当ブログでは2014年以降、私が住んでいるジョムティエンビーチのおすすめレストランリストを、掲載しています。一年おきの発表で、本日はa4度目となる2020年度版を、お届けします。
日本、欧州やバンコクから来てくれたお友達を連れて行くなら、という視点で選びました。
ここで言う良いレストランの条件とは、以下になります。
・訪問の都度で、味やサービスの当たり外れが少ない。
・メニューに載っている品は、だいたい何を頼んでもおいしい。
・タイ人/日本人/西洋人共に満足出来る、味付けやメニューの豊富さ。
・コスパ良好で、居心地が良い。
では、お勧め 計9軒のご紹介です:
1. Chok Dee โชคดี チョッディー - タイ料理
2. Cabbages and Condomes キャベジズアンドコンドムズ - タイ料理シーフード
3. Au Bon Coin オボンコワン - フレンチ
4. Surf Kitchen サーフキッチン - 西洋料理タイ料理一般
5. La Trattoria ラトラットリア - カジュアルイタリアン
6. Jee Thum ครัวเจ๊ตุ้ม ジェートゥム - タイ料理食堂
7. Le Bistro ルビストロ - フレンチ食堂
8. Nangnual Seafood 2 ナンヌアルシーフード2 - タイ料理
9. Osso Buco オッソブーコ - イタリアン食堂
◇◇◇◇◇
【1】 Chok Dee โชคดี チョッディー
種別: タイ料理
住所: Sukhunvit Road
営業時間: 17:00~23:00 毎月14日28日お休み
電話番号: 098-5404265
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 不可。自家用車をご利用ください。
ジョムティエンビーチでタイ料理を食べるなら、ここが筆頭に来ます。昨年は月に2度は、足を運びました。私が最も頻繁に通っているお店です。
郊外のスクンビット通り沿いに位置し、海岸からは6 km ほど離れています。観光客や海水浴客の姿はなく、ビーチらしさは皆無。地元民向けの普段使い用です。
仏教チックでかつ洗練されたインテリアの、家庭的レストラン。新鮮な食材をふんだんに使い、彩りよく盛り付けられた料理がいただけます。辛さ控えめで、料理は注文しましょう。
そして、白ご飯が美味しい。目立たないポイントですが、重要です。基本がしっかりとできています。
店員さん達は丁寧な物腰で、とても感じが良いです。冷房がバッチリ効いており、 BGM が控えめなのも好印象。
食通のお友達、タイ料理は初めてなので清潔な所で食べたい、地元民しかいない店に行ってみたい、暑いのはイヤ、といった場合に特にお勧めです。
ジョムティエン在住の友人同士で、どこかへ飯食いに行こうかという話になると、まず名前が挙がるのが、この店になります。タイ人・西洋人の双方から高い評価を受ける、稀なタイ料理店です。
店内の食事だけでなく、自宅で15名以上の大きなパーティーを開く際には、ここからケイタリング宅配サービスを頼むのも、オススメです。
お店の場所は、ちょっと分かりにくいかも。すぐ手前隣に、フォード自動車ディーラーの高さ15メーター位の大きな青看板があるので、そこを目印に行くと良いです。店の前の路肩に、車は停められます。屋外テラス席はありますが、往来の騒音が大きいので、屋内の冷房席がお勧めです。
【2】Cabbages and Condoms キャベジズアンドコンドムズ
種別: タイ料理シーフード
住所: Pratumnak Soi4 366/11番地 Birds and Bees Resort内
営業時間: 08:00 – 15:00, 18:00 – 23:00
電話番号: 038-250556
予約: 夜は推奨。朝・昼は不要。
路線ソンテウでのアクセス: 不可。タクシーをご利用ください
エンターテインメント性にあふれる超有名店。何度訪れても、テンション上がります。
ここの素晴らしい所は、あらゆる客層に対応している点。友人同士、カップル、幼児連れファミリー、高齢客、団体客、フォーマル、カジュアル、ベジタリアンなんでも可。
海に落ちる夕日の名所。正確には、海を隔てたラン島の上に夕日が沈んでいきます。
