成都の街は土地が平坦で、道路は幅広く作られています。多くの人々が自転車を利用しています。
自転車のほとんどは個人所有ではなく、シェアサイクルです。派手めでの目立つカラーリングがフレームに施され、ホイールも銀色ではなくカラーです。
歩道の空きスペースにずらりと並んだシェアサイクルを見ると、未来を感じます。自転車を所有するという概念は、ここでは既に消え去ったようです。
私も自転車に乗ってみたいと思い、宿泊ホテルのフロントで聞いてみたら、宿では特にレンタサイクルは用意していないとのこと。シェアサイクルを借りるには、アリペイ Ali Pay のアプリを使う必要があり、中国の銀行の口座を持っていない外国人旅行者には、アリペイはたぶん使えないでしょうとのこと。
銀聯カード機能のついた香港の銀行カードを持っているのですが、それではダメですかと聞いたのですが、多分ダメでしょうとの返事でした。
旅行を終えタイに戻ったら、アリペイのアカウントをなんとか作れないか、調べてみようと思います。
なお、シェアサイクルが普及しても、駅前の放置自転車問題は、やはり存在するようです。繁華街の春照蕗近くの交差点では、放置されたシェア自転車がぐしゃぐしゃに山積みになっていました。
トライ&エラーを繰り返しつつ、この街は急速に未来へと進んでいるようです。