ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

あいさつは人間関係の基本です、な成都の青年旅舎

ソンクラーンの週は、四川省の成都に滞在していました。

宿は、Booking.com ブッキングドットコムで検索して見つけた、Xishu Garden Inn シィシゥガーデンイン というホテルにしました。市中心部の人民公園の近くで、星4.5の高評価。1泊228元(3800円)で、お手頃そう。

 

ネット予約完了の1時間後、ホテルから直接、案内メールが来ました。内容を見てびっくり。ホテルの中国語名表記が

「西部青年旅舎」

となっています。なんとバックパッカー向け宿です!

予約の際、全然気が付きませんでした。ホテルの写真で、西洋人客で賑やかそうな朝食会場と思われる場面があったのですが、大して気にも留めていませんでした。でも改めて見ると、確かにバックパッカー宿らしい雰囲気です。Xishu は、西部の中国語表記でした。

バックパッカー宿のダブルルーム個室を、私は予約していたのでした。

 

名称:  成都西部青年旅舎 Chengdu Xishu Garden Inn シィシゥガーデンイン 

住所:  成都青年区 東城根南街19号附5号

電話:  18180844828

最寄駅: 地下鉄2号線人民公園駅徒歩8分、天府広場駅徒歩10分

シィシゥ ガーデン イン(成都市)– 2019年 最新料金

 

今更この歳でユースホステルに泊まるなんてねぇ、とは思ったのですが、もう予約はしてしまったし、そのまま宿泊することにしました。

現地に到着しすると、フロントの受付係がにこやかに迎えてくれました。流暢な英語でです。これにはびっくりしましたが、西洋人バックパッカー宿であれば、当たり前と言えば当たり前になります。このフロントで英語が通じることが、どんなに大きなメリットであるかを、滞在中何度も感じることになりました。

 

お部屋の清潔度は、二重丸。ベーシックな作りではありますが、広さも機能性も十分。バックパッカー向け宿なので、大きな設備投資は当然していないながらも、快適度を上げるための経営努力が十分に伺えます。

窓からは、伝統的な古い建物と、公園の緑と、遠くの高層ビル群が見え、眺めが良いです。しかも大通りに近いのに、静か。都心過ぎて、食べ物屋さんなんかには却って困るかなと思ったら、全然そんなことはありませんでした。

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フロントでは、両替はどこでできるか、SIMカードはどこで買えるか、フットマッサージ店は近くにあるか、朝食でお粥を食べられる店は近くにあるか、といった質問に的確に答えてもらえ、大変助かりました。その前に泊まった重慶のホテルでは、英語が全く一言も通じなかったので、余計にありがたみがありました。

 

フロント係も、お掃除やスタッフの人も、顔が会うたびににこやかに挨拶をしてくれます。

フロントには常時三名くらい従業員がいて、どの人も流暢な英語を話します。オハヨウゴザイマス、コンニチワ、と日本語で話しかけてくれたりもします。

私が前を通る度に挨拶だけでなく、両替は無事できましたか、SIMカードは買えましたか、といった気遣いの声掛けをしてくれます。

あいさつは人間関係の基本です。その基本が、この宿でばちゃんと出来ています。素晴らしい。おかげで、快適な滞在となりました。

 

1泊4000円未満で、完璧に英語が通じる成都市内の宿は、もしかしたらここくらいかもしれません。若者だけでなく、年配の西洋人旅行者の姿も、多く見られました。

同じ宿泊料金なら、英語がまったく通じない一般ホテルの方が、客室のグレードはずっと上かと思います。数日間の滞在なら、最初の1泊か2泊を青年旅舎にして、基本情報を集めて街に馴染み、その後に一般のホテルへ移って、よりディープな中国を体験するのも、面白そうです。