2月にオープンしたジョムティエン中心部初の中華料理店「財神大酒店」へ、初めて行ってきました。
このレストランにこれまで行ったという友人知人の話はいくつか聞いていましたが、賛否両論でした。実際の所どうなんだろうと思っていましたが、いざ行ってみると、日本人同士で夕飯を食べに行くのに、問題ないレベルでした。良いと思います。
派手派手の店構えと、そっけないテープル椅子の店内は、いかにも大陸中国式。これは、ジョムテェインではオリジナリティがあると言えます。店内には大型モニターで中国語テレビ番組が流されていますが、音量は控えめ。大人数の団体客はおらず、個人客中心で、静かに食事できます。清潔度も問題なし。
さすがにジョムティエンは町全体が欧州人向け仕様になっているので、それに合わせてか、店頭には英語のお品書きが手書きされていました。
タイ人、米国人、私の3人連れで訪れ、5品注文しました。メニューはちょっと上海風ですが、特に地域色は感じられません。少なくとも広東ではない。店員さんは当初、私に対しタイ語・中国語・英語のどれで話しかけたらよいのか、戸惑っている風でした。メニューは漢字を指で追い、友人との会話は英語で、服装は観光客ではなく地元民風だったので、無理もありません(笑)。
ジャガイモと茄子の炒め、レンコンと根菜の炒め、鶏肉の唐辛子炒め、どれも旨い。ボリュームもたっぷり。パタヤ市内で見かける中華風タイ料理ではなく、華人向けのちゃんとした中華です。辛さマイルドで、脂っこくなく、食べやすい。満足。
上海ワンタンスープは、具は美味しいけど、スープが物足りない。担麺は、中華らしいくたくたの茹で加減が私好みで良いのですが、単調な辛さだけが目立ち、今ひとつで惜しい。マンゴーシェイクは酸っぱいだけで、美味しくない。
私が、総じてこの店に好印象を持ったのは、頼んだ烏龍茶が美味しかったからです。
お湯をたっぷり注いだポットで供され、ちゃんとした小さな中国椀で飲みます。ポットが空になると、店員さんが湯を足してくれます。あー、中華を食べている、という気分に浸れます。
お会計は、リーズナブル。3人で5品頼んで飲み物込みで、685バーツ(2100円)でした。満腹。コスパ良し。海老・蟹・鮑などの贅沢素材を頼まなければ、お手頃価格で愉しめるのが、中華の良いところ。これなら、普段使いで気軽にまた来れます。
友人知人の話と、今回の食事からざっくり判断しての印象は、
・炒め物系は、総じて旨い。
・それ以外のご飯もの、麺類、スープ、デザートはチャレンジ。
白米ご飯の味が微妙らしいので、そこは次回訪問でチャレンジしたいと思います。
店頭の看板には、夜23時半まで営業となっています。これが本当であれば、22時以降も食事ができる、ジョムティエンでは貴重なお店になります。
あと、自宅持ち帰り用に、おかすとしてテイクアウトを頼むのも、この店の良い使い方になりそうです。
店名: 財神大酒店 Chinatown God of Wealth Hostel タイ語名は不明
住所: Thappraya Road 413/1番地 ジョムティエンコンプレクの入口
営業時間: 11時30分 - 23時30分
中國城財神大酒店(Chinatown God of Wealth Hostel)-芭堤雅酒店預訂-永安旅遊