塩田ツアーの後半は、バンコクシービューレストランBangkok Seaview Restarrant でのシーフードランチです。著名なレストランということで、楽しみです。
塩田を後にし、車で10分ほど移動すると、レストラン専用の船着き場に着きました。
30人乗りのモーターボートに乗ります。
30人乗りの船は、私たちツアー客で満員。喫水線がかなり高めで、ちょっと怖いです(笑)。
船着き場のマップ
出発すると、のどかがな水郷地帯の風景が目に入ってきます。橋は舟が通れるよう、かさ上げされています。次第に水路の両側が、マングローブの林へと変わっていきます。まさにジャングルリバークルーズです。電線と水道管が、水路の脇をずっと走っていて、遠くまでインフラは通じています。
船着き場からレストランまでは約20分。かなり飛ばします。ゆうに5㎞以上走ります。
マングローブのジャングルを抜けた南端に、レストランが見えてきました。浅い海に多数の杭を立てて、その上にしつらえられています。洋上の楼閣です。
着きました。はるばるやってきた感が、半端ないです。
人工物からは隔絶された海上レストランです。こんな場所、見たことない。
お料理は旅行代理店の人が既にオーダー済みで、全5品。どれもおいしいー。チャーハンとシュリンプケーキ。、貝の炒め物など。パタヤで食べるシーフードとは異なり、ニンニクをさほど大量投入しておらず、風味豊かです。
たまたま他の団体さんと重なり、帰りの船は1時間ほど乗船を待たされました。その間、空いている桟敷席でゴロンとよこになり、のんびりリラックスできて、却って良かったです。なんか、はるかボルネオかフィリピンの、離島に来たような気分です。
帰路の船では、先頭に乗りました。揺れはそれほどなく、水しぶきもかかってこず、眺めが良くて最高です。乗るなら先頭の席がオススメです。
レストランの住所は一応、ぎりぎりバンコク市なんだそうです。船着き場からバスに乗り、20分も走ると、またお馴染みの市街地の街並みとなりました。さっきまでの異次元トリップは、何だったんだろう。
塩田見学とランチで、全行程7時間日帰りの旅でした。こんなにお手軽に、日常とかけ離れた体験ができるとは、思ってもいませんでした。塩田もレストランも少人数の個人では行きづらく、ツアーで来てよかったです。参加料金 2000バーツの価値は、十分にありました。
とかく行楽地に出かけるというと、タイ在住者にとっては多くの場合、タイにやってきた友人知人をもてなすホスト役として、案内する場合が多いです。もちろん愉しみとして行ってはいますが、案内中は無意識にあらゆる気配りをし、ブレインメモリーを使っている状況ではあります。
それが今回は全てがお任せで、純粋にお客さんとして楽しむことができました。立場がいつもと異なることによる、気楽さと開放感により、心からリラックスして楽しめました。
気楽さと開放感により、心からリラックスして楽しめました。またこんな感じのユニークなツアーがあったら、参加してみたいと思います。