LCC格安航空会社を使って日本へ一時帰省する場合にはたいてい、成田空港到着となります。
到着しまず必要となるのが、スマホのSIMカード。空港でも買えるのですが、行列が長かったりべらぼうな値段だったりするので、私は空港を出てから買うことにしています。
東京シャトルの1000円バスに乗り、東京駅八重洲口で下車します。バスの中では無料WiFiが使えるので、この段階ではまだSIMカードはなくても大丈夫。
バスを降りた所から東京駅に行くまでのわずかな間に、ヤマダ電機LABIがあります。一階のレジのすぐ近くにSIMカードが売られています。そこで1.5GB容量のSIMカードを2000円で購入します。
ヤマダ電機に限らず、なぜか日本ではSIMカードを購入しても、店員さんがその場でカードの入れ替え交換作業とメニュー設定作業をしてくれません。お上からのお達しなのか、禁止されているようです。日本は謎の国です。なんと買ったSIMカードをお客が自分で開封し、自分で交換しないとといけないのです。
でも、ヤマダ電機のこのお店なら、レジの脇にお客が使ってよい小さなテーブルと椅子があります。お願いしてそこを使わせてもらって、十分間ほどかけて、自分でSIMカードを入れ替え、詳細な個人情報と暗証番号を入力し、SIMカードをアクティベートできます。
大きなスーツケースを引きずり、なぜ自分は今ここで、こんなチマチマした作業をしているのだろうなどと、考えてはいけません。これも、日本というワンダーランドに入らせていただくための、修行でございます。
特に私はヤマダ電機のファンというわけではありませんが、空港から東京の拠点までの動線上で、SIMカードが買えるのがここだけなので、そうしています。コンビニや携帯電話端末販売店でSIMカードが買えないという点でも、日本は謎の国です。