ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

PDFデータ形式のKindle本を自動読み上げするには、どうしたら良いのでしょうか。

10年ほど前にフランスでベストセラーとなった本を、友人が勧めてくれました。

日本人紳士が登場する、とても機知に富んだ本だそうです。

 

フランス語タイトル:   L’elegance du hérisson レレガンスデュヘリソン

英語タイトル:  The elegance of the hedgehog ザエレガンスオブザヘッジホッグ

邦題:   優雅なハリネズミ

 

著者:   Murrelet Barbery  ミュレレバルベリ

 

アマゾンジャパンで確認すると、日本語版は紙の本、仏語版はオーディオCDしかありません。英語版ではKindle版があったので、早速ポチし、iPhoneにダウンロードしました。

https://goo.gl/4ht8jt

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私は目が悪くて紙の本が読めないので、本はいつもKindle電子本を買います。iPhoneで画面を二本指で下にスワイプし、自動読み上げ機能で、耳読します。

 

ところがこの本では、読み上げ機能が働きません。

データが文字テキストではなく、PDFになっています。古過ぎて出版社にテキストデータが残っておらず、古いベストセラー本が紙からPDF化されて、青空文庫として電子発刊される際に、見られるパターンです。

 

試しに任意の文章を選択反転させ、翻訳機能を使うと、日本語の音声読み上げにはなります。ただAIによる自動翻訳なので、日本語としてはまったく意味をなしていません。

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はてさて、どうしたものか。

 

PDF形式のKindle本を、ページめくりしつつそのまま読み上させるのに、何か良い方法はないでしょうかねー?

 

この安さなら、LCCの座席ピッチの狭さは受容しちゃおう

9日間の日程で、シンガポールとマレーシアを訪れました。

 

往復ともにフライトはLCCを利用し、料金は計1万円でした。

往路: バンコクスワンナプーム発→シンガポール行き スクート 1990バーツ(6600円)

復路: クアラルンプール発→ウタパオ行き エアアジア 980バーツ(3300円)

 

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往きのシンガポール行きのスクートは、4時間の出発遅延をやらかしてくれました。ただ、遅延欠航あたりまえのLCCなので、そこはしょうがないところ。搭乗直前には、乗客全員に紙が手渡されました。ご加入いただいているかとは存じますが、遅延による損害は旅行保険で補償されます、との案内書でした。こうした紙を渡してくれるだけ、スクートはLCCの中では、かなりマシな方なのでしょう。

 

復路のウタパオ行きエアアジアは、フライト自体はスムーズだったものの、ウタパオ空港新ターミナルの運営体制がグズグズで、一昨日の投稿のように、がらんどうの空港で入国審査に1時間もかかってしまいました。

 

 

座席ピッチは、あいかわらず厳しいものがありました。

シンガポール行きのスクートは、おもいっきり膝が前の背もたれにぶつかりました。

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ウタパオ行きのエアアジアはさらに狭く、両膝を開かないと、物理的に座れません。

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どちらのフライトも、小柄な女性でないと、まともに座れない状態です。180㎝台の私には、きわめて厳しい(苦笑)。

ただスクートの機内では、隣に座っていた身長140㎝台と思われる小柄な女性は、余裕で足を組んでいました。日本人より体格が小柄なタイやマレーシアの人にとっては、許容範囲ということになるのかもしれません。LCCの会社的には、体格が2σから外れる利用客は、カバー範囲外扱いになるのでしょう。

 

 

まぁ、かと言って、3倍以上の料金を払ってナショナルフラッグキャリアーのシンガポール航空やタイ航空に搭乗しますかと言えば、答えはノーです。

4時間の出発遅延や1時間の入国審査待ちはさすがに勘弁願いたいですが、座席の狭さに関しては、航空券の安さを考えれば、しょうがないかなーと妥協できるレベルです。2時間までフライトまでなら、何とか耐えられる限度ですね。

 

