タイ語学習者の皆さん、辞書は何をお使いですか?
私はiPad上で、Paiboon社のThaiDict という辞書アプリを使っています。
お値段24.99ドル(2,800円)の高額アプリですが、重宝しています。タイ語が流暢な英国人の友人に、このアプリのことを教えてもらいました。ほぼ毎日使っています。日本人のタイ語学習者の数は少ないので、大量の語彙と表現を網羅したタイ語⇔日本語辞書アプリは存在していないようです。なのでこちらのタイ語⇔語辞書を使っています。
例えば、バスタオルbath towel で検索すると、ผ้าเช็ดตัว paa-chet-dtuuaと表示されます。
スピーカーアイコンをタップすれば、発音を聞けます。
この辞書が優れている点は、何といっても豊富なメニューです。
メニューの中で一番よく使うのは、Find words inside です。タイ語では、短い単語をいくつもつなぎ合わせて、ひとつの長い単語を作ります。漢字がいくつもの部首を組み合わせて構成されるようなものです。
Bath towel パーチェットゥア paa-chet-dtuuaは、
Paa(cloth布) + chet(wipe拭く) + dtuua(body体)
となります。バスタオル = 体を拭く布、で意味を納得した上で覚えられます。パーチェットゥアという長い単語ただ丸暗記するより、効率が良いです。
意味を納得して覚えれば、後で応用が利きます。
例えば、パーチェットナーหน้า ผ้าเช็ดหน้า という知らない単語に出会った際、ナー หน้า は顔と言う意味だから、きっとこれはフェイスタオルもしくはハンカチのことを意味するのだろうと、想像がつきます。
入門レベルの学習の際に、便利なメニューが2つあります。
1つは、Explain spelling 声調、つまり声の上げ下げの規則説明。
拭く เช็ด chet であれば、低音子音+短母音+末子音の組み合わせなので、high tone 上げ調子になる。
もう一つは、豊富なフォント書体 See World Fonts表示です。
タイ語では、標準フォントの他に、看板用書体、新聞の見出し用書体など、多様なフォントがあり、標準フォントとは見た目が大きくかけ離れています。この辞書では、すべての単語8種類の書体で表示してくれます。なので、街中で見かけた看板がよくわからない、といった際にこのフォントを参考にすると、理解の助けになります。
オンライン辞書とは異なり、オフラインで使用するアプリなので、検索時のレスポンス表示が速く、使用時のもっさりストレスがありません。私のジョムティエン生活で、この辞書はなくてはならない必須アプリになっております。
尚、このブログで商品やサービスを紹介する際は、値段の高い安いに関係なく、私自身が本当に良いと思った品だけをご紹介しています。ステマではございませんので、どうぞご安心ください(笑)。
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