ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

トニーズジム 水有料化

パタヤ市内外に15カ所の店舗数を構えるトニーズジム。

当地最大のスポーツジムチエーンです。

  http://www.tonydisco.com/Locations.html

 

最近、ペットボトルの水の、館内持ち込みが禁止となりました。

会員は都度、館内で売られている水を有料で買う必要があります。

 

 

数週間前から、ジム入り口付近の壁に、 「外部からの飲食物持ち込み禁止」の、掲示が出されていました。

公共交通機関のような、ハンバーガーやシェイク類ではなく、飲料水の持ち込み禁止を意味することも、耳に入っていました。

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今朝入館すると、いきなり受付係の人が、私が手にペットボトルを持っているのを見て、 「水の持ち込みは禁止です。ここで買ってください」と言ってきました。

内心、 とうとう言われたかと思いましたが、 「あー、そうなんだ。 」と生返事をし、トレーニングを始めました。

10分くらいしても私が水を買う素振りを見せないので、今度は英語で「ミスター、ノーウォーター! 」と言ってきました。

値段を聞くと、500 mlボトル10バーツ、 1.5Lボトル15バーツ。

 

館内施設全体がボロボロで、冷却水の水飲み機も置いていないジムです。

セコい。セコすぎる。

あまりのセコさに呆れ果て、一瞬帰ろうかと思いました。でも気をとりなおし、敢えて

 

「ラッキー!これは面白くなってきた」

 

と、つぶやいてみました。

これは、私が敬愛する国語教師の方から教わった言葉です。

 

トニーズジムの提供サービスのグダグダぶりは、今に始まった話ではありません。

水の有料化は驚きではありますが、まぁあり得るといったところです。

 

その昔、トニーズジムではウォーターサーバーが設置されており、いつでも無料で好きなだけ、コップで水を飲むことができました。

5年前にウォーターサーバーが撤廃され、以降は会員が自分でペットボトルを持参するようになりました。

そしてさらに今回、水の有料化に至った次第です。

水の問題からもわかるように、このジムのサービスは年々低下の一途を辿っています。

昨年は、予告なしに一挙に突然5店舗が閉鎖されました。

  http://jomtien.hatenablog.com/entry/2016/10/08/011434

 

昔、生涯会員権を多数募った挙句に倒産閉鎖となったカリフォルニアジムの、二の舞にならないことを願うばかりです。

 

 

さて、今後の対応として、まずは情報収集です。

奥の方でトレーニングしている常連のアメリカ人男性に、声をかけました。

 

「ねぇ、受付係に水持ち込み禁止だって言われたんだけど、そういう方針になったの? 」

「そうなんだよ。 」

 

どうやら、西洋人の会員の皆さんは、すでに受付係から声をかけられていたようです。たまたま、私は今まで声をかけられなかっただけのようです。

 

そういえば最近、ジムの床のところどころに、空のペットボトルや、水がまだ少し残ったペットボトルが放置されたままになってるのを、見かけていました。

フードコートで、食事の後にペットボトルを放置するのと、同じノリですね。

 

さらに、プチ情報。

「俺らがどうやってるか知ってるか? 最初水を1瓶だけ買って、翌日以降は空のボトルに自宅で水を詰めて、持ってくるんだ。

ここで売ってるのと同じ銘柄のボトルを持っていれば、特に何も言われないよ。 」

 

なるほど、です。

気を取り直して、受付でお金を払い、ペットボトルの水を1本買いました。そしていつも通りに、運動を続けました。

明日以降も、同じボトルを持参しようと思います。(笑)

今後、どう面白くなっていくかが、ちょっと楽しみです。

 

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ジムで売られている水は、アイピュアと言う銘柄です。

地元チョンブリー県で製造されている商品のようです。

スーパーやコンビニでは見かけません。なので、これ以外の銘柄のボトルを持っている会員が、見つかって注意を受ける次第です。

 

さてはトニーさん、多角化でミネラルウォーター事業を始められたのでしょうか。(笑)