サウスパタヤ発ジョムティエン行き路線ソンテウに乗車し、幹線道路Thappraya Road タプラヤロードとジョムティエン2ndロードの交差点にある、金色の猿の化身ハヌマーン像のところで、下車しました。
像の周りの池がお化粧直しされており、看板ができていました。 มัจฉานุ Machenu Statue マチャヌ像と書いてあります。
マチャヌって何? この像はヒンズーの猿神ハヌマーンじゃないの? これまでバイクタクシーの運転手さんたちには、ハヌマーンでちゃんと通じてたんだけどなぁ。
自宅に戻り、ググってみました。ウィキペディア英語版に、Machanuの説明がありました。
引用和訳:
「マチャヌは、ヒンズーの叙事詩ラーマヤナに登場する、猿神ハヌマーンの息子。
ハヌマーンがラーヴァナ王の軍隊と対峙した際、上半身は森の民ヴァーラナ族で下半身が魚という強敵に遭遇した。激しい戦闘ののち、ハヌマーンは金色に輝く星を武器にして、その化け物に攻撃を加えようとした。すると天の声がして、その敵はラーヴァナ家の人魚の娘スヴァンナマチャと、ハヌマーン自身との間に生まれた息子であることが明らかになった。ハヌマーンはただちに武器を宙に放り、父子の出会いが果たされた。」
そういうことだったんですね。確かに交差点の像は、上半身が猿で、下半身が魚です。つまり上半身が父親似で、下半身が母親にということになります。なるほど。
ちなみにこれは単に、私の無知だったようです。
ジョムティエン在住10年以上の欧州人の知人2名に声をかけ聞いてみたところ、即座に「マチァー」と答えが返ってきました。地元タイ人2名に聞いたら、「マチャチャイ」の返事でした。これまで私がハヌマーンと呼んで通じていたのは、正解ではないけれどハヌマーンの方が知名度の高い神様だから、地元の人が気を利かして理解してくれていただけのようです。(笑)
グーグルマップでは、Hanuman Statueハヌマーン像となっています。いずれ修正されることでしょう。