ギリギリのところで客が逃げないポイントを、LCCは巧みに突いているように思われます。さすがのマーケティングです。素晴らしい。

ひさしぶりの黄色シャツの日

地元の朝市へ買物に行ったら、どのお店の人も黄色ポロシャツを着用していました。買い物客も、黄色いシャツを着ている人が目立ちます。

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今日10月13日は、故ブミポン国王陛下の2周忌で、国民の祝日です。前国王様は月曜のお生まれで、シンボルカラーは月曜を表す黄色。雑貨屋さん、八百屋さん、果物屋さん、みなさん黄色です。黄色の光景を見るのは、久しぶりになります。

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今日は一日、静かに過ごすことになります。

毎月第2土曜にバンコク市内で主催している私のラフターヨガのクラスも、本日は特別にお休みです。

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ウタパオ空港新ターミナルを初めて利用しましたが、利便性が大幅に下がっていました

クアラルンプールへの旅行を終え、Air Asia エアアジア AK840便 パタヤウタパオ空港行きに搭乗しました。

チケット代965バーツ(3,200円)と激安。出発のKLIA2 クアラルンプール国際空港LCC専用第2ターミナルは、賑やかでキレイで、効率的で楽しくて便利。定刻通りの出発で、順調なフライトでした。

 

ウタパオ空港 Utapao Rayong-Pattaya International Airport に到着し、機外に出てバスに乗ると、ほどなく降ろされたのは新ターミナルでした。

ついにボーディングブリッジまでが新設されたようです。

今年に入り新ターミナルがボチボチ使われ始めたらしいと噂に聞いていましたが、自分で利用するのは初めてです。期待が高まります。

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建屋に入ると、広い荷物受取り場が垣間見えます。ピッカピカです。

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そして入国審査のエリアにさしかかると、長い長い行列になっていました。

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なんじゃこりゃーーー。なにこの混雑。

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しかたなく、列の最後尾につきます。しかし、ぜんぜん列が前に進みません。

バンコクスワンナプーム空港も長い行列ができますが、多数の窓口でさばくので、行列はどんどん前に進みます。しかし、このウタパオの行列は、いつになったら入国審査を通過できるのか、まったく見通しがつきません。

 

これは明らかに、運用体制の不備の問題です。

出来たばかりの立派な建物で、入国審査のレーンは8つ設置されているのですが、職員がいてオープンしているのは3つだけ。複数のフライトの到着があった模様で、明らかに8つすべてを使わなければ、とても処理しきれない状態なのは明白です。

 

数か月前、ドンムアン空港で職員配置の不足により、入国審査が5時間に及んだと報道がありました。そのミニ版が起きているようです。

ドンムアンのような大空港ならともかく、小さくてなーんにもないウタパオで、意味のない大行列につかされるのは、苦痛以外の何物でもありません。

 

結局、たっぷり1時間ちょっとかかかって、ようやく入国審査を通過しました。もしこれが、タイ来訪が初めての外国人観光客だったなら、タイのイメージは最初から最悪でしょう。がらんどうのピカピカの空港ターミナルで、入国審査のエリアだけ人がすし詰めになっている様子は、実に奇異です。

 

ようやく到着ロビーに出ると、そこには出迎えを頼んでいた友人が、疲れた顔で待っていました。長時間待たせたことを、平謝りでした。

 

 

昨年、マカオ発ウタパオ行きエアアジア便に、搭乗しました。ちょっとした公民館程度の広さの、ウタパオ旧ターミナル利用でした。バスを降りて建物の一方のドアから入り、反対側に抜けて出迎えの友人に会うまで、所要時間わずか3分でした。

 

旧ターミナル通過所要時間 3分 → 新ターミナル所要時間1時間20分。

 

あまりにもひどい差です。せっかく最新鋭の大きなターミナルが完成したのに、運営体制がまったく追いついていません。

 

 

さらに追い打ちがありました。

 

空港を車で出ると、ウタパオ空港と幹線道路国道3号線を結ぶアクセス道路2㎞が、大渋滞でまったく動きません。交通事故でもあったのかと思ったらそうではなく、単に体制がマズいだけでした。

