ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

さつまいも風ヤーコンのポタージュが、おいしく出来ました

センタンのデパ地下のスーバーに行ったら、見た目がサツマイモに似たYaconヤーコンをいうのを、売っていました。タイ語では บัวหิมะ ブワヒマと書かれています。知らない野菜だったので店員さんに聞いてみると、似てはいるけどサツマイモではないとのこと。

 

ちょっと変。サツマイモは山積みになっていて量り売りになっているのに対し、ヤーコンは1個ずつラップにくるまれて、バーコードシールが貼られています。しかし、大小どのヤーコンを手に取ってみても、シールに値段の数字が表示されていません。立て札には、キロ95バーツと書かれてはいます。

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ひとつ手に取って、店員さんにこれはいくらですかと聞いたら、35バーツ(115円)とのこと。思ったほど高くないので、一回り大きな別のを手に取り聞いてみると、そちらも35バーツとのこと。

なにそれと思ってたら店員さん曰く、大きさに関係なくどれでも1個35バーツ、なんだそうです。なんじゃそりゃ。じゃあとばかり、一番大きいのを1個、買い物かごに入れて、レジに向かいました。お会計すると、たしかに35バーツでした。

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自宅に持ち帰り、スケールに載せてみると1,030グラムでした。立札表示の95バーツは、なんだたんだろう。まぁとにかく、デパ地下で芋を1キロ買って115円なら、激安なのでいいことにします。

ネットでヤーコンをググってみると、形はサツマイモで、味は梨という、南米アンデス原産の根菜とのこと。何だかよく分かんないけど、ホットクックでポタージュスープにしてみました。

 

作り方は、かぼちゃのポタージュと同じ。皮を剥いて適当に切り、玉ねぎ1個をみじん切りにし、具材重量の20%の水を加える。自動混ぜあり1-6かぼちゃのポタージュモード。終了6分前に、具材重量の20%の牛乳と総重量の0.6%の塩を加える。

皮を剥いた時点で、生のヤーコンを一切れ食べてみたら、味も食感も、果物の梨でした。旨い。

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結果、ポタージュは美味しくできました。ちゃんと芋のスープになりました。

サツマイモのポタージュは作ったことはありませんが、たぶんそれに似た感じになったっぽいです。

ジャガイモのポタージュに比べると、舌触りが滑らかでどこかフルーティ。ホクホク感は控えめ。ジャガイモとは異なる食感です。イケます。

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梨に似ているので、スープにすると水っぽくなるのかと思ったら、逆でした。ジャガイモより固めの仕上がりになりました。生食だとどう見ても果物なのに、加熱するとちゃんとお芋さんに変身するのが、ちょっと不思議な感覚。液体のスープっぽさが欲しい場合は、水と牛乳を多めにするとよさそうです。

 

難点をひとつだけ上げるとすれば、皮の剥きにくさ。サツマイモより大きくて、形状が凸凹でゴツゴツしており、身が固いです。カボチャを剥くより大変。安価だし美味しいし、栄養面ではオリゴ糖が豊富らしいです。皮の剥きにくさを工夫できれば、ジャガイモのように日々気軽に使えそうです。

 

余った分を冷蔵庫に入れて一晩おいたら、すっかり硬くなり、マッシュドポテトならぬマッシュドヤーコンになりました。これはこれで、肉料理の付け合わせにちょうど良さそうです。

 

 

ヤーコンを買ったセンタンこと、Central Festival Shopping Mall Pattaya