東京への一時帰省の際、Amazon通販 でオーブンを買い求めました。
100℃を超える過熱水蒸気を利用する、つまり水の力で焼くタイプのオーブンです。
シャープ製ウォーターオーブンヘルシオ AX-XW400
価格78000円、 梱包総重量29 kg、梱包箱寸法 60cm x 60cm x 50cm
特殊なオーブンにつき、海外では発売されていません。それで日本国内モデルを入手しタイに持ち込み、220V→100V の変圧器をかまして使おうと、企てています。
東京での滞在ベースは中野です。そこにヤマトで配送してもらい、受取りました。やはりデカい。
バンコクへの帰国便は、翌日夜遅くの羽田空港発です。日付でいうと10月22日。
本当は Amazon の倉庫から直接、羽田空港国際線ターミナル内のヤマト営業所留めにしてもらうのが希望でした。しかしさすがに大きすぎて、そうしたアレンジは出来ないと断られました。
さて、中野から羽田空港までどうやって運ぼうか?
料金は3000円ほどかかりますが、改めて再度ヤマトにさんにお願いして、ゴルフバッグのように羽田まで持って行ってもらうのが、一番楽です。
しかしヤマトさんに確認したところ、日にちに余裕がないから NG とのこと。
空港止め荷物は翌日ではなく、翌々日の配送になるのだそうです。それではフライトに間に合わない。
次案として、空港すぐ手前のヤマト穴守稲荷営業所止めで翌日配送してもらい、そこからタクシーで空港に向かおうかとも思いました。
しかしヤマトさんからは、それも NG だと言われました。通常であれば空港以外の営業所止めは、翌日配送可能です。
しかし私のフライト日10月22日は、特別祝日。前例のない大幅交通規制が敷かれるので、翌日配送は保証できず、翌々日になるとのことでした。この手も使えない。
困っていたところ、バンコク在住のお友達より、「東京23区内から羽田空港行きの定額タクシーというのがあります。重量物の荷物がある場合は、それを使うと便利ですよ」とアドバイスをいただけました。
そういうタクシーがあるんですね。知らなかったー。もう他に手はないし、早速申し込んでみました。
名称: 日本交通タクシーサービス 定額タクシー
料金: 中野→羽田空港は8000円。プラス首都高高速代750円。
予約: 電話03-6265-6389 ネットでの申し込みは不可
電話窓口は混雑しており、20分くらい待って、やっと繋がりました。
「フライトは明日深夜の午前1時15分です。中野でのピックアップは21時であれば、定刻の3時間前には余裕で空港に着けますよね?」と、予約の際オペレーターさんに聞いてみました。
すると、歯切れの悪い返事が返ってきました。渋滞がなければ、通常は40分で到着するとのこと。しかし特別祝日で前例がなく、警備の厳しい空港までの所要時間の保証は致しかねます、との申し訳なさそうな返答でした。
まあ仕方ありません。超大幅に余裕を持って、20時のピックアップをお願いしました。
荷物が大きいので、車型はでセダンではなく、ハッチバックタイプのタクシーをお願いしました。予約ができて、ふうーっ。
さて翌日の利用当日、タクシーは20時きっかりに中野に来ました。
後ろの荷物室のハッチバックを開けましたが、オーブンのダンボール箱は大きすぎて、入りません。後部座席ドアの間口は広いので、後部座席に乗せることにしました。うまく入りました。やれやれ。
無事、羽田に向けて出発です。室内はロンドンタクシーのように広くて、綺麗。運転手さんは、物腰超丁寧。
グーグルマップを見ると、恐ろしいことになっていました。山手通りより内側の首都高は、軒並み通行止めです。ひゃあーーー。なるほど、これではオペレーターさんが、到着時刻の予想はできませんと言ったのも、納得です。
山手通り自体は空いていました。それで何事もなく所要時間40分で、羽田空港には20時40分に到着できてしまえました。ふうーっ。
タクシーを降り料金を払い、荷物をカートに載せました。
サイズが超ギリギリ。ダンボール箱があと2 ㎝大きかったら、載らないところでした。ふうーっ。
空港に早く着きすぎて、チェックイン開始までに2時間もありました。でも遅くなってしまうよりは、全然マシです。
フライトは、フィリピン航空のマニラ乗り継ぎバンコク行きです。
荷物預け入れの量りにも、幅ギリギリで乗りました。
25 kg を超え29 kg だったので、料超過料金6000円を払い、ようやく無事チェックイン完了。ふうーっ。
個人旅行で、こんな大きな荷物を運ぶのは、初めてでした。いろいろハラハラしましたが、空港定額タクシーのおかげで、ずいぶん助かりました。
秋葉原にやって来る中国人観光客の皆様が、高級炊飯器を買って日本土産にする姿は、風物詩となっています。私も今回かつぎ屋デビューをし、ようやく仲間入りができました。この高揚感は、やった人にしか分からない(笑)。