最近PBWFに興味を持っています。
Plant Based Whole Foods の略で、
きっかけは、経済評論家 勝間和代さんのSNS発信からでした。
動物由来の食品、つまり肉・魚・乳製品・卵を避け、野菜・果物・ナッツ類・穀類を食べます。 いわゆる絶対菜食主義ヴィーガンに相当します。 ヴィーガンというと、ちょっと怪しいアブナイ人たち、 というイメージがあったりします。実は私もそう思っていました。
ただ、現在の医学的な見地からは、 疾病にかかりにくく健康でいるためには、 ヴィーガンの食生活が最適であるという結論が、 既に出ているんだそうです。多数の医学論文で、 何万人も対象にし何年も追跡調査し導き出された結論なので、 覆ることはなさそうとのこと。
加工度が低いというのは、米であれば白米ではなく玄米、 麦であれば精白粉ではなく全粒粉、 塩であれば塩化ナトリウム99.9%の卓上塩ではなく70% 程度の自然海塩 となります。
松永和紀著「効かない健康食品 危ない自然・天然」という本を読みました。
中身は衝撃的です。
・牛肉や豚肉といった赤身肉は、大腸がんの誘発要因でしかない。 特に赤身肉の加工品は、 1日あたりの摂取上限を設定できないほどのリスク。
・牛肉や豚肉といった赤身肉は、大腸がんの誘発要因でしかない。
・オーガニック有機野菜は、栄養の面でも医学的な見地でも、 意味がない。新鮮で生命力が高い野菜を摂取しすぎると、 却って人体の中で消化吸収に敵対し、有害となる。
・グルテンフリーは無意味。特保やサプリメントも無意味。
・白米ご飯は、一日茶碗一杯であっても、 食べたら食べただけ糖尿病のリスクが上がる。
・市販の野菜ジュースや果物ジュースは、 栄養学的には砂糖水に色と味を加えただけのもの。
・朝食のシリアルは、栄養学的にはただの砂糖の塊。
・低脂肪をうたった食品は要注意。味の物足りなさを補うため、 過激な量の糖分を加えている場合でも、そのことは伏せられている。
現在の世間の常識からは、かけ離れた内容です。 あらゆる農業団体、加工食品団体や外食産業界が潰しにかかる、 都合の悪い内容になります。ただ、 学術的にはPBWFの方向へ進むのがはっきりしている以上、 これから時間をかけて、社会全体もその方向に向かうのでしょう。
私自身、自分が一足飛びにPBWFへ向かうつもりはありません。 できる範囲で少しずつ、です。
現実問題として、 日本人の私が日々の食生活をPBWFにするには、 毎日大量の野菜を調理して食べられる手法が必要になります。 具体的にはシャープのホットクック攪拌機能付き電気無水鍋のよう なツールが必要になります。ただそうした最新鋭の道具はまだ国内仕様しかなく、海外在住の私には難しいところです。
現在、PBWFを意識して変えた行動としては、下記が挙げられます。
1 .精肉を買わなくなった。
2 .市販の野菜ジュースを買わなくなった。
3 .ローカル市場で揚げ物系の惣菜を買わなくなった。
4 .低脂肪ヨーグルトを買わなくなった。
5 .炊飯器で具だくさんの炊き込みご飯を作るようになった
6 .タンパク質源として、炊飯器で豆を炊くようになった。
6 .タンパク質源として、炊飯器で豆を炊くようになった。
牛乳や卵は普通に摂っていますし、 ローカル市場で炒め物や煮物系のお惣菜を買う際は、いちいち 肉や魚が入っているかどうかは気にせずに、買っています。 外食の際には、何でも好きなものを注文しています。 栄養学も大事ですが、 何より美味しく楽しく食べるのが最重要だと思っています。
基本的に、私は痩せの大食いなので、 いきなりきっちりPBWFにしたら、 体重が減って貧血を起こしてしまいそうです(笑)。 まずはほんの少しだけ、意識をPBWFに向けるところから、 始めています。