日没の30分前に予約を入れ、早めにお店に着くようにしましょう。まずは敷地内を散策するのが、お勧め。ゲートからレストラン入り口までは、迷路のような深い緑の中をずっと歩いて行きます。初めての方は1人ではたどり着けないので、お店の人に案内してもらってください。
レストラン入り口には、目を引く展示がずらりと並んでいるので、インスタ映えします(笑)。タイランド元副首相が設立したレストランで、ユニークな店名の由来には、深いストーリーがあります。ぜひ来店して、お確かめください。
一番高い所にある見晴台Tree Topには、2テーブルのみ有ります。3日前までに電話を入れて、このテーブルを予約するのが、超お勧め。特別感がハンパないです。
西洋人/地元タイ人共に人気。全席テラス席で、小さなお子様連れにもお勧め。少々走り回っても、気になる感じにはなりません。タイ料理は、辛さの手加減がありません。頼む際には、唐辛子控えめで注文しましょう。マイサイブリックカッと頼めば、完全に唐辛子抜きにしてもらえます。
付属のプライベートビーチでは、祝祭日の夜間には、コーンファイ(空飛ぶ灯篭)をレジで買って、揚げられます。食後のアトラクションとして、子供たちに大人気です。高級でありカジュアルでもあるジャングル風テーマパークレストランで、スペシャル感満載の名店です。
バンコク市内のアソーク地区もお店があり、そちらでも料理自体は同じものが食べられます。しかしこちらの本店は、眺めもスケールもはるかに違います。
もしタクシーで、運転手さんが場所を知らなかったら、「Asia Hotelの向かい」と言えば判って貰えます。帰りは、Asia Hotel前で客待ちタクシーがいるので、それを利用できます。朝食や昼食時は予約不要。夜とは雰囲気が異なって、ゆったりとした南国の空気を全身で感じられ、そちらも良いです。
【3】 Au Bon Coin オボンコワン
種別: フランス料理
住所: Pratumnak Soi6のSoi9 352/104番地
営業時間: 18:00 – 22:00 火曜水曜休
電話番号: 038-364542
予約: 必須
路線ソンテウでのアクセス: 不可。自家用車をご利用ください。
ジョムティエンで1番おいしい西洋料理のレストランはどこかと聞かれたなら、私はここを挙げます。タイの古民家風の建物で、古き佳き南国らしさに囲まれつつ、本格フレンチを楽しめます。お洒落な女友達やクルメな友人を少人数でお連れするなら、ここで決まり。ジョムティエンには、ここよりも高価格帯のレストランは何軒かありますが、コスパと仏料理としての正統ぶりを考えると、ここが1番でしょう。
隠れ家レストランで、看板が出ていません。店名のCoinは、英語ではconerコーナー。目立たない場所の意味になります。
初めての方は、たぶん自力では見つけられません(笑)。行き方は、こちらの投稿をご覧ください。
オーナーは、マスコミやネットへの露出を嫌っています。お店の名刺さえ作っていません。口コミのみで繁盛しています。ここでは、料理の写真をバシャバシャ撮ったり、SNSに載せるのは、野暮というものです。
雨期のオフシズン平日でも、しばし満席。予約は必須です。女性は、お洒落をして出掛けましょう。最近は、仏語オンリー的な雰囲気はやわらぎ、テーブルで英語で会話していても、さほど浮かなくなりました。
【4】 Surf Kitchen サーフキッチン
種別: タイ料理・西洋料理
住所: Jomtein Beach Road Soi5
営業時間: 9:00 - 23:00
電話番号: 038-231710
予約: 基本、不要
路線ソンテウでのアクセス: 可。
使い勝手の良いファミレス的な存在で、当地滞在の欧州人家族連れやカップルの観光客が、中心のお店です。空港やバンコク市内から、お友達がはるばるジョムティエンに到着したら、まず最初にご案内するのが、コチラになります。
ビーチロード沿いで、カジュアルで開放的なオープンエアー空間。人通りとヤシの木の街路樹越しに、海が垣間見えます。入国審査待ちやら時差ボケやら渋滞で、少々グッタリモードなお友達にも、さっそく南国ビーチ気分を味わって、気分転換してもらえます。
しかもアジアのタイランドのはずなのに、周りは西洋人客ばかりで、非日常感もバッチリ。ここでゆっくりビールを飲むことこそが、Joie de vivre人生の歓びであります。
西洋料理、タイ料理ともにメニュー豊富で、朝昼晩ずっと営業していて、便利な立地。とにかく使い勝手が良いです。
