昨晩は、べンズシアターで行われたバイオリンとピアノの演奏会を、聴いてきました。
2018年度シーズン最後のステージでしたが、なんと、日本人の方が来演されていました。
タイケル: A Violin and Piano Recital バイオリンとピアノのリサイタル
日時: 2019年3月17日(日) 20時から22時
会場: Ben's Theater べンズシアター
入場料: 900バーツ(3,000円)
出演者:
バイオリン Sittichai Pengcharoen
ピアノ Eri Nakagawa 中川恵理
バイオリニストのSittichai Pengcharoenは、Princess Galyani Vadhana Institute of Music の教授で、元タイ交響楽団のコンサートマスター。
Sittichai Pengcharoen - MM @ PGVIM
ピアニストの中川恵理さんは、バンコクマヒドン大学ピアノ科の先生で、四半世紀にわたって指導にあたっておられます。
2018年5月に始まった年間シーズンの、最後のステージにふさわしい豪華な共演でした。躍動感あふれる最初のシューベルトのファンタジーから、次のつややかなシューマンの変奏曲へと続き、まさに至福のひとときでした。
会場は、40席満席でした。会場オーナーのベンさんがオランダ人ということもあり、通常は西欧人の聴衆が多いです。ただこの日は、ロシア人の観客の方々がちらほらといらっしゃり、よりインターナショナルな雰囲気でした。
パタヤには、2か所の欧州系音楽サロンがあります。
一つはパタヤ北部のナクルア地区にあるィールズスワンプEel's Swamp、もう一つがパタヤ南部のジョムティエン地区にある当ベンズシアターBen's Theater になります。
ピアノ演奏の場合、設備の都合上、イールルズスワンプで開催されることが多いのですが、今回は珍しくべンズシアターでの公演と相成りました
半年ほど前に、ザルツブルグのモーツァルト学院に留学中のタイ人若手ピアニスト グン君の演奏会が、ベンズシアターで開かれました。そのご縁で今回、この公演が実現したものです。
ベンスシアターで開催されたグン君の左手ピアノコンサートは、大盛況でした - ヒデヨのジョムティエンビーチ便り
日本人演奏家の方がジョムティエンの地で公演をされるのは、中川恵理さんが初めてになります。大変喜ばしいことです。私がジョムティエン暮らしを初めて7年近くになりますが、まさかバンコクから遠く離れたこの地で、邦人音楽家の演奏を生で聴くことができるようになろうとは、実に感慨深いものがあります。感謝です。