たまに泊まりがけでバンコクへ行く際は、市内トンロー地区に宿泊することが多いのですが、先日たまたまルンビニ地区で泊まる機会がありました。
友人のオススメで朝食を食べに行ったカフェレストランThe Cornerがおいしかったので、ご紹介します。
行き方:
パタヤ方面から車で行く場合は、
1 . バンコク首都高 Chalerm Maha Nakhon Expressway をRamaⅣランプで降りる。
2 . RamaⅣ通りを西へ500メートル進み、CIMB銀行の角を左折しSoi Ngam Duphliに入る。
3. 400メートル進むとIbisホテルがあるので、その角を左折しSoi Sri Bumphenに入る。
4. 400メートル進むと左手に、お店がある。
家族経営の、小さくて洗練されたカフェレストランです。交通量の多い細い通りに面しており、すべてテラス席で、扇風機がゆったりと回っています。軽いジャズがごく小音量で流されています。とてもくつろげる空間です。
朝10時くらいに行ったのですが、お店は旅行者とおぼしき西洋人の若いお客で賑わっていました。このエリアはかつてのバックパッカー向け安宿街で、今も旅行者向けの宿がいくつかあります。ここも、ゲストハウス付きレストランです。ただこの店のメニュー価格帯は、安い方ではありません。お客さんたちは、貧乏バックパッカーではなく、センスよく裕福な感じに見えます。
メニューからThe corner Breakfast 240 バーツ(850円)を2人前注文。
具だくさんのオムレツ、トースト、搾りたてのミックスフルーツジュース、フレンチプレスのコーヒー。
どの品も手抜き感が全くなく、ちょっと気の利いた形状の器に彩りよく盛られ、ボリュームもたっぷり。美味しさに大満足でした。
おいしい食事や洗練された空間もさることながら、最も惚れてしまったのは、ウェイターさんの気配りぶりでした。服装こそカジュアルなものの、立ち振る舞いがまるで五つ星ホテル内のレストランの人のようです。最初にメニューを持ってくるところから、最後お勘定のお釣りを持ってくるところまで、毎回口元に笑みを浮かべこちらに視線を合わせ、にこやかに接客します。
圧巻だと思ったのは、お客が帰った後のテーブルをセッティングする際でした。テーブル上のナプキンやランチョンマットの位置を1ミリのズレもなくきっちりと合わせるかのように、丁寧に丁寧にセッティングしていきます。椅子の位置も然りです。一切の妥協を許さない、気合のようなものが感じられました。
いつかジョムティエンにも、このレベルで洗練されたカフェレストランが出来ればなと希望します。
店名: The Corner ザ・コーナー
住所: 27/39 Soi Sri Bumphen
電話番号: 02 679 8438
最寄り駅: 地下鉄ルンピニー駅から1キロ
営業時間: 7時から23時