ビーチ遊歩道の一角が工事柵で囲われ、立ち入り禁止になっています。何かを造成している模様。
場所はジョムティェンビーチロードの起点、交番のお隣です。
何かのモニュメントのようです。と思ってよく見たら、海亀でした。高さ2.5メートルほどもある巨大ウミガメです。道行く人誰もが、足を止めて見入ってしまいます。
近寄ってみると、これ全てペットボトルでできています。500ミリリットルボトルの無数の集合体です。すげぇ。
まだ制作途中であり、細部の作りこみはこれからの模様。背景の高層リゾートマンション群との対比が、なんともシュール。
看板を見ると、12月12日から17日まで工事中とあります。看板の一番上にはタイランド石油公社など、スポンサー5社のロゴマークが。一番下には、ウミガメのイラストが描かれています。
タイランドでも環境保護意識は年々高まっており、来年にはプラスチックレジ袋の全面使用禁止が公布されそうな雲行きです。
海面に漂うプラスチック製品ゴミを、クラゲと間違えてウミガメが飲み込んでしまうという話は有名です。
環境保護のシンボルとして海亀モニュメントをビーチに置き、人々に環境保護の重要性を訴える目的と思われます。
眉間にしわを寄せて環境活動を訴えるのではなく、
ウミガメ x ペットボトル x 環境保護 = アート
にしてしまっているのがスマートです。
場所は交番のお隣: