ヒデヨのジョムティェンビーチ便り

バンコクの南東150km、パタヤの南5kmに位置するJomtien Beachでロングステイしています

日常の中の非日常 オアシススパはリュクスな癒しの空間

バンコク在住もしくは在住経験のあるお友達をジョムティエンビーチへ案内するのは、楽しいものです。

バンコク都民の方がどういった視点で当時を面白がってくれるかが、地元の住民の感覚とは若干異なっているからです。そしてて、当地を案内する立場の私が、教えられることもままあります。

 

先日、バンコクから日本人女性の友人が、ウチに立ち寄ってくれました。「ジョムティエンの Oasis Spa オアシススパって知ってる?  行ってみたいんだけど、ここから近い?」と聞かれたので、「いや、知らない。何それ??」と返事したら、驚かれました。

 

チェンマイに本店がある高級スパで、タイ各地にチェーン展開しており、パタヤではジョムティエンに店舗を出しているそうです。バンコクの日本語フリーペーパーには毎号広告が出ていて、在タイ邦人女性の間では、知らない人はいないほどの有名店なんだそうです。

 

関心がないとは恐ろしいことです。いや、すんません、本当に何も知らないんです(笑)。

お店のグーグルマップ位置情報を見せてもらうと、スワンナプーム空港行きバスターミナルのすぐ近くです。建物でいいうと、わずか2棟お隣。へー、こんなところに。

お店のホームページを見てみると、日本語対応になっています。リュクスな超高級スパのようです。

 

店名: The Oasis Spa

住所: Thappraya Road 332番地  マンションChatear Daleシヤトーデールの手前左手。

営業時間: 10時から22時

電話: 038-115888

goo.gl

 

さまざまなスパメニューがありますが、2時間でおおよそ4000バーツから5000バーツ! 町なかの一般のタイ式マッサージ店と比べると、10倍の価額です。タイ人向け格安アパートの家賃一か月分です。5000バーツと言えば、日本円で17,000円ですよ。ひゃーー。

友人女性は、早速そのスパにネットを予約を入れました。一体どんなところなのか、俄然興味が湧いたので、入口まで一緒について行くのについていきました。

 

お店までは自転車でも行けるくらいの距離なのですが、無料送迎がつくということなので、来てもらうことにしました。予約時刻ぴったりに、ワゴン型のピカピカのタクシーが、迎えに来てくれました。

スパの入り口は、表通りからは100メートル位入ったところにありました。どうりで今まで、全くその存在に気づかなかった訳です。

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ここは隠れ家スパになってます。表通りの Thappraya Road からだと、印度レストラン Indian by Nature 脇の道路を、入っていきます。スパの看板が出ています。

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Thabali Condominium タバリコンドというマンションの中庭に、付属スイミングプールとオアシススパが設えられています。スパ建物の周囲にはぐるりと巧みに緑の植栽があり、マンション建物が表通りからの防音壁になっていて、閑静で隔絶された空間となっています。

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この構造であれば、通りがかりのお客がふらりと入ることはなく、完全予約制の隠れ家施設になります。

 

スパ建物の中に1歩入ると、そこは別世界。全てがゆったりとエレガントに設えられています。最初に冷たいおしぼりと冷たいハーブティーが供されます。お茶には氷が浮かんでいるのですが、その氷もハーブティーを凍らせたものです。細部にまで完璧な心配りがなされています。

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Tok Sen トクセンという珍しいマッサージメニューを、友人は選びました。小さなプラスチックハンマーで、全身のツボを流れに沿って、順次叩いて刺激していくものです。極上の90分間だったとのこと。

 

男性客は極めて少ないとは思われますが、それでも男性更衣室は立派な設備で、スチームサウナとローマ式浴槽までありました。どこまでも完璧です。

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こんな日常の中の非日常空間があったとは、いやー、まったくもって足元暗しでした。

当地でも、五つ星ホテルのロイヤルクリフ Royal Cliff 辺りに行けば、豪華スパは体験できます。しかし、日常の行動半径の中で、こんな隠れた癒しの場の選択肢があるというのは、嬉しい発見でした。

工夫すればジョムティエンビーチでは、いくらでも滞在費を安く上げることは、可能です。しかし、たまにはこうしたスパを利用し、自分へのご褒美もしくは大切な女性へのプレゼントとするのも、良さそうです。