新ターミナルオープンで空港利用客の車が増えたのにもかかわらず、3号線とアクセス道路の交差点の青信号が短すぎて、車が前に進みません。しかもアクセス道路が工事で車線規制を行っており、渋滞に拍車がかかっています。

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都市部での道路渋滞ならそんなものかとも思いますが、道の両側に原っぱ以外なーんにもない田舎道で渋滞にはまるのは、気が滅入ります。渋滞を抜けた後はスムーズだったのですが、ジョムティエンの自宅に着くと、もう疲れ果ててしまいました。

 

根本的には、3号線とアクセス道路を立体交差にして、信号を無くす必要があるでしょう。だだこれから何年かかるのか、想像もつきません。せめて信号のないロータリーになればよいのでしょうが、タイではロータリーは一般的ではないので、難しいでしょう。

 

 

入国審査の待ち時間が読めないし、道路渋滞もあるということで、気軽に友人に車を出して迎えに来てくれと、頼みにくくなってしまいました。

 

ドンムアンと同様に、ウタパオも残念ながら、できれば避けたい空港へと、自分の中では格下げになってしまいました。新ターミナルになって、こんなに酷くなるとは、意外でした。

運営ソフト面の改善だけで、かなり良くなりそうには思います。何とか良い方向にいってくれればと、願います。

 

どうやらもう乾季に入ったようです。知らんけど。

10月10日水曜の朝起きたら、めずらしく晴天でした。

ビーチに行くと、空気感が違います。蒸し暑さは若干あるのですが、空の青さの透明度が増し、冬の乾季の空模様になっています。

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昨年の雨期明けは10月26日で、結構早いと思っていました。ところが今年はさらに早まったようです。

 

不自然ではない感じです。毎年雨季末期には、街路樹のプルメリアはすべての葉を落とします。昨年は葉が落ちきったのは10月末でしたが、今年はもうすでに落ちきっています。

例年は雨がそれほどでもない8月でも、今年は連日の雨模様でした。9月もこれでもかというくらいに降っていました。もう十二分に降ったと言えるでしょう。

 

どうやらもう雨季が明けて、ベストシーズンの乾季に入ったようです。たぶん。知らんけど(関西人風)。

 

 

関連投稿: 昨年の乾季入り

jomtien.hatenablog.com

 

 

ブーンサク師範 お誕生日おめでとうございます

ジョムティエン北部のDongtan Beachドンタンビーチの砂浜では、毎朝ブーンサク師範による無料太極拳エクササイズのクラスが行われています。

 

火曜に師範から携帯に連絡が入りました。もしジョムティエンに居るのなら、明日のクラスに参加してほしいとのこと。

師範は英語がひとっ言も話せず、私に電話してくるなんて珍しいです。理由を尋ねたのですがはっきりとは教えてくれず、私の語学不足もあって、適当に会話は終わらせました。まぁ、とにかく明日行けばいいんだろうと、深く考えてませんでした。

 

翌10月10日水曜の朝、砂浜に行ってみると、いつも通り30人くらいの参加者が来ており、いつも通りにエクササイズが始まっていました。とくに何も変わったところは見受けられません。

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師範は少々お年を召しているので、肩関節や股関節の可動範囲が少し狭くなってきてはいますが、お元気そのものです。

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9時前にエクササイズが終了しました。すると常連のロシア人のお姉さんが突然、歌いだしました。ハッピーバースデートゥーユーーー♪

 

この日は、ブーンサク師範の72歳のお誕生日でした。お祝いということで、皆で合唱し、普段より多めのチップを手渡しました。

 

そして私に声がかかりました。「カメラマンよろしく~~~」

 

これでやっと、前日に師範から電話が入った理由が分かりました。

このクラスでは、私は唯一の日本人男性=カメラとビデオに詳しくて撮影が上手、ということになっています。師範は、誕生日の記念写真を私にキレイに撮ってもらいたくて、私に電話してきた次第でした。電話口で理由をはっきりおっしゃらなかったのは、きっと照れていたんでしょう(笑)。

 

