(閲覧注意。お食事中の方は、閲覧をご遠慮くださいませ。)
JR山手線五反田駅で下車し、ホームを歩いていました。
すると構内アナウンスが入りました。
「ホームから線路へ痰を吐くのは、やめてください。」
かなり強い口調でした。アナウンスを聞き、歩きながら思わずニヤニヤしてしまいました。さすがは先進国、きめ細かいアナウンスに感激です。
思い起こせば、昭和40年代の旧国鉄時代には、確か駅の構内には痰壷が設置してあったと記憶しています。時代の流れを感じました。
バンコクの電車の駅では、痰を吐く人は見たことがありません。
そもそも気候が暖かいので、咳をしたり痰が絡んだりすること自体が少ないと思われます。それに全駅ホームドア完備なので、線路上に端を吐きたくでも、物理的にできません。
モラル啓蒙活動は大切ですが、根本的な対策には仕組みづくりが必要です。転落防止だけでなく、痰吐き防止の観点からも、乗降客数の多いJRの駅への、ホームドア設置が進んでくれればと思います。