私のスマホ機種は、2016年サムソンJ7、2017年以降はiPhone7です。
先月は、音声入力方法検討の限定用途で、フアウェイY7を買いました。
2016年末にJ7を落として紛失し、仕方なく買い替えとなった際、機種選定は迷うことなく、iPhone7にしました。
なぜなら当時、アンドロイドのJ7では、Kindle本の音声読み上げができなかったからです。
全くできない訳ではなく、視覚障碍者用のTalkback という機能を使えば、辛うじてできます。
ただ、Talkbackをオン/オフするには、メニュー階層を6層くらい分け入る必要があり、使い勝手が悪すぎて、事実上使えませんでした。
最近、アンドロイドのTalkbalk機能のオン/オフが簡単になったというネット記事を目にしました。
音量の大/小ボタンを3秒間同時押しするんだそうです。
手持ちのフアウェイY7試してみました。確かに、2016年当時と比べれば、格段に良くなっています。
とは言いつつ、私の感覚では、まだiOSには適わない印象です。
問題は3つ。
1. これはフアウェイY7だけの問題だと思いますが、Talkbalkオンにすると、なぜかKindle本の画面が上下ひっくり返る。なんじゃこりゃ。目で読めないやん。
読み上げを開始するには、スクリーンを右スワイプしてタップします。ところが画面上下反転してしまっているので、左スワイプをしてタップしないといけない。しかも読み上げが始まったり始まらなかったりで、反応が悪い。
2. スマホ姿勢の縦置き/横置きが切り替わると、読み上げが中止される。読み上げ状態のスマホをテーブルや枕元に置いただけで、読み上げが止まってしまう。
いったん止まると、Kindleアプリを閉じ、メニュー階層を何層も出刃入りしてTalkbalkをオフオンしないといけない。事実上、使えない。
3. 声質がイマイチ。読み上げ1倍速だと問題ないが、速度を上げて早聞きすると、女性の声が耳障りなキンキン声になる。かといってそこで音程を下げると、ダミ声になって聞きづらい。iOSの読み上げ音声は自然で、こうした現象は起こらない。
アップルiOSの読み上げでは、図表のページに差しかかると、そこで読み上げが止まってしまう欠点があります。
ただそれでも、総合評価では現在のところ、私の感覚ではまだiOSの方が、使い勝手がベターです。
J7とY7を比べると、アンドロイド端末はこの2年でずいぶん良くなっています。あと2年経ち2020年モデルくらいになれば、iOSを凌駕する気もします。今後に期待です。