パタヤ市内 Central Festival Shopping Mall 通称センタンの地階スーパーで、S&Bとろけるハヤシのルーが入手できるようになりました。そこで、ハヤシライスを作ってみました。
材料: 角切り牛肉400g、玉ねぎ2個、人参1本、トマト小4個、刻みにんにく大さじ1、S&Bとろけるハヤシのルー1/2パック4皿分。
塩: 具材重量 x 0.6% - 3.6g
ルー1皿分の塩分か0.9g なので、4皿分 0.9g x 4 = 3.6g を差し引きます。
ホットクック自動メニュー 1-4 Vietnamese beef stew / Borscht ベトナム式ビーフシチュー/ボルシチモードで85分間。
以上で、おいしくできました。
5回目のチャレンジで、ようやくうまくできました。
1回目: 煮込まないハヤシライス作りにトライ。ホットクック手動混ぜありモード10分で、ステーキ用牛肉を使ったら、肉が靴底みたいに固くなり、失敗。
2回目: 肉を柔らかくするというパパイヤの果肉に、あらかじめステーキ肉を浸けてみた。しかしムラができて、まだ固いところと、溶けてスジになってしまったところが混在し、失敗。
3回目: 牛肉使用を諦め、豚肉で作ってみた。ハヤシではないまったく別の何かになってしまった。失敗。
4回目: 旧カルフール系の大型スーパー Bic-C Extraへ行ったら、見た目に柔らかそうな牛角切り肉が売られていたので、ゲット。大事をとって前実験として、カレー粉を入れて、ホットクックのラタトゥイユ自動モード40分で、カレーライスにしてみた。一応食べられるが、やっぱり肉はまだ少し固い。この時点で、煮込まないハヤシ作りを断念。
5回目: レシピ集の自動メニューをよーく見てみると、 Vietnamese beef stew / Borscht ベトナム式シチュー/ボルシチモード1-4 というのがあった。日本のシチューとベトナム式は何が違うのかよく分からないが、これで試してみることにした。調理時間が長く85分なので、これでいけるのではと期待。
実際、とても良い出来上がりとなった。牛肉はちゃんと柔らかくて適度な歯ごたえもあり、かつ出汁ガラにもならずに、ちょうどいい感じ。
ようやくここまで漕ぎ着くことができました。
タイの当地では、牛肉を食べる食習慣が、さほどありません。大型スーパーでも牛肉はあまり置いておらず、外国人向けスーパーであっても、置いてあるのは大抵ステーキ用肉ばかりで、あまりバリエーションがなく、肉質が固いです。
いわば牛肉料理不毛の地で、人様に出せるレベルの料理がようやく作れて、嬉しいです。
次回は赤ワインを加えてみて、味わいがどう変化するかを、見てみたいと思います。