2017年から2年半に渡り、iPhone7を使っています。
今まで気が付かなかったのですが、設定メニューのズーム機能の中に、「スマート入力モード」という項目があるのを発見しました。
設定→ 一般→ アクセシビリティ→ ズーム機能→ スマート入力モード
私は視覚障害五級相当につき、スマホ画面はそのままではほとんど読めません。なので、ズーム機能を多用して、文字を超拡大して読んでいます。
例えば、サファリブラウザでネットニュースを表示し、ズーム機能でスクリーンの一部を拡大して文章を読み取ります。
ただ、不便な点があります。
次の操作で文字入力するため、キーボードを表示させると、ズームレンズがキーボードの上にかかってしまい、タップしたい文字キーに触れません。かろうじて触れても、触った途端に、ズームレンズが画面の右上隅や左上隅に、突如ジャンプしてしまいます。
そのたびに、ズームレンズをドラッグして、入力カーソル位置まで移動させる必要があります。とても面倒くさい。
ここでスマート入力モードONにすると、スクリーン上部の2/3が全てズームレンズ枠に固定され、拡大表示となります。下1/3は拡大されない、通常のキーボード表示となります。キーボードがズームレンズに邪魔されたり、ズームレンズ枠がすっ飛んだりする不便がなくなります。
この機能が最初からあったのか、iOSバージョンアップの途中で追加されたのかは、記憶が定かではありません。iPadでは画面が大きいので、特に気になることはありませんでした。
ただこれで、視界中心部の視力が特に低い私にとっては、iPhoneの文字入力のアクセシビリティがぐっと良くなりました。助かります。
今後、スマホを買い換える際は、このスマート入力機能の有無を、確認したいと思います。