パタヤの市街地では最近、中国人観光客の存在が、日増しに大きくなってきています。
中国人経営の不動産会社が、ポツポツと登場してきています。
著名な歓楽街のウォーキングストリートでは、バーの開店時刻はおおむね20:30なのですが、
20時頃の時間帯は、大勢の中国人団体客の皆さんが、通りを占有して闊歩しています。
パタヤから5km南のジョムティエンビーチには、まだ中国化の本格的な波は来ておりません。
ここ10年ほどは基本的に、4週間のバカンスを過ごすロシア人ファミリー向けのリゾートとなっています。
ビーチには観光名所やお買い物スポットは無く、ファストフードのチェーン店さえ有りません。
バナナボートやパラセイリングといったオプショナルツアーの設備もありません。
滞在客は皆、ひたすら、日光浴とお喋りのみをして過ごします。
短期旅行者向けのインフラがあまりにも何も無いので、
中国・韓国・日本といった東アジアの観光客には、全く人気がありません。
実際、欧州各国のレストランは豊富にある一方、中華・韓・和食の店は皆無です。
ビーチ沿いの大型観光ホテルには、大勢の中国人観光客の皆さんが宿泊しています。
しかし、ゆっくりと海水浴することはなく、すぐに大型観光バスで移動してしまうので、
ビーチでの存在感はありません。
ただ、今年に入り、中国系のお店が3件ほどオープンしました。
もちろん漢字の看板です。
そのうちの1軒がここ。
以前、不動産屋だった場所に、中国系の健康寝具店がオープンしました。
場所は、ジョムティエンの中心、ハヌマーン像交差点です。
タイ文字が無く、中国語と英語の看板なので、観光客相手なのは明らか。
とはいえ、観光客がわざわざジョムティエンに来てまで、毛布や枕を買うのだろうか?
むろん、商機ありと判断しでの開店でしょうから、今後の展開が楽しみです。
今後の中国系ビジネスの進出ぶりに、注目です。
Goole Mapsでの位置は、この辺になります。