ソンクラーンの期間、中国へ旅行に行ってきました。重慶で3泊と成都で6泊の、計10日間の旅でした。
目的は、
1. 水かけを回避し、涼しい所へ行く(笑)。
2. 四川の地は今まで行ったことがないので、行ってみたかった。特に成都は、中国を代表するIT先進都市らしいと聞いていたので、自分の目で見てみたかった。
です。
欧米、東南アジア、日本は、私にとっては、レジャー愉しみのために訪れる地です。
一方、中国とインドは、その困難さから、修行の地と呼んでいます。(笑)
ジョムティエンに引っ越して以降の、中国とインドへの渡航歴は、以下の通りです。
2012年 バンガロール
2014年 バンガロールとコーチン
2015年 雲南省昆明
2017年 デリーとリシケシュ
2019年 重慶と成都
このほかに中華圏としては、香港・台北・シンガポール・KL、印度圏としてはネパール・スリランカを訪れています。
好きとか嫌いとかの問題ではなく、この両国は間違いなく、21世紀のこれからの世界を牽引する存在です。この両国を避けて通るのは、将来自分が貧乏になるという選択肢を、自ら積極的に選ぶに等しいと考えています。
今回の重慶と成都の訪問では多くの発見があり、行ってみて本当に良かったです。
昨日投稿したような、警備ロボットや電動路線バスが走り回る先進性だけではありません。行く先々がどこもピカピカで清潔です。
モノレールや路線バスに乗って見て回りましたが、マカオのようなピカピカの高層ビルノ街区と朽ち果てつつある旧市街のスラム地区、といった両極端なコントラストは見られませんでした。古い街区も新しい街区も概ねよく整備されていて清潔で、日本とさほど変わりません。
地下鉄網に至っては、もはや日本を凌いでいます。このわずか10年でゼロから長大な地下鉄網を作りあげたというのは、本当に驚異です。地下鉄の乗り換え通路が迷路のように曲がりくねっておらず、最短距離で幅広い通路で結ばれ、初めて訪れる外国人観光客の私にも分かりやすい構造になっています。
また4年前の昆明訪問時と比べ、Baidu百度マップの精度が格段に上がり、ストリートビューやバス到着予定待ち時間にまで対応し、グーグルマップと同等かそれ以上の使い勝手になっています。
あと、食事が美味しい。これまでは中国への旅行というと、白米ご飯が美味しくない印象がありました。
しかし今回はどこのお店で食べても、白米がそこそこ美味しい。これ重要です。
四川料理は激辛の印象がありますが、注文時に辛くしないでくださいとお願いすれば、特に問題なく美味しくいただけます。
英語の通じなさ、ネット接続の制限、SIMカード入手の困難さ、両替の困難さはあるものの、一方でぼったくりや阿鼻叫喚の場面はありませんでした。基本的な安全安心が確保されているので、快適に過ごせました。もはや修行の旅などではなく、純粋にレジャーとして楽しめました。
今後も中国へは、定期的に足を運びたいと思います。