スワンナプーム空港行きバスターミナルの奥にあるイタリア料理店 Trattoria Italiana トラットリアへ行ったところ、なんとオーナーチェンジとなっていました。
これまでのオーナーGさんはご高齢のため、引退し悠々自適の生活に入られたようです。
新しいオーナーの名は Lさん。リミニ地方ご出身で、長年にわたってバンコクのレストランでシェフとして活躍されてきた方のようです。
お店の内装、メニュー、スタッフは全てそのまま。
ニョッキGnocchi、ソーセージスパゲティSpaghetti alla salsciccia、オッソブーコOsso buco をいただきましたが、どれも以前のままに素晴らしいお味です。
若干の新機軸も見られます。店の奥にはサラミのスライサーが置かれ、注文のたびに店主自らスライスして、フレッシュな状態で提供していました。
ジェラートの冷凍ケースも置かれ、お客が自分でフレーバーを見て、選べるようになっています。
当地でレストランがオーナーチェンジする場合、店名やメニューやスタッフが不変でも、往々にして味がめっきり落ちる場合がしばしば見受けられます。しかしここトラットリアでは、見事なまでにきちんと味が継承されています。よかった。
ジョムティェンには数多くのイタリア料理店があります。地元住民目線で見て、私がリピートするお店はタプラヤ通り沿いのBuondi ボンディ、東の町外れの Ticinoティチーノ、そしてここ Torattoriaトラットリアの3店のみ。
ただあいにくとボンディもティチーノも、今年閉店してしまいました。後継問題を解決できた新生トラットリアには、これからも末永く繁盛していて欲しいと願います。
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