雨季が終わったかのような晴天で、皆さん笑顔の良い集合写真が撮れました。

師範には、いつまでもお元気で、ご指導いただきたいものです。

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シティセンターホテルは便利さ快適さコスパともに優れた宿

マラッカ滞在中に、クアラルンプールのホテルをネット予約しました。

移動に便利だろうと、KL Sentral クアラルンプール中央駅付近で場所指定して、ネット検索をかけてみました。すると、1泊1万円程度もしくは3000円前後のどちらかに、二極化していました。

マラッカでは1泊1万円の贅沢なお宿に泊まったことだし、何度も足を運んでいるKLでは、バジェットホテルに泊まることにしました。

 

予約し泊ったのは、こちらのホテル。

名称: City Central Hotel シティーセンターホテル

住所: 80 Jalan Tum Sambanthan, Kuala Lumpur

料金: 1泊128リンギット(3,500円)。朝食込み。

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コスパ優秀な、良いビジネスホテルでした。

 

1. 駅至近。駅出口からビルの軒下沿いを50mほど歩けば、雨天でも濡れずにホテルに着けます。

 

2. 買い物食事が便利。駅直結の最新ショッピングモールNUニューは、巨大でキレイでオシャレ。なんでも揃っていて超便利。駅隣接のインド人街は、どローカルで庶民的で、インド飯が旨い。

 

3. 館内が最新でピカピカ。建物自体は年季が入っていそうだけど、ホテルはきっちりリノベーションされていて真新しく、清潔で快適で機能的。これで1泊3,000円台とは、異存はまったくございません。

 

4. ホテルスタッフが愛想良い。フロント・客室係ともに気遣いと笑顔があり、プロ意識が感じられる。

 

なお、ネット予約の際には、なぜかクレジットカード番号の入力を求められませんでした。

チェックイン時に知ったのですが、このホテルは、カード払いは受け付けておらず、ニコニコ現金払いのみです。なので私は、3泊分389リンギットを、チェックイン翌日に現金で支払いました。チェックイン時のデポジット支払いは求められず、ビジネスホテルとしてシンプルなオペレーションをしている点に、好感が持てました。

 

 

チェックインし、最初に案内された部屋は、窓がありませんでした。

短期出張の1泊だけなら構わないのですが、今回は観光で3泊の予定。さすがに窓無しでは閉塞感でキツいので、窓ありの部屋をお願いしました。

すると次に案内されたのは、4階の駅ビルと幹線道路に面したお部屋。これが大正解でした。

窓からは、駅ビルと周辺の高層ビル群、それに青空が見えます。これだけで、気分良いです。

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幹線道路沿いではあるのですが、二重窓で騒音はなく、ぐっすり眠れました。

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良いホテルではありますが、敷地が細長いレイアウトで、窓付きの部屋数はごく少ないようです。

もし窓無しの部屋であれば、ホテルの評価は中の下どまりかなと思われます。もしここに泊まるのであれば、正面側の窓有りの部屋指定がお勧めです。

 

 

KLCCバトゥー洞窟インド人街訪問で大満足のKL滞在

ジョムティエン暮らしを始めてから、最も足を運んでいる外国の街は、クアラルンプールになります。今回の訪問で5度目。

 

3泊の予定で、足を運ぶのは余裕を持たせて、一日一か所のみとしました。

1. KLCC ペトロナスツインタワー

2. バトゥー洞窟寺院

3. KL中央駅東側のインド人街

 

KLに来たら、ここの記念写真というか、来た証拠写真を撮るのは、お約束。

事前ネット予約をしていたかったのですが、現地飛込みでは展望台入場は2時間待ちとのことで、今回はパス。

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KL中央駅から電車で北へ30分のバトゥー洞窟は、マレーシア最大のヒンズー教寺院。パワースポットとして、そこに居るだけで癒されます。4年ぶりの訪問でしたが、やっぱり良かったー。

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駅東側のインド人街では、カジュアルなインド一膳飯屋であれこれ選んで食事して、私服のひと時でした。これら3か所で、もう大満足。

 

 

一方、行き先を絞ったため、足を運ばないことにした有名スポットとしては、

 

