海外在住であっても、日本の電話番号は保持しておきたいものです。
使用頻度は低くとも、日本から折り返し電話をもらいたい際には、必須となります。
例えば、確定申告。
毎年2月には、日本国内で発生した収入に対し、弥生の青色申告ソフトをダウンロードして、タイの自宅で、自分でデータ入力作成します。年に一度のことにつき、結構手順は忘れたりします。そんな際には、弥生のカスタマーサポートへ電話問い合わせします。込み入った内容の場合は、後で調べてから折り返し電話となります。
しかし会計ソフトは国内居住者を対象としており、サポートデスクは日本国外へは電話をかけてくれる体制になっていません。家電メーカーのサービス窓口が、国外からの問い合わせには対応しないのと、同じ理屈です。まあ、それはそうでしょう。
しかし南国の地方の町在住の私としては、周囲に誰も相談できる人はおらず、サポートデスクだけが頼りです。何としても、折り返し電話をもらう必要があります。なので、日本からかけてもらえる電話番号を持つのは、とても重要です。
ジョムティエンビーチ在住の日本人のお友達から以前、 Skype では日本の電話番号付与の有料サービスがあると、教えてもらいました。それで試してみました。
Skypeオンライン電話番号の取得
Microsoft アカウントでログインし、いくつかの候補の中から好きな番号を選択。
料金は3ヶ月で2,213円です。1ヶ月あたり737円。これで日本の 050で始まる電話番号が取得でき、スマホやタブレットで日本からの電話を取れるようになります。
3ヶ月ごとに Skype アプリから、料金が自動引き落としされるサブスクリプションです。。
これで来年2020年2月の確定申告を、安心して迎えられます(笑)。
日本への一時帰省中にも、この050番号があると、とても便利です。各種手続きで電話番号を記入する際に、堂々と書き込めます。 Amazon通販で買い物する際、配達連絡の電話を受けられます。
日本やタイランド以外の第三国への旅行中も、安心。ネット環境さえあれば、日本からかかってきた電話を、どこの国ででも受けられます。
これまでは、2012年に日本を離れる際、それまで持っていたソフトバンクのガラケーを、一番安いプランでそのまま契約状態にしておきました。当時はまだ、LINE は広く普及しておらず、日本一時帰省中に使える携帯電話が欲しかったためです。
それで一年のほとんどを使っていない状態にもかかわらず、月額約2000円あまりを払い続けていました。 Skype の050番号を取得により、こちらはようやく解約できました。約1/3のコストダウンになりました。
テレビ会議に関しては、最近は全てズームZoomアプリを使うようになり、 Skype の出番はなくなりました。しかし旧来の固定電話との通話目的で、 Skype アカウントは継続して保持しておきたいと思います。