ヤンゴン市内観光で、パゴダをいくつも廻ったのですが、目を引いたのは仏像のデコレーションでした。
複数のパゴダで仏様の後光が、カラフルに点滅するネオン電飾になっていました。これには驚きました。中には点滅が放射状に広がったり、観覧車のようにぐるぐる回るものもありました。
同じ前座仏教の、タイランド、カンボジア、ラオスでは見たことがありません。ネパールやスリランカでも、見かけたことはありません。もし日本のどこかの寺院がこんな電飾を施したら、たちまちバチ当たりだとひんしゅくを買ってしまうでしょう。
ミャンマーの皆さんの宗教観や輪廻観には、独特の感性があるのかもしれません。極彩色のペイントが施されるのが普通の、ヒンズー教の影響でしょうか。
厳かさはありませんが、私個人的には、おめでたい感があって親しみがわき、これはこれで結構好きです。