1. 繁華街散策 - ブキッビンタン

2. KL駅周辺  - 博物館モスク商店街

3. モール散策 - ミッドバレー、マウントキアラ、イオン、イケア

 

やっぱりKLは、一週間くらいは滞在したいところです。

 

 

KL中央駅のファミマでソフトクリーム食べて、地元民気分

マラッカからバスで2時間、マレーシアの首都クアラルンプールに来ました。

 

KL Sentralクアラルンプール中央駅モノレール出口脇を出ると、ファミリーマートの大型店舗がありました。

店の入口自動ドアの隣には、20人以上が行列を作っています。コンビニの店頭で行列するなんて、いったい何だろう。気になる。

ただ、荷物をもっていて宿泊予定のホテルへ向かう途中だったので、そのまま通り過ぎました。

 

翌日再び前を通ると、今度はわずか3人程度の人が並んでいました。

好奇心から、列の最後についてみると、それはソフトクリーム販売窓口の行列でした。なーんだ。

でも昨日あれだけの行列になっていたんだから、大人気の味なんだろうな。これは食べてみねば。

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コンビニでソフトといえば、日本ではミニストップが有名でした。

あれと同じ感じなのかなと想像しつつ、自分の番が来たので「ソフトクリーム1個ください」と頼もうとしたら、列の後ろの人が、「先に店内のレジで支払ってから、ここで受け取るんですよ」と教えてくれました。

 

なーんだ、そういうシステムだったんですね。

さっそく店内に入ってみると、高い吹き抜けの天井で、とても広い。そしてかなりの混雑で、レジ待ちの行列が長い。それでもレジは多数ありテキパキしており、わりとすんなりソフトクリームの代金を支払えました。

 

再度窓口に並び、無事ソフトクリームゲット。

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コンピニなのに、店の前にはテラス席が10テーブルほどあります。店内で買った商品やソフトクリームを、皆さん食べています。イートインコーナーならぬイートアウトですね。もうほとんどレストラン感覚で、なかなかいい感じです。席について、買ったばかりのソフトをいただきます。

 

で、肝心のお味はというと、

 

ちょっとビミョーー

 

でした。

まずくはありません。先入観で、ミニストップ式牛乳味かと思っていたら、違いました。何かの芋みたいなフレーバーがまざっています。ワタクシ的には芋味は無いほうが良いと思うのですが、きっと当地ではこの味が受けるのでしょう。抹茶味も頼んだのですが、そちらは普通に美味しかったです。

 

テラス席は、イスラムのカラフルな布を頭にまとった女性やインド系の男性など、多民族の当地らしさが感じられ、地元民感覚が味わえて、良かったです。たぶんあの芋?フレーバーが、お客をリピートさせる癖のある味になっているのかもしれません。

 

 

タイ刑務所が舞台の映画 A Prayer Before Dawn  暁に祈れ を観てみたい

タイの刑務所を舞台にした面白い実録映画があると、米国人の友人Fさんから教えてもらいました。

 

タイトル:  A Prayer Before Dawn  暁に祈れ

監督: Jean-Stephane sauvaire ジャンステファン ソヴェール

制作: オランダ

上映: 2017年カンヌ映画祭出品、2018年夏に英米で小規模上映

原作: A Prayer Before Dawn: My Nightmare in Thailand's Prisons by Billy Moore

    ビリームーア著 暁の祈り‐タイ刑務所での悪夢 

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あらすじ: 

英国リバプール出身の若者 Billy Moore ビリームーアが、人生を切り開こうとタイにやってきた。しかし薬物使用・窃盗・銃器所持の罪で逮捕され、刑務所に3年間収監される。

そこは暴力が支配する、タイでも最悪レベルの刑務所。生き延びるため、ボクサーとして刑務所内ムエタイ大会で戦い、のし上がっていく。

日本語での詳細紹介と予告編はコチラ。

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英BBCの監督インタビューによると、迫力を求めて当初はタイ国内の刑務所でのロケを試みようとしたが、当客から許可が下りず挫折。軍事政権の国なので、それはそうでしょう。

