スーパーへ買い物に出掛ける際は、事前に買い物メモを作ります。iPhoneのメモ機能に、Siri先生で音声入力します。
オリーブオイルがちょうど切れたところでした。そこで、英語モードで 「Olive oil」 とSiri先生に話しかけたのですが、「I’ll leave her(彼女とは別れるつもりだ)」と誤認識されてしまいました。って、どこでどう解釈を間違えたら、そんな文章になるねん。カスリも しとらんやんか!
まぁ、これは私の発音が悪かったんだなと思い、再度発声してみました。でもやっぱり正しく入りません。5回目くらいで、ようやくまともに、Olive oilと認識されました。
これはもう、Siri先生に向かって、自分の英語発音をちゃんと矯正練習すべきでしょう。
試しに「Olive」と、1単語だけを発話してみたら、「All lever」だの「Oh Leiva」だのと表示され、認識率はさらにぐっと下がりました。あっちゃーー。
自己肯定感、下がりまくりです。日常会話程度の英語くらいは、出来ている自信はあったんだけどなぁ。Siri先生はアメリカ出身なので、彼女が認識できないのは、ひとえに私の力不足に違いありません。
でも、やっぱり何かおかしい。自分なりに何通りもの発音を試してみても、Siri先生はさっぱり判ってくれません。
そこで、生身の米国人男性の友人をつかまえてきて、私の「Olive」の発音を聞いてもらいました。訛りは無く、問題なく聞き取れるとのこと。やれやれ、安心しました。
そうなると、疑惑の目はSiri先生へ向かうことになります。
友人に、私のiPhoneへ「Olive」と話しかけてもらうと、なんと「All of」と誤認識されました!
なーんだ、悪かったのは私の発音ではなくて、Siri先生の耳の方だったんですね。もうSiriに、先生の敬称を付けるのは止めにします(笑)。
ネットでぐぐってみると、どうやらGoogle音声認識やSimejiは、Siriより賢いもようです。将来、スマホ買い替えの際には、アンドロイド端末への切り替えが、機種選択の候補に入ってきそうです。
もっとも、私の側にまったく非が無いわけではありょせん。
友人が「Olive Oil」と2語で、文脈として発話すると、100%正しくSiriは認識します。わずかな差ではありますが、私自身も、ネイティブの発音へより近づけるよう、今後とも精進を重ねてまいりたいと存じます。