先日、果糖中毒という本の存在を知り、読んでみました。
知ったきっかけはコチラ;
果糖中毒 - 19億人が太り過ぎの世界はどのようにして生まれたのか? ロバート・H・ラスティグ著
変におどろおどろしい邦題と副題が付けられてはいますが、中身は栄養学についての真面目な本です。
人間が摂取すべき栄養について、最新医学ではどこまでわかっている、あるいはか分かっていないかが、詳細に述べられています。加工度の高い食品は腸での吸収が急速すぎるので、それを遅らせる食物繊維を多く含む食品の摂取を、推奨しています。
私自身は今までの人生において、一度も肥満になったことがなく、むしろ太れないのが悩みなくらいなのですが、それでも学ぶべきところが多かったです。
本の元の英語タイトルは、Fat Chance ぶっといチャンス、です。タイトルも副題も前向きです。
Fat Chance - Beating the Odds Against Sugar, Processed Food, Obesity, and Disease
ぶっといチャンス − 砂糖、加工食品、肥満、疾病の逆境を克服して
大変面白かったので、英語版URLを英語系の友人数名に教えてあげました。するとお返しにマレーシア人の友人が、テレビ画面のキャプチヤーと思われる画像を、送ってきました。
健康生活のための「8」のルール Rule of "8" for a healthy lifestyle
毎日8000歩歩く
夕食は夜8時までに食べる
毎日8時間眠る
毎日コップ8杯の水を飲む
腹八分目
食事には9インチ径ディナー皿の代わりに、8インチ径のデザート皿を使おう
どれも分かっちゃいるけどねー、な内容。こうして一覧にすると、標語っぽくて良いです。日々、心の隅に留めでおきたいです。
最後のお皿の径については、英語系の食生活ならではの発想で、私には目新しいです。
東アジアであればさしずめ、ご飯茶碗は一回り小さなのを使いましょう、でしょうか。