米国人の友人とイタリア人の友人に誘われて、バンコク市内の瞑想クラスに参加してきました。
その2人の共通点は、共に医師であり、かつ長年インドとのビジネス上の交易に携わっている点です。
西洋医学の医師である一方、インドの伝統医療や宗教、哲学に造詣が深いです。それで、バンコク市内にあるインド系の瞑想センターへ、連れてってもらうor 連れていかれることになりました。
私は短パンを履いており、長ズボンは持っていなかったので、それでは服装的にまずいということでした。服装を理由に、行くのを遠慮して断ろうとしましたが、いやワシが米国で手術の時に使っていた古いドクターパンツがあるから、それを貸してやろうと言われ、断れなくなりました(苦笑)。
医療ドラマで見たことのある黄緑色のパンツを履く、初体験となりました。
施設名: The Siddha Yoga Meditation Center Bangkok シッダヨガ瞑想センター
住所: Langsuan ランスワン通り
Grand Langsuan Condominium グランドランスワンコンドミニアム内
交通: BTSチットロム駅下車 徒歩9分
日時: 毎週日曜 午前10時半から正午
入場料: 無料。 チップ寄付制
使用言語: 英語
服装: 脚が隠れる長ズボン着用。
宗派: Siddah Yoga シッダヨガ
会場は、マンション高層階にあるデュープレックスの部屋で、高い吹き抜けになっています。
そこに祭壇とプロジェクタースクリーンが設置され、静寂で厳かな空間になっています。
参加者は四名、主催者側は五名でした。
予備知識ゼロで行ったのですが、ここはどうやらヒンズー系の新興宗教のようです。
教祖様はGurumai グルマイという名のインド人女性で、ニューヨーク在住です。米国を中心に布教しており、全米各地に瞑想センターを設立しているようです。
まず最初に、「目を閉じて十分間瞑想し、静寂の中でグルマイ師と対話をしましょう。その後、師とどんな会話をしたかを、皆でシェアし合いましょう」といったお題を出されました。
その後、講師からの講話、賑やかなミュージッククリップを流しながらの詠唱となりました。
私以外の人は皆、音楽の調べや念仏のセリフを全て暗記済みのようでした。流される映像と音楽に合わせてリズムを取り、体や腕を動かし、ノリノリです。フロー状態に入っています。
最後はリラクゼーション的な瞑想を行ない、90分のクラスは終了しました。
今月6月は師の誕生月とのことで、シッダヨガは盛り上がってるとのことでした。
驚いたことに、若い女性のスタッフさんは、日本語堪能でした。
初参加でここの雰囲気に溶け込むには、瞑想についての著書を出版できるくらいの知識経験が、必要と思われました。5年前に南インドを訪れた際1、ヨガスクール主催のの瞑想入門1週間コースというのに、私は参加したことがありますが、その程度の知識では全く歯が立たない状況でした。ここはインドスピリチュアル上級者限定の空間のようです。
世の中にはこんな世界もあるのだなと、勉強になりました。バンコクは懐が深いです。