ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

久しぶりの仏料理店オボンクワン訪問は、やはり満足のいくひと時

プラタムナク Pratumnak Soi5とSoi6の間にある隠れ家仏料理店 Au Bon Coin オボンクワンへ行ってきました。

理由は無いのですが、なぜかここしばらくは行く機会がなく、約2年ぶりくらいの訪問でした。一見するとあばら屋のような外観も、カントリー調のシックな内装も、以前のままで変わりありません。

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 BGMには英語の曲が流れ、渡されたメニューは英語のみの表記でした。今回は米国人の友人と一緒で、英語で会話していたので、英語のメニューだっただけなのかもしれません。

フランス色が薄まったのかなと思っていたら、お料理の方は全くそんなことはありませんでした。

 

前菜: Lamb Sweetbread ラムスイートブレッドに、Avocado Crabアボカドクラブサラダ

メイン:  Veal Andalou 子牛のアンダルシア風

デザート:  Creme brulee rhubarb ルバーブクレームブリュレに、Profiteroles プロフテロル

 

いずれも絶品でした。ついこの間、イタリア料理店でオッソブーコを食べてきたばかりなのですが、今回は同じ骨付き肉でも、子牛のアンダルシア風は全く趣が違いました。豪快に骨から肉をそぎ落としながら、スパイシーかつ濃厚な味わいを堪能できました。付け合わせのマッシュポテト一つとっても、丁寧な仕事ぶりがうかがえました。

 

この店で私がもっともお気に入りとしているのは、5時間煮込んだラム肉 5 hours Lamb なのですが、今回は敢えて避けて、見慣れないアンダルシア風を試してみて、良かったです。

 

料理代がひとり1,000バーツ(3400円)を超えるクラスの当地のレストランでは、このお店が最もコスパが良いので、気に入っています。久しぶりの訪問でしたが、変わらぬ満足度を与えてくれました。

 

「パリの有名星付きレストラン○○○で修行したシェフが腕を振るう」「フランスから毎週空輸する極上の食材を使用」といった種類のお店ではありません。その類の高級店なら、バンコクや東京へ行けばいくらでもあります。当地の古い建物を使い、当地で入手可能な食材で、当地在住フランス人コミュニティーの舌とお財布を満足させる料理を創り出しています。そんな地元密着スタイルが、気に入っています。

 

 

 

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