マレーシアを訪れると、滞在中に一度はお世話になるのが、Old Town White Coffee オールドタウンホワイトコーヒー。
タイでいうところの Black Canyon Coffee ブラックキャニオンコーヒーに相当します。店名にコーヒーとついてはいますが、食事メニューもしっかり充実しています。清潔で冷房の効いた店内で、地元料理や軽食を、お手頃価格で楽しめます。
KL Sentral クアラルンプール中央駅の、モノレール駅近くの店舗に入りました。
注文したのは、
・ココナッツジャムのカヤを塗ったカヤトースト 5.6リンギット(140円)
・アイスコーヒー 6リンギット(150円) 低糖で注文
私はカヤフェチなので、カヤトーストは必須です。マレーシア訪問時には、少なくとも一回は食べる甘食メニューです。基本的に私はシュガーフリーの人なのですが、マレーシア旅行中は例外です(笑)
で、アイスコーヒーにはストローが添えられていません。
ウェイトレスさんが、持ってき忘れたのかなと思いました。半分ファストフードのようなお店なので、自分で取りに行ってもいいのかと思い、立ち上がって店内をざっと見回しました。しかしストローが見当たりません。
レジの所に店員さんがいたので、そこまで行って声をかけました。
私: 「すみません、ストローをください」
店: 「ありません」
ん? ちょっと変な顔で、返事されました。 それにしても、ストローが在庫切れの訳がないでしょう。冗談めかして
私: 「環境に配慮して、使い捨てストローは置いてないのですか」
店: 「はい、そうです。もうずっと以前から、ストローは置いてないんです」
私: 「えーっ、本当にそうなんですか!」
欧州ではプラスチック製ストローを廃止する動きになっていると、ネット記事で読んだことがありますが、このチェーン店では既にそうなっているのですね。
私: 「じゃあ冷たい飲み物を飲む際は、グラスに直接口をつけて飲むのですか?」
店: 「はい、そうなります」
私: 「そうなんですね。私はタイからクアラルンプールに来たばかりで、事情を知りませんでした。失礼しました」
自分の席に戻り、周りのテーブルを見回してみました。確かに皆さん、グラスに直接口をつけて飲んでいます。なるほどー。
グラスの縁に口をつけて、私もアイスコーヒーを美味しくいただきました。
プチ旅の恥はかき捨て、でした。(笑)