。しんどい。

また、湯が沸くまで待つ、麺を入れた後に吹きこぼれを気にして火を弱める、そして時折菜箸でかき混ぜる。なんだかんだと、鍋につきっきりとなりました。意志力が消耗して、精神的にしんどい。

 

もう従来の直火を使う調理法には、戻れない体になってしまいました(笑)。

たぶんこれは、インスタントラーメンを作り続ける感覚みたいなものなのかもしれません。味がバッチリではなくとも、作り方があまりにも簡単なので、もう旧来の手法には戻れない。

 

 

今後の展開:

・蒸し煮単一機能のホットクックですべてを賄うのではなく、役割分担にする。

具体的には、温度管理と炙り機能に優れたヘルシオオーブンのような調理家電を導入し、蒸し煮&炙りで、食卓のバリエーションを増やす。

 

・ニンニク、バター、ワインを積極的に使う。

調味料の中には、素材の旨味をさほど邪魔しないものが幾つかありそうです。

ニンニク、バター、ワインあたりは、けっこう大丈夫そうです。選んだうえで、調味料を積極的に使い、物足りなさを克服していきたいものです。

 

・最新のテクノロジーを待つ。

2018年夏発売の1,6L国内モデルでは、上蓋を開けたまま加熱できる、煮詰め機能が追加になったようです。かき混ぜながらの煮詰めではありませんが、機能は一歩ずつ前進しています。

今後、技術的ブレークスルーにより、かき混ぜながら水分を飛ばす機能ができたなら、現在のフライパン調理を完全に置き換えられるようになるかもしれません。

 

 

以前の投稿でも書きましたが、ホットクックは20年前のデジカメのようなものだと思っています。まだまだブレだらけで、ピタッと使えることは少ないです。それでも今後、世の中の流れがこの方向で進むのは、間違いないでしょう。

 

購入から2か月が過ぎ、加熱かき混ぜが出来るだけで感動していた導入期から、日々の地道な運用の定着期へ進んでいると、自分的には認識しています。これからも、日々精進を重ねて参りたいと存じます。

 

特に私は、東南アジア在住の日本人ホットクックユーザーとして、いわばブルーオーシャンに居ると言えるでしょう。ジョムティエンの地でノウハウを積み上げることが、将来の自分の非地位材 Non-positional goods になると、捉えています。

タイの地方暮らしであっても、健康的で納得のいく食生活を、ホットクックで安価に簡単に実現できれば、いつの日か、多くのロングステイヤー同胞の皆さんのお役に立てるのではないかと、考えています。