ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

シャープの無水電気鍋"ホットクック"のタイランド向けモデルをゲットしました

噂のシャープ製無水電気鍋ホットクックHotcookのタイランド向けモデルを、ついに入手しました。嬉しい!

モデル名: KN-H24XA  電源220V仕様
価格:  11,950バーツ(40,000円)
購入店:  Power Buy  タイ最大手の家電量販店チェーンの通販サイト


炊飯器のような形状で、上蓋内側にまぜ技ユニットという攪拌用のレバーが2本ついています。

これにより、密閉空間で加熱しながらかき混ぜが可能となります。具材を投入してスイッチオンするだけで、全自動でおかずが出来上がる優れものです。

 


足掛け1年に及ぶ、実に長い購入への道のりでした。最後まで諦めなくて、本当に良かった。
入手までの経緯を記しておきます。


2017年夏:
SNSでホットクックが話題となっていたので気になり、バンコクやパタヤ市内の家電量販店やデパートを数軒、見て回る。まったく見つからず、どこの店員さんも、その存在を知らない状況。ネット上での、タイでの販売に関する情報も皆無。  _| ̄|○

20117年10月:
初めて、日本で発売されている日本仕様の現物外観を目にする。
俄然興味がわき、220V仕様のホットクックをどこかで売っていないか、日本の大手家電店のツーリストモデルコーナーやネット上でないか、改めて探したが、情報無し。 _| ̄|○

2018年5月:
ホットクックがすでに中国市場に導入されているとの情報をゲット。
タイも中国と同じ220Vなので、タイでも入手できるのではと、期待が高まる。

ネットを検索すると、シャープタイランドのホームページに、KN-H24XAというモデルが新たに掲載されている!
さらにこの型番で検索すると、複数のタイの通販サイトでもヒットする。ただし、どのサイトでも在庫ゼロとなっており、注文が出来ない。 _| ̄|○

goo.gl
2018年6月:
シャープタイランドへ購入問い合わせのメッセージを送る。ホームページのお客様問い合わせフォーム、Facebookメッセンジャー、LINEの3通りで送ったが、いずれも回答なし。 
シャープタイランドのお客様コールセンターへ電話したが、何度かけなおしてもずっと回線が塞がっていて、通じない。 _| ̄|○

2018年7月上旬:
再度シャープタイランドのお客様コールセンターへ電話したら、今度はつながった。
ホットクックを扱っているという最寄りのパタヤ市内の電器店の、名前と電話番号を教えてもらう。
しかし、その電話番号にかけても、誰も電話を取らない。 
ネットで電器店の店名をググっても、ヒットしない。 _| ̄|○

2018年7月中旬:
ふとiPadで型番KN-H24XAでググったら、タイの家電量販店大手のPower Buy のページがヒットした。
なぜだかよく分からないけど、日本語で「在庫あり」の表示になっている!
念の為、他のいくつかの通販サイトを確認すると、そちらは相変わらず在庫ゼロのまま。Power Buyにだけ在庫があるのは、何かの間違い⁉ 
迷っていても仕方ないので、Power Buyのサイトで購入手続きを開始。タイ語だけでなく英語にも完全対応しており、迷うことなくすべての項目を入力し、スムーズに完了。

goo.gl


2018年7月下旬:
自宅前に、車体全体がオレンジ色のド派手なトラックが横付けされた。150㎞離れた首都バンコクからやってきた、Power Buy専属の物流うトラックだった。無事にホットクック1台を受領。ヤッター!!

以上です。

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付属レシピ集は前半がタイ語で、後半が英語。

型番KN-H24は東南アジア向けと思われます。同梱の安全のしおりが、英・インドネシア・ベトナム・タイ・マレー・華語の6か国語で書かれています。型番末尾XAがタイ向けで、取説とレシピ集がタイ語となります。

レシピ集は、インドネシア/マレー料理のレパートリーが多い印象。もちろんタイ料理のトムヤムクンやグリーンカレーも載っています。豚肉を使うノンハラル料理は、最後の方にまとめられています。

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日本在住であれば、パソコン画面に向かい、アマゾンジャパンのサイトで5分で済ませられるショッピングです。それが途上国の地方暮らしだと、これだけ手間がかかります。実を言うと、タイ生活を始めて以来、私にとってこれが初めてのインターネットショッピング体験でもありました。なので、感動もひとしおでした。

とは言いつつ、不便だとか不自由だとかは、感じていません。なぜなら、こうした先進アイテムの入手行為は、そのまんま「試行錯誤の技術」の、実践の場となってくれるからです。日本でならアーリーアダプター段階の購買行為が、当地テでなら立派なイノベーターとなります。先鋒を切っている、言い換えればブルーオーシャンを切り開いている実感があるので、私にとってはむしろ愉しみとなっています。


さて、これからホットクックで何作ろうかな? 
まだ何から手を付けたらよいか分からない段階ですが、まずはスパゲッティー用のトマトソースあたりを、試してみようと思います。