初めて無水カレーを作ってみました。もちろんホットクックで。うんまい。
具材は、ローカル市場で買ってきた数種類の野菜とキノコ、それにビックシーエクストラで買った豚薄切り肉。水を入れない代わりに、トマトが多めです。
カレー粉も、ビックシーエクストラで調達。Waugh's印。
材料を適当に切り、重量の0.6%の塩、1.2%のカレー粉を加える。
ホットクックで初めての料理を作る際は、こんなんで大丈夫かいなと不安になります(笑)。
メニュー番号2-18 Ratatouille ラタトゥイユコースを選び、スタート。おしまい。
あらかじめ具材を油で炒める、水を加える、市販のカレールーを加える、焦げつかないよう火加減に気をつけながらつきっきりでかき混ぜるは、一切不要です。
うんまい。かなり激辛です。
カレーは飲み物です、という俗語表現があります。これはどうやら、誤りのようです。
インドカレーではなく、日本のライスカレーでもなく、ホットクックで作った無水カレーは、カテゴリー的にはフランス料理に近い気がします。野菜の煮込みラタトゥイユのカレー風味、といったところです。
野菜がクタクタではなく、ちゃんと繊維質の歯ごたえがしっかりあり、飲み物とは言い難い食感。
カレーパウダーに入っている各種スパイスは、あくまでも引き立て役で、主役は野菜自体が持つ滋味です。しかも食材は、オーガニック農法の高価なブランド野菜とかではなく、ローカル市場のお安い普通の品々。それでいて、余計な手間を加えていない、水で薄めていない、誤魔化しのない直球ストレートの、本格派の美味しさです。
カレーライスに対する概念が変わりました。
もしホットクックがインド市場で普及したら、とんでもない食の大革命が起きそうです。
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