成都からバンコクへの復路フライトは、四川航空を利用しました。中国大陸の航空会社を利用するのは初めてでしたが、なかなか良かったです。
国際線が発着する成都空港第1ターミナルは、まだできたばかりと見え、ピカピカです。国内線の多くが発着する第2ターミナルとは異なり、飲食店や土産物店はほぼ皆無ですが、コンパクトで機能的にできています。建物入口にセキュリティチェックはありますが、航空券を持たない送迎の人も建物内に入れて、便利です。
預け入れ荷物はなかったので、自動チェックイン機でチェックインしました。3台並んでいる機械のうち、2台は故障で動いていなかったのは、ご愛嬌。混んでいなかったので、残る1台で問題なくチェックインできました。しかも操作は、そばにいた係員さんがやってくれました。
もうとにかく、パンダだらけなのが微笑ましいです。
満員の乗客を乗せたフライトは、定刻通りに出発。
座席ピッチは、背の高い私がギリギリ膝を揃えて座れる程度。これなら、バンコクまでの3時間のフライトは、大丈夫です。
LCCではないので、ちゃんとした機内食が出ます。一瞬、見た目にパスタかと思いましたが、ちゃんとガッツリ四川の麺料理でした。一口食べるとめっちゃ辛くて、驚きました。でも、うんまい。旨さがか辛さに勝っているので、食べ続けられます。付け合わせのミニパック搾菜もイケる。ちゃんと完食できました。食べ応えあり。うっすらとかいた額の汗を拭きつつ、満足。ヨーグルトドリンクが付属していたので、それで口の中の収まりがつきました。
食後に何かが配られ始めました。アイスクリームかなと思ったら、違うようです。なんと、それはじゃがいもでした。8分の1カットされた茹でジャガイモです。
隣の席のお爺様が皮をむいて食べ始めたので、私も真似しました、珍しがって私が写真を撮っていたら、お爺様は不思議そうにこちらをチラ見していました(笑)。
このジャガイモは良いです。今までにない新感覚。ちゃんと暖かくて、美味しい。中国の航空会社では、これは普通のサービスなんやろか!?
指先はべとつきますが、ウェット紙おしぼりが食事と一緒に配られていたので、問題ありません。
ジャガイモひとつで、四川航空が一挙に気に入りました。
フライトはスムーズで、定刻通りにバンコク空港へ到着。ランディングから30分後には、もうジョムティエン行き高速バスに乗ることができました。無事に四川への旅、終了です。