タイ料理大衆食堂の名店サウスパタヤのオアハンタイ Or-Ah-Harn-Thai อ.อาหารไทย は、2017年9月から12月までの4カ月間、女将さんの体調不良によりクローズとなっていました。
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4日前の夕方、用事の為サウスパタヤに行った際、たまたまこの店の前を通りかかりました。ちゃんと営業しています。おぉ、本当に再開したんだなぁと、頬が緩みました。調理メイン担当の女将さん、サブ担当の親父さん、下ごしらえ担当の娘さん、ウェイターの息子さん、それに新しい女性店員さんがいました。店内は一階も二階も調理場も、以前と全く変わっていません。
このまま、素通りするわけにはいきません(笑)。まだ自分の用事を全て済ませていなかったこともあり、料理をテイクアウトすることにしました。メニューを見せてもらうと、内容も値段も、以前と変わっていません。どの料理も概ね100 バーツ前後です。結局、
イエローチキンカレー、イカとカシューナッツの炒め、タイ風オムレツ
の3品を頼みました。時刻は17時40分。店内には2組の先客がいたので、少し時間がかかると思い、一旦店を出て用事を済ませ、20分ほどして戻りました。
18時に店に戻ると、なんと一階は全テーブル満席になっていました。その後15分くらい経って、私の分の料理が出来上がり、受け取りました。その待っている間にも、次から次とお客がやってきて二階席へ上がってきました。以前と変わらぬ繁盛ぶりです。安心しました。
料理が出来上がるのを待っているのはまったく苦にならず、むしろ楽しかったです。店の入り口にある調理場の脇にある椅子に座って、女将さんが次から次と手際よく調理していく姿を眺めていられたので、全く飽きませんでした。お代320 バーツ (1100円)を払い、店を後にしました。
ソンテウで自宅に戻り、料理をお皿に移し替えて、夕食です。
3品の料理はどれも、最初のひと匙をスプーンで口に運び噛みしめた際に、「んんっ、旨い!」と唸ってしまいました。各素材の新鮮さ感じられ、うま味がしっかりと引き出されています。オアハンタイ、以前と変わらず良い仕事をしています。電子レンジで温め直した状態でこのおいしさとは、驚愕でした。満足、大満足。
先々週、ジョムティエンのおすすめレストラン201 8年版を投稿しました。
もしオアハンタイが、パタヤではなくジョムティエンに位置していたとしたら、間違いなくこのリストの筆頭に来ます。いや、もう殿堂入りのレベルです。
こうなったら、次はぜひお店へ食事に行かなくてはなりません。期待値がぐっと上がってしまいました(笑)。
そこで早速昨日、友人5人で誘い合わせて、オアハンタイへ夕食を食べに行ってきました。新しい店員さんがいた以外は、すべて以前のままです。17時20分に入店したのでお店はまだ混んでおらず、注文した品々はわりとすぐに出てきました。
特に出色の出来だったのは、
豚肉とケールの炒め、豚肉の黒胡椒炒め、海老のイエローカレー、チキンと春雨の炒め、イカのガーリック炒め。
でした。トムヤムクンは凡庸だったのですが、他は総じてレベルがきっちりと高かったです。期待値が上がった状態での来店でしたが、十分それに応えてくれました。またも満足です。
混雑時の料理提供が極端に遅いのは重々承知の上で、全くの個人的見解ですが、できればこの店は2階席を閉めて、1階席のみの予約制にして、仕事量を絞った方が、もしかしたら良いのかもしれません。調理担当の女将さんはもうご高齢なので、あまりに忙しすぎて、また体調を崩されては大変です。細く長く続けていってほしいと願います。
今後も夕方にサウスパタヤに来る機会があったら、またこの店にリピートしたいと思います。
オアハンタイの楽しみ方とアクセスについては、以前「オアハンタイ攻略法」として投稿しておりますので、ご参照ください。なおこの店は、近隣に駐車場がないのがネックでしたが、現在は100メートル海寄りにあるお寺ワットチャイモンコン境内の有料駐車場に、20バーツで停められます。