老朽化して使われなくなったばかりの刑務所があり、そこを使わせてもらうことで解決。匂いまで本物の刑務所の、リアリティが再現できたとのこと。

最後の千人の観衆が集まる試合では、どうしても本物の刑務所で撮る必要があり、そこだけフィリピンの実際の刑務所でロケしたそうな。

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いやー、この映画はぜひ観てみたい。

タイ生活数年ともなると、知人やその家族で、刑務所暮らしをしている・していた人と知り合う機会があります。塀の中での寝起きは、実に厳しいらしいと漏れ聞きします。実際のところ、どうなんでしょう。

この映画では、薬物中毒の英国貧困層の若者がタイに流れ着き、さらなる苦境へと陥っていきます。言葉がわからず、肌の色の違うハンディ付きのムショ暮らしは、いかばかりでしょう。

 

どこをどう見ても、軍事政権下のタイ国内での上映は100%ありえない映画です。

紙の本やDVDの輸入取り寄せは、リスク高過ぎ。日本での上映情報は、皆無の模様。

何か、観る良い方法は無いかな。

英語圏の国に出かけた際にでも、観るしかないかなー。

 

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コートヤードヘーレン@マラッカは、は次回リピートしたいお宿

マラッカでは二泊し、億万長者通りことㇶーレン通り沿いの町屋風ホテルに泊まりました。

 

名称: Hotel Courtyard @Heeren Boutique Hotel ホテルコートヤードヒーレンブティックホテル

住所: 91, Jalan Tun Tan Cheng Lock, Heeren Street, Melaka

宿泊費: 1万円/泊  朝食付き

Courtyard @ Heeren | Boutique Hotel in the Heart of Malacca, Malaysia

 

すべてにおいて、大満足のお宿でした。

宿探しで参考にしたのは、こちらのサイト。こちらで2番目に掲載されていたホテルでした。ありがとうございます。

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京都の町家のように、間口が狭くて、奥が超細長いレイアウトです。

入口ロビーに足を踏み入れると、プラナカン様式の趣たっぷりの雰囲気に感動します。

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ホテルは真新しくピカピカで、シックでセンス良し。スタップの皆さんは、いつも笑顔で愛想良く、きびきびと応対してくれます。お部屋は広くて静かで落ち着きがあり、バスルームもやたら広くて、清潔で機能的。とても寛げます。

 

超細長い敷地の制約上、各部屋には窓がありません。

しかし廊下の各所に広い天窓を設置し、吹き抜けに背の高い植栽を巧みに設置することで、バスルームと部屋には明るくおだやかな陽光がふんだんに入り、木々が目に入ります。庭に接しているかのような錯覚で、寛げます。極端に制限された立地条件下で、プライバシーと開放感を両立させているテクニックには、感心するばかりです。

 

朝食会場は、ホテル斜め向かいの別の建物で。

入口は民族ドレスを販売するブティックで、その奥がレストランになっています。こちらもシックな建物。

アラカルトで、コーヒー・トースト・オムレツなどがいただけます。その他に、炒飯や焼きそばも注文可能。焼きそばMeeを頼んだら、ボリュームたっぷりで超美味。和食とも中華ともタイ料理とも異なるマレー式焼きそばで、朝からエスニック気分を堪能出来て、満腹となりました。

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次回マラッカを再訪する機会があったら、またぜひこの宿に泊まりたいと思います。

 

 

ダイソーの三番煎じユビソオに感心

マラッカのチャイナタウンのジョンカーストリート Jonker Street を散策していたら、ダイソーの二番煎じこと、中国発のメイソウのお店がありました。

 

と思ってよくよく見たら、違っていました。

YUBISO ユビソオ 優質優品 

 

という名のお店でした。5リンギット(135円)均一ショップです。お店の様子は、メイソウ風のパクリ。看板は、メイソウというか、ユニクロそっくりです。

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ネットで確認したところ、ユビソオはマレーシアの会社のようです。