どの料理も、そこそこに美味しい。この適度なそこそこ感が、心地良いのです。ここは、肩の力を抜いてもらうための、お食事処。グルメ評論は相応しくありません。夕食時であっても、服装はTシャツ短パン姿でオッケー。
人気店でいつも混んでいますが、回転が早くすぐに座れます。店員さんたちは、インターコムで指示を受けながら、テキパキと動いています。
12月1月の観光ピーク期の夕食で、5名以上の場合は、予約が可能です。事前にお店に出向き、1名あたり100バーツの席料を払うと、テーブルを確保しておいてもらえます。食事が終わったら、席料は食事代から相殺されます。
ジョムティエン地区のレストランでアイスクリームを頼むと、植物油を使ったラクトアイスが出てくることが多いです。その点、この店ではちゃんとしたジェラートが食べられます。他店で食事をした後、ここに来てジェラートだけ食べるのもアリです。
なお、この店は日本の小僧寿司のフランチャイズでもありますが、寿司は非推奨です。
近年は昼夜を問わず、ビーチロードの混雑が激しいです。車で来ると、路肩駐車できる場所を見つけるのが、ちょっと大変。そんな際には、こっそり店員さんに声をかけてみましょう。お店の前の路肩のパイロンをどけてくれ、そこに停めさせてもらえる場合があります。
【5】 La Trattoria ラトラットリア
種別: カジュアルイタリアン
住所: Thappraya Road 338番地
営業時間: 15:00 - 23:30
電話番号: 089-099-4304
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 可
ジョムティエンは小さな町ですが、イタリアンの激戦区。その中で、最も安心してお友達を連れていけるのが、こちらです。
カジュアルながらも、味に定評のある老舗です。何を注文しても、ハズレなく美味しい。パスタ類も良いのですが、煮込み料理系が特におすすめです。
ただ実を言うと、接客サービスにムラがあって、以前はピザの持ち帰り用途でのみ、私は利用していました。それがこの2年ほどで随分と改善し、店内で快適に食事できるようになり、初の当リスト入りとなりました。
立地は、スワンナプーム空港行きバスターミナルのすぐ奥で、便利。バスの乗車予定時刻よりも早めに来て、ここでタイランド最後の食事をするのも、良いものです。
なお、このお店は、ローマ出身のお爺様が長年切り盛りしていらっしゃいましたが、昨年惜しくも引退され、新たに若いオーナーさんへと経営が替わりました。しかしメニュー内容も味も不変で、高いレベルを維持してくれています。
【6】 Jee Thum ครัวเจ๊ตุ้ม ジェートゥム
種別: タイ料理食堂
住所: Jomtien 2nd Road Soi Rompo2
営業時間: 11:00 - 22:00
電話番号: 089-7484643
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 可。Jomtien Beach Road Soi7下車徒歩10分
店名は、トゥム伯母さんの台所、の意。ビーチ近くでローカルなタイ料理を食べるなら、ここ。地元客と行楽客で、いっも賑わっている食堂。西洋人客の姿は、チラホラ程度。せっかくタイランドに来たのだから、どっぷりローカルな雰囲気に浸りたい、というお友達を連れてくるのに最適。
裏通りの目立たない立地。看板はタイ語のみで、英語表記はありません。でも大丈夫。コカ・コーラの大きな看板を目印にして来てください。メニューは半分くらいは、英語表記があります。
特徴は、猪、鹿、蛙、駝鳥といったワイルド系食材のメニューが豊富な点。メニューにある肉素材がすべて常備ではないので、その日どの肉があるかを聞き、黒胡椒炒めとかニンニク炒めとか、調理法を自分で指定します。もちろん一般食材のメニューも、ふんだんにあります。
ここは昔、知る人ぞ知る地元民向けのお店でした。それが四年ほど前に、行楽客へと人気が広まり、週末を中心に大混雑となりました。 それに伴い、あれよあれよという間にメニューの値段が上がっていき、一方で味とサービスが低下していきました。それで前回2018年の当リストでは、掲載を見合わせました。
しかし昨年あたりからキッチンの体制が整い、異様な混雑も落ち着きをみせ、また快適に食事が楽しめるようになりました。嬉しい。それでめでたく、今回2020年度リストで復活としました。
