歴史上の偉人ゆかりの寺院や史跡が、成都市内にはがいくつもあり、足を運んできました。
「三人集えば文殊の知恵」で有名な、文殊様のの文殊院
杜甫を祀る杜甫草堂
こうした有名な観光名称以外にも、街の歴史と活気を感じさせる所がありました。特に、人民公園とローカル市場が良かったです。
人民公園は、地下鉄2号線人民公園駅を降りてすぐ。
都心なのに結構な広さで、起伏もあり緑豊かで、散策するのが楽しいです。朝早く行くと、お約束の太極拳や広場ダンスをやっています
樹木の選定が見事で、公園全体が立派な庭園です。いくつもの由緒ありそうな門や祠があります。見事というほかありません。蜀の都としての風格を、今に伝えています。
人民公園の南東側には、ローカル市場の汪家拐農貿菜市場あります。
活気に溢れ清潔で、日本やタイランドには見られない食材がずらりと並んでいます。野菜も肉も、やたらとサイズが大きい。通路にはゴミはほとんど落ちておらず、バエは皆無で、この清潔度なら精肉を躊躇なく買えそう。香港と同等かそれ以上です。
めっちゃ内陸だけど、水産物も豊富。揚子江は、ほぼ海扱い(笑)。四川ならではの、色鮮やかな赤唐辛子専門店まであります。
ただの市民生活の場が、私にとっては、歴史と文化の豊かさを感じさせられる立派な観光資源でした。