ニューデリーには、様々な顔があります。グルドッワーラ寺院では、中世の絵巻物のような光景に圧倒されました。
その一方で、超近代的な面にも驚かされました。デリー鉄道中央駅と空港を結ぶ電車オレンジラインです。
バンコク行きフライトに搭乗するのに、荷物が多かったのでタクシーを利用し、空港まで行きました。ちょっと早く着きすぎました。ただ、デリー空港内はセキュリティが大変厳しく、レストランやラウンジといったものはありません。それで、空港に乗り入れている地下鉄で一駅戻ったダウラDhaula駅に行ってみることにしました。
開通してまだわずか数年の電車は、ピカピカです。驚いたことに、車両は香港の空港エクスプレスと全く同じでした。レール幅が広くゆったりしており、快適性・先進性に於いて、日本の空港特急電車よりもはるかに進んでいます。この未来的な電車が、あの混沌の極致のデリー鉄道駅に乗り入れているわけですから、もうこれはギャップ萌えです。 (笑)
空港駅からダウラ駅までは10分弱。 30ルピー(50円) 。
駅の1つ下のフロアにはおしゃれなフードコートはあり、そこで食事をしました。東京やシンガポールの街角にあっても全くおかしくないくらい、洗練された店内でした。
中華ランチ290ルピー(500円)をいただきましたが、結構美味しかったです。
このオレンジラインの電車に乗り、フードコートで食事をする分には、完全な先進国です。
デリーには、カルティエやエルメスのお店も数店舗が展開されているようです。次回またデリーに来る機会があったら、街ののオサレなエリアを、もっといろいろ探索してみたいです。