タイの英字紙バンコクポストの報道によると、タイのビーチでは来月11月から、喫煙が禁止されます。
タイ全土ののビーチのうち、20カ所が対象です。もちろんパタヤも入っています。ということは、パタヤ広域市の一部であるジョムティエンビーチも、対象になります。
違反者は、最高1年の懲役もしくは10万バーツ(30万円)の罰金。今月10月22日・23日にプーケットで海洋投棄に関する国際会議が予定されており、それに対するホスト国としてのアピールのようです。
今月10月より、ジョムティエンビーチではお酒が禁止されたばかりです。これで、禁酒禁煙のビーチということになります。
実際にどこまで禁酒禁煙が運用上取り締まられるのか、注意深く見守りたいと思います。もしも徹底されるのであれば、日本よりも厳しいということになります。
私自身は非喫煙者なので影響はありませんが、フランスなど喫煙大国のバカンス客の皆さんには、むろん不評でしょう。長期的には、ビーチの健全化に貢献する施策ではあるのでしょう。
ジョムティエンビーチには、名物のタバコ売りお姉さんがいます。ちょっとドスの利いた声で、「You want Marlboro?!」と売り歩いています。もしかして、あの独特の売り声が聞けなくなったら、ちょっと寂しい気がします。
タイは何でも適当ユルユルで、何をしてもオッケーオッケーという時代は、一歩ずつ確実に過去のものとなりつつあるようです。