プーケット島パトンビーチで3泊を、ホリデイインエクスプレスプーケットで過ごしました。大変素晴らしいホテルでした。
名称: Holiday Inn Express Phuket Patong Beach Central
住所: Hatpatong Road, Patong
料金: 一泊2000バーツ(6800円) 朝食税金込み
Holiday Inn Express Phuket Patong Beach Central Hotel by IHG
2週間前に同系列のクアラルンプール館に宿泊したばかりで、そちらと比べつつの滞在となりました。KL はとても良かったのですが、ここパトンはさらにその上を行くくらいの素晴らしさでした。
便利な立地、メリハリの効いた施設、優れた顧客対応を、兼ね備えています。
なんといってもビーチが近い。オンザビーチではないものの、徒歩わずか2分。
ホテルの前は大きな寺院で、騒がしい雑踏の繁華街からは少し離れており、静か。
セントラルデパートまでは徒歩11分で、ギリギリ徒歩圏内。
すぐ隣が軽食レストラン併設の大型セブンイレブンで、便利。
ロビー建物のセンスは、Expressという割には造りがゆったりとしていて、どこか時代を感じさせます。おそらく以前は別のホテルだったのを 、買収して改装したのでしょう。Holiday Inn としては開業7年とのこと。
モジュール化されたお部屋は機能的で、広くて清潔で快適で静か。緑色の柄物壁紙と、窓の外の本物の緑とで、とても落ち着けます。高層ビルではなく4階建て低層なのが、リゾートらしくて良いです。3階のお部屋なので、ヤシの木が目の高さ。
バルコニー付き。ちょっとくつろいだり、水着を干せたりと、便利。
クアラルンプール館と同様にプーケットのこちらも、基本的な快適性さや安全安心へはきちんとお金をかけており、それ以外では徹底的に無駄を排しコストカットし、メリハリをつけています。コスパ良好。
朝食会場では、シリアル用のミルクが3種類用意されています。全乳、低脂肪乳、それに豆乳。豆乳は若干温められていて少々泡が立っています。この辺は、しっかりとお金をかけています。
私はエスプレッソコーヒーのダブルに、豆乳を加えて飲んでいました。
クロワッサンは金属プレートの上で温められています。気が利いています。
米系ホテルらしく、ヘーゼルナッツスプレッドのヌテラと、ピーナッツバターのスキッピーが、ドーーンと塗り放題。悪魔の誘惑です(笑)
朝食メニューのラインナップそのものは、質より量が重視です。日本人的には、お粥やチャーハンの味には、期待しない方が良いでしょう。
朝6時30分に行って朝食をいただき、さらに10時にもう一度行き、コーヒーとおつまみを楽しんでいました。トータルでは、ワタクシ的には十分満足です。
お部屋そのものは高度に均一モジュール化されていますが、一方で顧客対応はとてもパーソナルで的確でした 。
顧客からの要望に対し
1.直ちに話を聞き→ 2.直ちに暫定対策を取り→ 3.経過を途中報告し→ 4.恒久対策をとる
が、きっちり出来ていました。
実は滞在初日に泊まった部屋は 、wi-fi の接続状況があまり良くありませんでした。翌朝、朝食後にそのことをフロントに言うと、
1. すぐに耳を傾けてくれ
2. 「お部屋の位置が、建物の一番端だからかもしれません。施設係をすぐに確認に行かせます」の返事
3. 30分後に連絡あり。「昨晩深夜に wi-fi 中継器の工事を行っていました。今朝は改善されているはずなので、もう一度 wi-fi 接続を確認してみていただけますか」
そう言われて確認してみたが、やはり状況は良くなっておらず。
4. 「承知しました。申し訳ございません。では建物中央部のお部屋へ、移動していただくことでいかがでしょうか。お部屋は現在清掃中ですが、午前11時までには終わります。清掃後に私自身が部屋に行き、wi-fi の接続速度速度を確認した上で、お部屋へご案内いたします。」
それで11時に別の部屋へ移れました 。wi-fi 速度をチェックすると80 Mbps。 申し分ありません。
4ステップの顧客対応が、パーフェクトに出来ていました。まったくもって素晴らしい。
3泊の滞在で声をかけたフロント係はどの人も、にこやかに的確に応対してくれました。清掃係、施設係やレストランの人も、目が合うとサワディカーと明るく挨拶してくれました。マニュアルを感じさせない自然な応対。ここはハードだけでなくソフトも素晴らしいです。
朝食が質より量なのと、プールの水深が1.2 M で浅いのを除けば、屋号にエクスプレスとつけなくても良いのではないかというくらい、充実したホリデイインでした。
おかげで、とても充実したパトンビーチ滞在となりました。将来パトンを訪れる機会があったら、また利用したいです。
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