英系スーパーTescoテスコへ行ったところ、見た目が日本の焼きそばに近い麺を、見つけました。
黄色い太麺で、パッケージ表面には ไทเป タイべーと書いてあります。タイべーは、台湾の台北の意味。 เส้นบะหมี่ ไม่ใส่ไข่ センバミーマイサイカイ 卵の入っていない小麦粉麺です。
タイ語が読めなくても大丈夫。パッケージの左上には、漢字で「齋」の文字が入っているので、目印になります。黄色地に赤文字で齋は、ベジタリアンを意味します。
お値段一袋400グラムで30バーツ(100円)。日本から直輸入の焼きそばは、一袋150バーツくらいもするので、こちらはお手頃。これなら手が出せます(笑)。
この台北麺で、日式焼きそばを作ってみました。
材料: 台北麺400g一袋、豚コマ200g、パプリカ、玉ねぎ、エノキダケ、ブロッコリーの軸薄切り。 具材はありあわせの肉、野菜、キノコをテキトーに。
作り方:
1. 麺袋の封を開け、水を注ぎ手でもみもみしてほぐす。日本の焼きそば麺とは異なり、麺全体がガッチリ固まっており1度ではほぐしきれないので、水を取り替えて更に揉みほぐす。
2. ホットクックの内鍋に全ての材料を入れ、重量0.5パーセントの塩、ウスターソース大さじ2をふりかける。ココナッツオイルを回しかける。
3. 手動煮物モード混ぜありで、5分間。 以上。
たっぷりのお湯でゆでる調理法が前提の麺です。日本の焼きそば麺よりも、がっちりと固まっていて、そのままフライパンやホットクックに入れても、全くほぐれません。茹でないのであれば、予め袋に水を入れて、水を取り替えつつ念入りにもみほぐせば、使えます。
出来上がりは見た目どこか台湾風ですが、ちゃんとした焼きそばです、旨い。水分が飛ばない密閉調理ではありますが、具材から出る水分は麺が吸収してくれるので、ベチャベチャにはなりません。
ホットクックは、煮もの汁もの用調理機器であり、炒め物はフライパンの方が美味しくできます。ただ、この焼きそばに関しては、ホットクックであっても十分に美味しいレベルになります。これは私には、新しい発見でした。
作る手間の簡単さも考慮すれば、ホットクックの圧勝になります。
コストダウンして美味しく簡単にできるので、台北麺焼きそばは、ランチの定番メニュー入り決定です。