すでにクアラルンプールやペナンに出店しており、どうやらマラッカにも展開しているようです。

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メイソウは本家ダイソーを凌ぐオシャレさで、日本のプラザPlazaのような立ち位置をすでに確立済みです。ユビソオは、そこまでのオシャレさは出せていない模様。

 

それでもマレーシア各地にすでに展開しているということは、今後少なくともこの国においては、定着していくのかもしれません。三番煎じまでが登場するって、ある意味関心してしまいます。 

 

不二家のペコちゃんや日産初代スカイラインのように、著作権をガン無視して米国産品を丸々パクって、あたかも自国内のオリジナル品であるかのようなマーケティングを行い、定着させてしまった例は、日本には幾つもあります。

三番煎じのユビソオも、今後何らかのオリジナリティを付加しつつ、赤道直下の国で独自の進化を続けるのかもしれません。次回マレーシア訪問時には、ユビソオをまたチャックしたいと思います。

 

 

グーグルマップ上では、ユビソオ店舗の場所はこのカフェの隣になります。

 

マラッカのお食事処The Melting Pot で満足のいくニョニャ料理をいただきました

マラッカではチャイナタウンに宿を取りました。ここは他の海峡都市ペナンやシンガポールとは異なり、歴史の中に眠る静かな町です。昼間は通りに観光客の姿を多く見かけますが、日没以降はしーんと静まり返ります。洒落た感じのレストランは多数営業してはいますが、どこもお客の姿はまばらです。

 

そんな中、1軒だけ賑わっているお店がありました。

Jalan Han Jebat中ほどにあるThe Melting Potです。入ってみました。カジュアルですっきりした、感じの良い店内です。Traditional Nyonya Cuisine マレーと中華が組み合わさった、ニョニャと呼ばれる伝統的な料理がいただけます。豚肉とラードは不使用です。

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Pontech Chicken 16.9リンギット(450円)、Nyonya Pancake 12.8リンギット(340円)をいただきました。鶏肉はこってりインド風味噌煮込み、パンケーキはインド風さつま揚げといった趣きで、どちらも濃厚で美味。このお店を選んで、正解でした。

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揚げ豆腐も頼んだのですが、そちらはまぁ普通。

昨年2週間、北インドを旅行し、何度かベジタブルパンケーキを食べる機会がありました。しかし、ここのニョニャパンケーキは、歯ざわりサクサク感、味わいの複雑さ、食べ応え感、後味の軽さにおいて、それらをすべて凌駕していました。

 

 

翌晩も通りを一通り歩いてみましたが、やはり流行っていそうなのはこのお店だけ。そこで再度、入店しました。

Nyonya Pancakeが前日Gあまりにも美味しかったので、再度注文。それに、Fried Mee Mamak Style ママック焼きそば9.9リンギット(270円)、Ginger and Spring Onion Chicken Fillet鶏ササミ生姜炒め14.9リンギット(400円)を注文。どれも濃くて、納得のお味でした。

 

わーいパンケーキおいしー、などど盛り上がって食べていたら、会計後にお店の人が、昔懐かしいチェキで撮ってくれました。その場で小さな写真を手渡され、白い枠外にコメントを書いてねとのこと。

今後このお店に来たら、私が映った写真が店内の壁に貼られているかもしれません(笑)。

 

 

店名: The Melting Pot

住所: 62 Jalan Han Jebat

 

映画クレイジーリッチアジアンを観に行かなきゃ

米国人の友人Jさんに、シンガポールに行ってきたよと話しました。すると現在アメリカでは、シンガポールを舞台にした Crazy Rich Asians という映画が大ビットしていると、教えてくれました。

Jさん自身は、特に普段はさほど映画ファンではないとのことですが、この映画に限ってはあまりに面白過ぎで、映画館へもう5回も足を運んで、繰り返し観たとのことでした。なんでもネット系での配信はしておらず、映画館のみでの封切りなんだそうです。

 

