ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

キンドルFire端末とネックスピーカーで、電子本がラジオドラマに変貌

3月に日本へ一時帰省した際に持ち帰ったアイテムの中で、最も稼働率が高く、役に立ってくれているのは、Kindleファイアー端末とシャープ製のネックスピーカーです。

私の生活を変えてくれました。毎日活躍しています。

 

 

 

リビングのテーブルにKindleファイヤーを置き、電子本を3倍速で、高速読み上げ再生します。馬蹄形のネックピーカーを首にかけ、Bluetooth接続して音声を聴きます。

 

iPhoneやiPadとは異なり、Kindleファイアーでは、イラストのページで読み上げが止まることはなく、ずっと連続再生してくれて、便利です。Androidの端末につき、少しでも端末を手で触れて加速度センサーが反応し、画面の縦横が切り替わってしまうと、そこで読み上げが止まってしまうのは、欠点ではあります。ただ、テーブルの上に置きっぱなしにしている分には、問題ありません。

 

ネックスピーカーは、プラグを耳の穴に差し込まないので、耳が痛くなりません。耳をふさいでしまわないので、ヘッドフォンのような圧迫感がなく、周りの音もちゃんと聞けて、こちらも便利。

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これで、朝の1時間が読書タイムとなりました。猫に餌をやったり、コーヒーを淹れたり、トーストを焼いたりする間ずっと、本を聞いています。朝食は1人で食べることが多いので、食べてる間もずっと聞いています。後片付けの間も聞いています。スピーカーのボリュームを最大にすると、皿を洗っていて騒々しい時も、ちゃんと聞き取れます。昼食や夕食の時間帯にも、聞ける時は聞きます。

 

本を読んでいるというよりは、連続ラジオドラマを聴取している感覚です。ちょっとしたパラダイムシフトです。

 

これらアイテムの存在を知ったきっかけは、コチラ

bit.ly

 

300ページ程度の本であれば、3日ぐらいで読んでしまえます。なので、読書のペースは現在、月10冊程度になっています。

 

先月読んだ本は:

サピエンス全史 上下巻    ユァァル・ノアハラリ著

国家はなぜ衰退するのか 上下巻    タロン・アセモダル著

ノルウェイの森 上下巻    村上春樹著

あなたの知らない脳    ディゥィッド・イーグルマン著

 メタル脳    中野信子著

億万長者より手取り1000万円が一番幸せ    吉川英一著

僕達はもう働かなくていい    堀江貴文著

 

目が悪くて紙の本が全く読めない私にとっては、この技術進歩は大きな福音です。10年前だったら、こんな文化的な生活が送れるとは、想像だにできなかった進歩です。

 

これまでの人生において、こんなにたくさん本を習慣的に読むようになったことは、ありません。

私はもともと読書家ではありません。視力が良かった頃も、本を読むのは面倒くさくて、嫌いでした。大の読書家だった父親を、どこか反面教師にしていたのかもしれません。そんなわけで私の文章読解力は、おそらくは世間一般平均より、かなり低いと思われます。

 

それでもこうして最新のテクノロジーにより、疲れないラジオドラマの形態へと読書が変貌してくれたことにより、私にも気軽に継続的に楽しめるようになりました。感謝です。