先月、自宅インターネット回線用として使っていた4GポケットWi-Fi端末が故障したので、3G端末に切り替えたら、却って回線が安定して調子良くなった、と投稿しました。
しかしその後10日間ほどすると、3G端末も調子悪くなってきました。4G端末の時と同症状で、バッテリーの劣化によるネット接続停止です。本来は外出持ち歩き用機材であり、商品設計上24時間通電の仕様にはなっていないので、コンセントに差しっぱなしだと良くないようです。
ボディーサイズの大きい4G端末のバッテリーは6カ月間稼働しましたが、3G端末ではわずか10日の寿命でした。
もうポケットWi-Fiの使用は諦めました。
ダメ元で、サウスパタヤのITセンターTukCom3階にあるお店「バナナIT」へ行ってみました。
すると、SIMカードスロット付きのルーターの在庫がありました! 1年ほど前に買い求めに来た際には、無かった品です。
メーカー: D-Link
型名: DWR-921
価格: 4,000バーツ(13,000円)
3GポケットWi-FiからSIMカードを抜き取り、DWR-921背面のスロットに差しました。
電源オンすると、面倒なメニュー設定変更は一切必要とせず、いきなり正常に作動してくれました。
接続速度は、3GポケットWi-Fiの時と変わらず、おおよそ2~3Mbpsくらいです。時間帯によって、0.5Mから6 Mbpsの範囲で変動します。
DWR-921自体は4G LTE対応なのですが、SIMカードが3G限定なので、この速度になります。
安定性については、3日に1度くらい No Connectionになる事があります。ただ、1分くらい待てば復帰します。速度低下になる場合でも、完全に回線が途切れる事は稀です。4Gの時よりは、はるかに安定しています。
確かに回線が遅くて、YouTubeやTumblrを観るのは、ちょっと辛いです。ただ、このホームページの作成や、ウェブ閲覧はもっさりだけど出来るので、しばらくこれで行くことにします。
接続の遅さで一番ネックになるのは、文章の音声入力の空振りです。
現在、文章作成は、以下の手順で行っております。
1 .リモートマウスremoteMouseというアプリを、iPadとノートパソコンにそれぞれインストールする。ノートパソコンとiPadは、同じWi-Fiルーターにつないでおく。これにより、iPadがノートパソコンの外付けワイヤレスマイクになる。
2 .ノートパソコンでワード文書を開く。
3 .書きたい内容をiPadに向かって口述する。その日本語文章がノートパソコンのワード上に表示されていく。
4 .かな漢字変換や助詞の間違いを、パソコンのキーボードで微修正する。
Wi-Fi速度が低下すると、せっかく口述した内容がパソコン画面上に反映されず、空振りすることをがあります。これは結構不便に感じます。やはり何とか速度を上げたいとは思います。
速度の向上としては、他の携帯キャリア会社へ乗り換えると、良いのかもしれません。
タイの大手キャリア会社AISやDTAC、更にはCATや3BBといったケーブルテレビ大手も、フリーSIMによるWi-Fi提供サービスを行っているようです。キャリア変更については、来年初めの課題にしたいと思います。