地元民の姿も、戻ってきました。大人数の家族連れを、よく見かけます。一皿単価が200バーツ(660円)を超え、食堂としてはかなり高価格帯ではありますが、味の良さを考えれば文句なしです。
混雑を避け、平日の昼から夕方早い時間での入店がお勧めです。車は、お店の前もしくはお隣のロンポーパービア街の駐車場に、停められます。
【7】 Le Bistro ルビストロ ← 2020年5月 閉店しました。
種別: カジュアルフレンチ食堂
住所: ジョムティエン2nd Road ตลาดร่มโพธิ์ ロンボー市場内
営業時間: 11:00 - 22:00
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 可。ジョムティエンビーチロードSoi5下車徒歩6分
南仏出身のご主人と、仏語流暢なタイ人マダムが、切り盛りしている食堂です。ビーフスープや各種ムール貝料理が、特にオススメ。
どっぷりタイランド的なローカル市場の敷地内にぽつんとあり、目立たない立地です。今回こ紹介のレストランリスト全9軒の中で、おそらくもっともダークホース(笑)。
コスパ良しのお店です。ジョムティエン地区の外国人向けレストランでは一般に、質・量ともに満足のいく料理を食べようと思うと、今や一皿300バーツ(千円)はします。
それがここでは概ね、ひと皿100バーツ台で食事できます。近隣在住フランス人の皆さんのお眼鏡にかない、かつこの価格水準で料理を提供できているのは、驚異的。フランス"風"料理ではなく、ちゃんとフランス料理なのです。日本では、まずお目にかかれないタイプのお店。ムール貝やクレープのメニューが豊富。
ハイエンドな仏料理を楽しむなら、当レストランリスト3番目に登場したオボンコワン。普段使いならここルビストロ、と使い分けがお勧めです。
【8】 Nangnual Seafood2 ナンヌアルシーフード2
種別: タイ料理シーフード
住所: Sukhmvit Road 44番地
営業時間: 11:00 - 22:00
電話番号: 064 146 2525
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 不可。自家用車でお越しください
パタヤウォーキングストリートの有名海鮮レストラン Nangnual ナンヌアルは、2号店をジョムティエン郊外のスクンビット通り沿いに、出店しています。
場所は、パタヤ水上マーケットのお向かい。
ジョムティエン中心部からは車で、ジョムティエン2ndロードを南下→ 終点近くでUターン→ 左折しチャイヤプルクSoi3→ 左折しナジョムティエンSoi2→ 左折しスクンビット道路に出る→ 北へ100m戻ると到着。言葉だと説明しづらいので、グーグルマップをご参照ください。
行楽客向けの大型店です。建物は半オープンエアで、スクンビット通りに向いていますが距離があるので、車の騒音は気になりません。建物の前には、大きな池。全体に解放感があり、くつろいだ非日常感があります。
外食でタイ料理を食べるなら、大抵はこのレストランリストの筆頭に挙げたチョッディーへ行きます。でもちょっと気分を上げたい場合なら、此処。
ここはワタクシ的には、ラートナー ราดหน้า あんかけ麺の名店です。いつも頼むのは、ラートナータレー海鮮あんかけ麺と、カオパッタレー海鮮炒飯。炭水化物 & 炭水化物の組み合わせカーボチャージは、最高です。早い、安い、旨い。大食漢の私も満腹(笑)。具にはエビ、イカ、その他シーフード、さらには野菜もがたっぷり入っており、栄養バランスも実はさほど悪くありません。
アラカルトで各種料理を注文すると、それなりにお高い店ですが、麺と炒飯だけなら、さほどでもありませ。行楽客向けレストランであっても工夫次第で、地元民の普段使いに愉しく利用できます。
【9】 Osso Buco オッソブーコ
種別: イタリアン食堂
住所: サウスパタヤ Soi Land Officeの Soi6 153/26番地
営業時間: 11:00 - 23:00
電話番号: 094 560 8919
予約: 不要
路線ソンテウでのアクセス: 可。Thappraya Road Soi5 ファミリーマート前下車徒歩7分