出演者全員が東洋人俳優のハリウッド映画で、シンガポールの超富裕層華人ファミリーを描いたラブコメティーです。

食事を食べ残す子どもに対し、母親が「ちゃんと残さずに食べなさい。アメリカでは、貧しくてちゃんと食事を食べられない子どもたちが大勢いるのよ」と諭すシーンなんかがあり、大爆笑の連続なんだそうです。

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ちょっと、感慨深いものがあります。

「アジア=貧困」の印象が世界的に定着していた30年前とは、隔世の感があります。

現在のシンガポールならば、国のどこを切り取ってみても、完全な先進国です。北米や北部欧州のように、平日昼間に大人の男性でも足を踏み入れるのに躊躇するようなスラムは、存在しません。

 

同じ都市国家の香港は、ブルースリーを皮切りに約半世紀前から、アクション映画を通じて世界中に、文化情報発信をしてきました。それは、広東語という民族語と広東の民族文化が確立しているからこそでした。

それに対し、固有の民族語が存在しないシンガポールには、大きなハンディがあるように見えます。実際、映画に限らず何らかの文化情報発信で、シンガポールが世界の先頭に立つ場面は、これまであまり無かった気がします。

 

それがこの30年間の目覚ましい経済発展のおかげで、英語メディアでのこうした優れた文化作品が登場したのは、本当に画期的です。

経済だけでなく、文化大国としても、これから面白いコンテンツがどんどんシンガポールから発信されそうで、目が離せません。

 

この映画は 9月末から、日本でも邦題「クレイジーリッチ」として、封切りになっているようです。

タイでもすでに、劇場公開されているようです。観に行かなくては。

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マラッカのフットマッサージ旺陽は望外の感動

マラッカの旧市街には、ジョムティエンと同様に、沢山のマッサージ屋さんがあります。

ひと通りざっと、店構えおよび呼び込みの店員さんの感じから判断して、一番よさげなお店を選び、入ってみました。

 

店名: Wang Yang Foot Reflexology 旺陽綜合保健中心

料金: フットマッサージ 30分28リンギット(760円)、60分43リンギット(1,170円)

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いざ店内に足を踏み入れてみると、ジョムティエン基準で見て、かなり残念な状態でした。

店の中が乱雑、清潔感に欠け、店員さんたちはユニフォームではなく粗末な私服姿、店員同士でお喋り、足をもみながらスマホを見る、バックヤードが店内から丸見え、照明明るいまま、BGM無し、アロマのお香無し。

利用客に癒しの空間を提供しようという気概が、まるで感じられません。ジョムティエンだったら、お店は3か月ともたないでしょう。

 

ところが。

 

数名いる女性店員ではなく、1名だけいた男性店員に60分のフットマッサージをしてもらったところ、これが望外の大当たりでした。

 

足を触り始めて30秒ほどで、私の体の状態をピタリと言い当てました。おぉ、なんで判る⁉ さらに経絡に沿って、ツボを順次グイグイと押してきます。強度のマッサージです。

ジョムティエンのフットマッサージが、ただ気分を良くする癒しの娯楽なのに対し、こちらは中医の医療行為といった感じです。

私が痛がると、「ちょっとここは痛みを我慢してくださいねー」と言われました。医療機関の鍼灸院ならともかく、フットマッサージ屋でそんなセリフを言われたのは、初めてでした。

医療の専門技能経験をきちんと積んだ正規のマッサージ師さんほど、強揉みはしないものだと思っていましたが、ちょっと印象が変わりました。

 

お店自体は正直イマイチなのですが、この男性店員さんの揉みの巧みさは、すべてを打ち消して余りあります。

あまりに揉みが上手なので気をよくしていたら、耳元でそっと囁かれました。良いエッセンスオイルがあるので、オプションでつけませんかと。もぅ答えはイエスです(笑)。料金は43リンギットから60リンギットになりましたが、その価値はありました。

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マッサージ料金はジョムティエンの倍ですが、テクニックは5倍10倍と言っても良いくらい。少なくともこれまでタイで受けたフットマッサージのどこよりも、優れていました。いやー、世界は広いですね。

 

もしまたマラッカを訪れる機会があったら、またここにリピートしたいと思います。