バンコクの西の郊外にある Mahidol マヒドン大学音楽カレッジでは、付属大ホールで毎週末に、タイ交響楽団の定期演奏会が開かれています。
先日マヒドンへ行きました。到着はお昼過ぎでした。そこでたまたま、知人がサンドイッチとクッキーの差し入れを下さいました。何やら赤い洒落た手提げ袋に入っています。
よく見ると、ERIC KAYZER エリックカイザーのロゴが入っています。ビックリ。
パリのパン屋さんカイザーが、タイに進出しているんですね。しっかりと歯ごたえのあるサンドイッチとサクサクのクッキー、どちらも美味しかったです。
東京には以前から数店舗あり、東急田園調布駅の隣のお店に、昔何度か行ったことがあります。懐かしいー。
メゾンエリックカイザーのホームページを見ると、タイには3店舗あるようです。
1号店: バンコク市内トンロー ThongLo 地区
2号店: ビーチリゾートのホアヒン。ショッピングモールBlueport内。
3号店: バンコク市内プロンポン地区 Ellsie Boutique Mall 内。ここはネット上での詳細情報無し。これから開店?
Maison Kayser - Où nous trouver
知人はトンロー店でわざわざ買ってきてくれたようです。日本人を初め外国人駐在員が多く住むトンロー地区に1号店を出したのは、正解だと思います。
ホアヒンに出店したのなら、 次は是非パタヤに来てもらいたいものですねー。
メゾンエリックカイザーがもしパタヤに開店するとしたら、在住ドイツ人コミュニティーにどれだけ受け入れられるかが、鍵になるかと思われます。
お隣のラオスやカンボジアと異なり、地元タイ人の皆さんは、日頃バケット(フランスパン)を食べる習慣はありません。パタヤはもともとドイツ人により発展してきた街で、在住者数はドイツ人がフランス人を圧倒しています。個人経営のパン屋さんはドイツ系が多く、黒くて硬くて酸っぱいパンが好まれます。
ちょっと気になったので、メゾンカイザーのホームページを見てみました。
驚いたことに、出店エリアには大きな偏りがあります。
・フランス国内では、パリ市内と地方の高級ビーチリゾートのみに、集中出店。
・自国を除く欧州には、リスボンに数店舗とロンドンに1店舗のみ。ドイツには皆無。
・海外では、中東・中南米・東アジア・東南アジアに進出。日本には、仙台から福岡まで30店舗。
・北米はニューヨークのマンハッタン区のみに集中出店。
リヤドやプノンペンには進出しているけど、ベルリンやLAには無い。どういう基準で出店しているんでしょう?ちょっと気になります。いずれにせよドイツに進出できていないという事は、パタヤへの 出店も難しいかもしれませんね。
バケットに関しては、パタヤでは旧カルフールのBic-C Extraで、ジョムティエンではThe Continental のパン屋さんで、美味しくてそこそこのお値段のが買えます。
もしエリックカイザーがパタヤに来て、さらにプレミアムなバゲットを提供くれたなら、選択肢が増えて嬉しいです。
エリックカイザー バンコクトンロー店 BYSトンロー駅徒歩11分