住所としてはサウスパタヤになります。ただ、パタヤ発ジョムディエン行き路線ソンテウからでもアクセス可能なので、当レストランリストに入れさせていただきます。
お店の場所は、曲がりくねった枝道の奥なので、詳しくはグーグルマップを参照してください。駐車場は無いのですが、枝道の先の方まで行くと、道路脇に停められます。
2年半前の開店当時に行ったことはあるのですが、まぁまぁ悪くない印象でした。それが今年2020年に入って、久しぶりに再訪したところ、随分とお客さんで賑わってるし、味もなんだかグッと良くなっていました。うれしい驚き。
店名にもなっている看板メニューOsso buco オッソブーコは、骨付き牛すね肉の煮込み。トロットロの骨髄がたまりません。出色の美味しさです。シンプルなスパゲティポモドーロもサラダもピザも、いい仕事しています。基本メニューの品々は、どれもお値段控えめで、普段使いに重宝しそう。体格の良いイタリア人オーナーが、頻繁にテーブルの間をまわり、気さくに声をかけてきます。
こんな感じの食堂が、ジョムディエンのビーチロード沿いにも有ってくれたらなぁ、と思わせてくれます。
◇◇◇◇◇
以上です。
ジョムティエンビーチでお食事を楽しむ際の、参考にしていただければ幸いです。
このリストの利用方法:について、4点記しておきます。:
1 . 便宜上 【1】から【9】まで番号を振ってありますが、これはランキングの1位から9位という序列ではありません。一緒に行くお友達の好みや気分によって、最適なお店を都度お選びください。
2 . 普段私はお酒を飲まないので、ワインやビール、カクテルといったアルコール類についての評価は、考慮に入っておりません。基本どこのお店でも、ドリンクには私はソーダ水を頼んでいます。
3 . 当リストは「ケの日」視点で選んでます。
地元在住民にとっては、当地のレストランはリゾート地のバレの日ではなく、日常の「ケの日」の食事になります。眺望、豪華海鮮食材、ライトアップ、生バンド演奏といった華美な要素は、考慮に入っていません。毎月、足を運んでも飽きない魅力があるか、の視点で見ています。
4. 当リストにはタイ料理店だけでなく、フレンチやイタリアンを入れています。在住西洋人比率の高さにおいて、ジョムティエンビーチはバンコク都心部やパタヤ市街地をはるかに凌ぎます。ここには、西洋人の西洋人による西洋人のための食文化があります。アジアでは極めて稀な場所です。
タイ料理シーフードだけでなく、カジュアルかつ本場仕様の欧州料理も、ぜひご賞味ください。
あと書き:
前回2018年のレストランリストを投稿した後、外食に対する私自身の考え方が、この2年で大きく変わりました。
きっかけは、自宅台所に最新式の調理家電2台を、設備投資したことによります。
・2018年7月 シャープ製 攪拌機能付き電気鍋 ホットクック (5万円)
・2019年10月 シャープ製 過熱水蒸気放射方式 ヘルシオオーブン (12万円)
これらにより、ガス火やフライパンや鍋を使わずに、煮物・汁物・焼き物・揚げ物・炒め物・蒸し物が作れるようになりました。
どちらも高機能すぎて、使いこなしのコツをつかむのは、かなり大変です。それでも、食材と加熱方法の組み合わせがピタッとハマれば、驚くほどおいしい料理が驚くほど簡単にできます。基本、食材を切って放り込み、あとはスイッチオンするだけ。その食材にしても、ローカル市場で売っている安いので充分。加熱中はずっと蓋や扉を閉めたままの密閉調理なので、素材の旨みが逃げません。火加減は、内蔵温度センサーにすべてお任せ。
一旦この調理法に親しむと、小綺麗なレストランで一皿150バーツ (500円)で供されるかぼちゃのポタージュが、自宅なら原材料費わずか10バーツ(33円)で出来てしまうことに、気づいてしまいます。しかも味は負けず劣らずで、大した手間暇もかけずに。一皿400バーツのビーフシチューなら、自宅で50バーツで出来ちゃいます。
なので、外食時のコストパフォーマンスには、すっかり敏感になってしまいました(苦笑)。また、外食の主目的が美食ではなく、社交のためとなりました。
今回のリストに挙げた9軒はいずれも、「最新調理家電をもってしても、このプロの技を自宅で再現するのは無理だよなぁ」と思えたし、そこが選出の基準になっています。
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