ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

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圧巻のベルリン交響楽団バンコク公演を鑑賞

世界最高峰の交響楽団のひとつであるベルリンフィルハーモニック Berliner Philharmonker が、タイランド初お目見えし、その公演を鑑賞してきました。

 

日時: 2018年11月9日(金) 19:30

会場: マヒドン大学内 プリンスマヒドンホール  Prince Mahidol Hall

指揮: グスタボドゥダメル Gustavo Dudamel

演目: レナードバーンスタイン オーケストラのためのディヴェルティメントLeonard Bernstein: Divertimento for Orchestra

    グスタフマーラー 交響曲第5番  Gustav Mahler: Symphony No. 5

Berliner Philharmoniker

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今年6月にロンドン交響楽団 London Philharmonic Orchestra が、欧州トップレベルの楽団としては初めて、タイランド公演を行いました。今回のベルリンフィルは、それに続くものです。バンコクの地で、世界最高峰の芸術に直接触れられるようになった意義は、きわめて大きいです。

 

会場の、ロンドン響との大きな違いとしては、観客の年齢層の若さがありました。クラシック音楽ファンのタイ在住西洋人中高年の皆さんの姿はありますが、比較的少数です。ドレス姿で、白い手袋を肘まではめている、タイ富裕層の良家のお嬢様がたも目立ちません。観客の多くは、仕事帰りといった風のダークスーツ姿のタイ人ヤング仇ルド(表現が古い?)の皆さん。おそらく地元ユースオーケストラの団員と思われる、学生服やセーター服姿の生徒さんたちの姿も多かったです。

やはりこれは今回の指揮者が、30歳代のカリスマスターDudamel たからなのでしょう。

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第1部のディヴェルティメントは、20分弱の、いわばオードブル。思わず聞き手の背筋がしゃんとする、躍動感あふれる華やかなインパクトが、最初から強烈に放たれました。

 

本編のマーラー第5は、圧巻の連続でした。ごくかすかなからピアノピアニッシモから怒涛の第5章フォルテフォルティッシモまで、すべてのパートのすべてが完璧。息つく間もなく、ステージに耳と目が釘付けになります。音楽でこれほど感動できる経験は、人生そうあるものではありません。世界最高峰の実力に圧倒されました。

2時間の演奏が、あっという間に過ぎていきました。

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前から3列目ほぼ中央の席での鑑賞した。熱演の指揮者 Dudamelもコンサードマスターも間近で観れて、大迫力でした。

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公演の写真は、オフィシャルページからご覧いただけます。

https://goo.gl/Uyyqd2

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