ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

1時間蒸すと、大根から血が出ませんか?

とある和食店で、豚大根をいただきました。

大根のアクがきっちり抜けててエグみが皆無。味がしみしみで、本当に美味しい。先日自宅で鶏大根を作ったのですが、それとは段違いのお味です。さすがはプロの技。

 

お店の人に、どうやって大根のアクを抜いてるんですかと聞いたら、豚肉と一緒に炭火で3時間コトコトと煮込んだから、とのお答えでした。タイの大根はアクがとても強いから、それ位しないといけないとのこと。

 

アクを取りながら3時間も!!

 

自宅で鶏大根を作った際は、下ごしらえとして大根を10分間蒸して、その時はそれで結構おいしいと思ってしたのですが、やっぱりまだまだ足りなかったんですね。

 

 

ということで、鶏大根づくりに再チャレンジすることにしました。

皮を剥いて輪切りにした大根を、ホットクックでの蒸し最長時間である60分モードにセットして、蒸してみました。

 

60分経過し、蒸しカゴを持ち上げると、なんと内鍋の底には、赤い液体が溜まっていました。

おかしいな、醤油はまったく入れでいないのに。鮮やかで、血みたい。もうビックリ。先日の10分間蒸しでは、こんな風にはなりませんでした。

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これってたぶん蒸し水に、大根のアクがしたたり落ちて凝縮したものなんでしょうね。これだけの不純物が料理の中に入ったら、そりゃ不味くもなるでしょう。

 

60分間蒸した大根を使って、鶏大根を作ってみました。とくに煮崩れることもなく、バッチリ仕上がりました。

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先日作ったのより、明らかにおいしいです。アク抜きはほんとうに大事。南国大根のアクを、なめたらアカンぜよ。

とにもかくにも、これでプロの技に近づけました。家庭の料理としては、自分で自分に合格点をあげられます。

 

これまで6年半のジョムティェン暮らしを通じ、自宅で和食を作って食べるのは、ミッションインポッシブルだと思ってきました。でも最新技術の道具と、創意工夫と、上級者からの適切なフィードバックがあれば、けっして不可能ではないんですね。

No mountain is high enough. 

 

 

関連投稿: 前回、鶏大根を作った際の様子はコチラ

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