ジョムティエン北部ドンタンビーチの道路敷設工事について、今月12月の状況を記します。
6月に始まった工事は、9割がた終了しました。現在残っているのは、ドンタンビーチ入り口の歩道100メートルほどと、駐車場の最終整備です。地面に大きく掘られていた穴はすべて塞がれました。クリスマス年末年始の超ピークシーズン前に、工事があらかた終わって、よかったです。
ドンタンビーチ入り口。工事中ではありますが、歩行者とオートバイは、自由にアクセスできます。
先月と比べ、大きく進んだ点は4つ。
1 . ヤシの木が植えられた。
2 .駐車場が概ね完成。
3 .海水がきれいになった。
4 .喫煙所が設置された。
工事終盤で、いろいろ良くなってます。
1 . ヤシの木が植えられた。
歩道に設けられていた植樹スペースに、街路樹としてヤシの木が整然と植えられました。ドンタンビーチが生まれ変わったことを、印象づけてくれます。景観と安全性の双方が、大きく向上しました。
ヤシの木により、砂浜のビーチデッキチェア部分と、歩行者用歩道が明確に分離されました。ビーチでくつろぐ人が、歩行者に邪魔されることが避けられます。
歩道と車道の間には段差があり、歩行者はオートバイや乗用車はから保護されます。
ベビーバギーを押す親子連れや、杖をついたお年寄りが、安全に歩けます。
2 .駐車場が概ね完成。
大工事となっていた駐車場は、入り口が完成しつつあります。
駐車場の面積自体は、以前と変わっていませんが、すっきりと美しく生まれ変わります。
半分位のエリアは既に完成し、車が並んでいます。
レストラン「サンドバー」の前に、駐車場の出口が新設されました。
3 .海水がきれいになった。
10月頃は、ビーチの海水が工事により茶色く濁っていて、全く泳げない状態でした。それが、今はほぼ工事前のレベルにまで、透明度が回復しています。
4 .喫煙所が設置された。
アヴァロンAvalonホテルの前にあった六角形の建物の公衆トイレは、新たに喫煙所として生まれ変わりました。
以前、ビーチは11月から禁煙になると投稿しましたが、実際に施行されています。
写真左側の砂浜部分は禁煙、右側歩道部分は喫煙オッケーになります。
六角形の建物の各面に、新たな看板表示があります。
タイ語・英語そしてロシア語で、喫煙所の表示。ロシア語のフォントがでかい(笑)。
中国語バージョンもあります。看板の下に灰皿が設置されています。
それだけではありません。一緒に啓蒙のな看板も設置されています。
「タバコを止める18の方法」
これから禁煙するんだというう決意を持つべき。食後はタバコが欲しくなるけど、代わりにオレンジジュースやライムジュースを飲もう、などなど。
「タバコの害」 臓器別に事細かに説明。
脳の血液細胞が抑圧・破壊・凝固するなどなど。
具体的にせつせつと記述してあります。喫煙所にこの看板を据え付ける感覚が、ナイスです。 (笑)
以上です。
この道路敷設工事全般について、市当局の「これからは、ちゃんとやってこうぜ」といった意図が感じられます。ドンタンビーチが、先進国レベルの安全安心な海岸になったと言えそうです。禁煙に加え、来年2月からは禁酒にもなる模様です。
駐車場の整備が完全に終わり、落ち着きが戻ってくるのは、そう遠くはなさそうです。
2018年1月23日追記:
車道敷設工事が全て終了しました。ビーチは新しく美しく生まれ変わりました。